魔方陣講義第7回 直交する種についての考察
目次 自分自身の転置行列は直交するか? 自分自身との転置との合成よってできた魔方陣 4方陣の特殊種の個数 5方陣の場合はどうか? 5方陣の完成
自分自身の転置行列は直交するか? 種を転置すると 1 2 3 3 1 2 00 13 21 32 31 22 10 03 12 01 33 20 23 30 02 11 種を転置すると (0,0),(0,1),(0,2),(0,3),(1,0),(1,1),(1,2),(1,3),(2,0),(2,1),(2,2),(2,3),(3,0),(3,1),(3,2),(3,3)すべての格子点が埋まっている。 よって、自分自身の転置は直交する種である。
自分自身との転置との合成よってできた魔方陣 00 13 21 32 31 22 10 03 12 01 33 20 23 30 02 11 1 8 10 15 14 11 5 4 7 2 16 9 12 13 3 6
4方陣の特殊種の個数 4!=24種類とその転置で48種類
5方陣の場合はどうか? 1 2 3 4 3 1 4 2
1 2 3 4 3 1 4 2 00 13 21 34 42 31 44 02 10 23 12 20 33 41 04 43 01 14 22 30 24 32 40 03 11
00 13 21 34 42 31 44 02 10 23 12 20 33 41 04 43 01 14 22 30 24 32 40 03 11 1 9 12 20 23 17 25 3 6 14 8 11 19 22 5 24 2 10 13 16 15 18 21 4 7
5方陣の完成 この例においては確かに特殊種の転置行列は、自分自身と直交していた。 では一般的に、特殊種は転置行列と直交すると結論してよいだろうか?
続く