Microsoft® Access® 2010 トレーニング [トレーナー向けコメント: このコースは、Access 2010 の初心者向けに使用方法を解説するシリーズの 4 番目のコースです。 ダウンロード可能な他の Access トレーニング プレゼンテーションを参照するには、「Office 2010 トレーニングをダウンロードする」ページ (http://office.microsoft.com/ja-jp/powerpoint-help/download-office-2010-training-HA101901726.aspx) を参照してください。 このテンプレートをカスタマイズする際の詳細なヘルプについては、最後のスライドを参照してください。 また、一部のスライドのノート ウィンドウには、追加のレッスン テキストが用意されています。] 新しいデータベースのクエリを作成する
コースの内容 概要: クエリは不可欠 レッスン: 7 つのセクション 演習のヒント テスト クイック リファレンス カード 新しいデータベースのクエリを作成する
概要: クエリは不可欠 このコースでは、Access データベースに対する クエリの作成方法を学習します。 どのようなデー タベースでも、クエリは不可欠です。 クエリは、 データベースから有意な情報を抽出してビジネ ス上の重要な問いに答えるための手段です。 このコースは、Access 2010 の初心者向けに 使用方法を解説するシリーズの 4 番目のコー スです。 新しいデータベースのクエリを作成する
コースの目標 クエリ デザイナーを使用して、単一のテーブルからデータ を返す選択クエリを作成する。 クエリ デザイナーを使用して、単一のテーブルからデータ を返す選択クエリを作成する。 パラメーターを入力させてそのパラメーターに適合する結 果を返す選択クエリを作成する。 クエリ内で数式を使用して合計を計算する。 クエリ ウィザードを使用して、2 つのテーブルからのデータ を返す選択クエリを作成する。 式を使用して複数のフィールドを連結する。 新しいデータベースのクエリを作成する
データから答えを得る 新しい資産管理データベースが完成に近づいてきました。 テーブル、リレーションシップ、およびデータは既にあるので、次の手順はクエリの構築です。 クエリを使用すると、重要な問いに対する回答が得られるだけでなく、フォームとレポートの作成が容易になります。 選択クエリを構成する要素 新しいデータベースのクエリを作成する
データから答えを得る ここでは、選択クエリを作成します。 選択クエリは、データを取得して処理し、結果をデータシートに表示するコンポーネントです。 たとえば、コンピューターの修理が必要になったときに連絡する相手を知りたい場合は、担当者の名前と電話番号を抽出するクエリを作成します。 選択クエリを構成する要素 新しいデータベースのクエリを作成する
データから答えを得る それを示しているのがこの図です。 このクエリでは、最初のテーブルから資産データを取得し、2 番目のテーブルから技術者の名前を取得し、ユーザーにわかりやすい形で結果を表示します。 初めに、クエリを構成する各部分について説明します。 選択クエリを構成する要素 新しいデータベースのクエリを作成する
選択クエリの作成の基本 Access で選択クエリを作成する主な方法は 2 つあります。クエリ デザイナーとクエリ ウィザードです。 どちらのツールを使用する場合も、選択クエリを作成するには共通の手順を実行します。 クエリ作成の基本プロセス 新しいデータベースのクエリを作成する
選択クエリの作成の基本 クエリ作成の基本プロセス 初めに、クエリのレコード ソー スを選択します。 レコード ソースとは、1 つ以上のテー ブルまたは 1 つ以上のクエリ、 またはこの 2 つの組み合わ せです。 この図では、1 つの テーブルがクエリ デザイナー で開かれています。 レコード ソースから、クエリに 使用するフィールドを選択し ます。 この図ではフィールド がクエリ デザイナーに表示さ れていますが、クエリ ウィザー ドでも同じことができます。 クエリ作成の基本プロセス 新しいデータベースのクエリを作成する
選択クエリの作成の基本 クエリ作成の基本プロセス 必要に応じて、並べ替え、 フィルター処理、またはその 他の抽出条件をクエリに追 加します。 たとえば、この図 に示したクエリ条件を使用す ると、返されるのは 2010 年 5 月 1 日より後に購入 された資産のデータのみとな ります。 クエリの実行前に ユーザーに入力を求めるよう に条件を作成することもでき ます。これについては、この コースで後ほど説明します。 クエリ作成の基本プロセス 必要としているデータだけが返されるようになるまで、クエリのフィールドの追加や削除、あるいは抽出条件の変更を行います。 この作業が完了すると、クエリを実務に使用できるようになります。 次に進みましょう。 フィールドおよび抽出条件の 追加が完了したら、クエリを 実行して、結果が正しいかど うかを確認します。 新しいデータベースのクエリを作成する
クエリの結果を使用する方法 選択クエリを実行すると、結果はデータシートに表示されます。 この結果はレコード セットと呼ばれ、データシートと同様に操作することができます。 たとえば、データの追加や変更が可能であり、変更内容は、クエリのレコード ソースであるテーブルに書き込まれます。 レポートのデータ ソースとしてのクエリ 新しいデータベースのクエリを作成する
クエリの結果を使用する方法 レコード セットのデータは、フォームやレポート、あるいは他のクエリで使用することもできます。 たとえば、交換が必要なコンピューターに関するレポートが必要な場合は、そのような条件のデータを返すクエリを作成しておくと、レポートを短時間で作成できます。 図はこのことを示しています。 このクエリは、資産のレコードのうち、廃棄対象となっているものだけを返します。 レポートのデータ ソースとしてのクエリ 新しいデータベースのクエリを作成する
クエリの結果を使用する方法 このシリーズの最後の 2 つのコースで、クエリをデータ ソースとして使用するフォームとレポートの作成方法を説明します。 ここで覚えておいてほしいのは、テーブルとは異なり、レコード セットはデータベース内に物理的には存在しないということです。 代わりに、クエリが保存されており、クエリが実行されるとレコード セットが表示されます。 レポートのデータ ソースとしてのクエリ では、クエリを作成しましょう。 最初は、クエリ デザイナーを使用します。 新しいデータベースのクエリを作成する
単一のレコード ソースに対するクエリを実行する クエリ デザイナーでは、選択クエリに関する、ほぼあらゆる制御が可能です。 また、単一のテーブルをレコード ソースとして使用するクエリを簡単に作成できます。 この種のクエリを使用すると、たとえば、資産とその購入日の一覧を作成するのが容易になります。 クエリ デザイナーを使用する 新しいデータベースのクエリを作成する
単一のレコード ソースに対するクエリを実行する 手順は次のとおりです。 [作成] タブの [クエリ] グ ループの [クエリ デザイン] を クリックします。 クエリ デザイ ナーが起動して [テーブルの 表示] ダイアログ ボックスが 表示されます。 リボンに [デ ザイン] タブも表示されます。 このダイアログ ボックスで、レ コード ソースを選択します。 テーブルとクエリを組み合わ せることもでき、選択した内 容がクエリ デザイナーの上の セクションに表示されます。 クエリ デザイナーを使用する 新しいデータベースのクエリを作成する
単一のレコード ソースに対するクエリを実行する レコード ソースのフィールドの うち、レコード セットつまり結 果に表示するものをダブルク リックします。 選択内容がク エリ デザイナーの下のセク ションに表示されます。 フィールドの追加が終了した ら、[デザイン] タブをクリック し、[結果] グループの [実 行] をクリックします。 レコード セットがデータシートとして表示されます。 クエリ デザイナーを使用する 新しいデータベースのクエリを作成する
クエリで入力を求める 前のセクションで作成したタイプのクエリでは、大量のデータが返されることがあります。 クエリで返されるデータを絞り込むための一般的な方法の 1 つが、パラメーターです。 パラメーターを指定すると、クエリの実行前に入力を求める画面が表示されます。つまり、一種のフィルターをクエリに組み込むようなものです。 クエリで条件を使用する たとえば、特定の期間内のレコードのみを表示するには、パラメーターを追加してクエリの実行時に開始日と終了日を入力させます。 クエリから返されるレコードは、この 2 つの日付の間にあるものだけとなります。 新しいデータベースのクエリを作成する
クエリで入力を求める クエリの中でパラメーターを使用する方法は次のとおりです。 クエリで条件を使用する クエリをデザイン ビューで開き、 フィルターを設定するフィール ドの [抽出条件] 行にパラ メーターを入力します。 たと えば、図に示したような条件 を使用できます。 クエリを実行すると、条件の うち開始日を入力する画面 が表示され、次に終了日の 入力画面が表示され、これ らの日付の間のレコードだけ が返されます。 クエリで条件を使用する 複雑な条件を指定することもできます。そのような条件を使用する方法については、クイック リファレンス カード (コースの最後にリンクがあります) を参照してください。 新しいデータベースのクエリを作成する
クエリで数式を使用する クエリ内の選択条件を変更するもう 1 つの一般的な方法は、関数を追加することです。 たとえば、昨年購入したオフィス家具の金額が会社全体でどれだけかを知りたい場合は、クエリに集計関数を追加すると、合計が結果に表示されます。 クエリの中で関数を使用する 新しいデータベースのクエリを作成する
クエリで数式を使用する クエリの中で関数を使用する クエリをデザイン ビューで開き ます。 [デザイン] タブの [表示/非 表示] グループの [集計] を クリックします。 クエリ デザイ ナーに [集計] 行が表示さ れます。 関数を使用するフィールドの [集計] 行をクリックし、リスト から関数を選択します。 クエリを実行すると、計算結 果も表示されます。 クエリの中で関数を使用する 次は、複数のテーブルを使用する選択クエリの作成方法を説明します。 新しいデータベースのクエリを作成する
複数のレコード ソースに対してクエリを実行する 複数のテーブルや他のクエリを、新しいクエリのレコード ソースとして使用することができます。 実務では、クエリのレコード ソースが 1 つだけのことより、複数であることの方がはるかに多くなります。 複数ソースのクエリを使用すると、どの資産をどこから購入したかといった情報を得ることができます。 クエリ ウィザードを使用して複数ソース クエリを作成する クエリ ウィザードを使用すると、Access の操作にまだ慣れていないような場合でも、複数ソース クエリを簡単に作成できます。 メモ: レコード ソース内のテーブルには、リレーションシップが設定されている必要があります。 たとえば、従業員の名前をあるソースから抽出し、従業員が使用している資産を別のソースから抽出するには、これらのテーブルが関連付けられている必要があります。 レコード ソース内のテーブルが関連付けられていない場合は、クエリの結果として各テーブルからのすべてのデータが返されますが、このような結果はあまり有用であるとはいえません。 新しいデータベースのクエリを作成する
複数のレコード ソースに対してクエリを実行する [作成] タブの [クエリ] グ ループの [クエリ ウィザード] をクリックします。 ウィザードを最後まで実行し ます。 このウィザードの中で、 レコード ソースとして使用する テーブルとフィールドを選択し、 新しいクエリにわかりやすい 名前を付けます。名前の中 でスペースは使用しないでく ださい。 クエリ ウィザードを使用して複数ソース クエリを作成する 新しいデータベースのクエリを作成する
演習のヒント 単一のテーブルから選択クエリを作成する。 入力を求めるクエリを作成する (クエリにパラメーターを追加する)。 集計フィールドをクエリに追加する。 集計フィールドの書式を設定する。 複数のテーブルからクエリを作成する。 式を使用してフィールドを連結する。 [トレーナー向けコメント: Access 2010 がコンピューターにインストールされていれば、スライド内のリンクをクリックしてオンライン演習にアクセスできます。 演習では、画面に表示される手順を見ながら、これらの各タスクを Access 2010 で実行できます。 重要: Access 2010 をお持ちでない場合は、演習の指示を受けることはできません。] オンライン演習 (Access 2010 が必要) 新しいデータベースのクエリを作成する
テスト問題 1 クエリを作成するときに最初に選択するのは何ですか。 (答えを 1 つ 選んでください。) レコード ソース。 クエリを作成するときに最初に選択するのは何ですか。 (答えを 1 つ 選んでください。) レコード ソース。 システム テーブル。 レコード セット。 新しいデータベースのクエリを作成する
テスト問題 1 正解: クエリを作成するときに最初に選択するのは何ですか。 レコード ソース。 レコード ソースは、テーブルとクエリの組み合わせでもかまいません。 新しいデータベースのクエリを作成する
テスト問題 2 クエリで抽出条件を使用するのは、次のどの場合ですか。 (答えを 1 つ選んでください。) データに適切な書式を設定する。 クエリで抽出条件を使用するのは、次のどの場合ですか。 (答えを 1 つ選んでください。) データに適切な書式を設定する。 数式をテーブルに追加する。 クエリの実行結果に対して並べ替え、フィルター処理、またはその 他の絞り込みを適用する。 新しいデータベースのクエリを作成する
テスト問題 2 正解: クエリで抽出条件を使用するのは、次のどの場合ですか。 クエリの実行結果に対して並べ替え、フィルター処理、またはその 他の絞り込みを適用する。 抽出条件を利用すると、さまざまな処理を実行できます。 たとえば、 指定の市に居住し、かつ誕生日が指定の期間内にある人のレコード を検索することができます。 新しいデータベースのクエリを作成する
テスト問題 3 複数のテーブルをレコード ソースとして使用するには、テーブルがどの ような状態であることが必要ですか。(答えを 1 つ選んでください。) データシート ビューで開かれている。 リレーションシップが設定されている。 他のクエリのレコード ソースとして使用されていない。 新しいデータベースのクエリを作成する
テスト問題 3 正解: 複数のテーブルをレコード ソースとして使用するには、テーブルがどの ような状態であることが必要ですか。 複数のテーブルをレコード ソースとして使用するには、テーブルがどの ような状態であることが必要ですか。 正解: リレーションシップが設定されている。 テーブルにリレーションシップが設定されていない場合は、クエリの結果 として各テーブルのすべてのデータが返されますが、このような結果は ほとんどの場合、あまり意味がありません。 新しいデータベースのクエリを作成する
テスト問題 4 式とは何でしょうか。(答えを 1 つ選んでください。) 1 つまたは複数のデータベース テーブルに格納されている数式。 日付のみを計算する数式。 計算やデータ検証などを実行できるオブジェクト。 新しいデータベースのクエリを作成する
テスト問題 4 正解: 式とは何でしょうか。 計算やデータ検証などを実行できるオブジェクト。 このコースでは、式を使用する方法をいくつか紹介しました。 クイック リファレンス カード (コースの最後にリンクがあります) には、さらに詳し い説明があります。 新しいデータベースのクエリを作成する
テスト問題 5 このコースでは、クエリについて知っておく必要があることをすべて学習 した。 (答えを 1 つ選んでください。) このコースでは、クエリについて知っておく必要があることをすべて学習 した。 (答えを 1 つ選んでください。) この文章は正しい。 この文章は間違っている。 新しいデータベースのクエリを作成する
テスト問題 5 正解: このコースでは、クエリについて知っておく必要があることをすべて学習 した。 この文章は間違っている。 このコースでは、クエリについて知っておく必要があることをすべて学習 した。 正解: この文章は間違っている。 クイック リファレンス カード (次のスライドにリンクがあります) に、さらに 詳しい情報が記載されています。 ぜひ参照してください。 新しいデータベースのクエリを作成する
クイック リファレンス カード このコースで説明したタスクのまとめについては、クイック リファレンス カードを参照してください。 このコースで説明したタスクのまとめについては、クイック リファレンス カードを参照してください。 新しいデータベースのクエリを作成する
このテンプレートの使い方 このテンプレートの使い方 この Microsoft PowerPoint® テンプレートに収録されているトレーニング コンテンツは、Microsoft Access® 2010 データベースのクエリを作成する方法に関するものです。 この内容は、Office.com のトレーニング コース「新しいデータベースのクエリを作成する」に基づいています。 スライドのレイアウト: 各スライドにはカスタム レイアウトがあります。 カスタム レイアウトを新しいスライドに適用するには、スライドのサムネイルを右クリックし、[レイアウト] をポイントし、レイアウト ギャラリーからレイアウトをクリックします。 レイアウトを変更するには、マスター ビューを開き、そのビューの中で特定のマスター レイアウトを変更します。 レイアウトのタイトルを確認するには、そのサムネイルをポイントします。 アニメーション: カスタムのアニメーション効果は、プレゼンテーション全体に適用されます。 たとえば、[フロートイン] ([フロート アップ] オプションまたは [フロート ダウン] オプション)、[フェード]、[ズーム] があります。 アニメーション効果を変更するには、[アニメーション] タブをクリックして、[アニメーションの追加] ギャラリーおよび [開始のタイミング] オプションを使用します。 [効果] オプションでは、効果を選択できます。複数のアニメーションを操作するには、[アニメーション] タブのアニメーション ウィンドウをクリックします。 画面切り替え: 画面切り替えの 1 つである [扉] が、スライド ショーの各セクションを強調するために使用されています。 これが適用されているのは、「コースの内容」スライド、「レッスン」スライド、および最初のテスト スライドです。 オンライン コースへのハイパーリンク: テンプレートには、このトレーニング コースのオンライン版へのリンクが含まれています。 各リンクをクリックすると、レッスンの演習セクションやコースで公開されているクイック リファレンス カードにアクセスできます。 注意: 実践用演習セッションを表示するには、Access 2010 がインストールされている必要があります。 Access 2010 をお持ちでない場合は、演習の指示を受けることはできません。 ヘッダーとフッター: テンプレートには、コースのタイトルを示すフッターがあります。 日付やスライド番号などをフッターとして追加するには、[挿入] タブをクリックし、[ヘッダーとフッター] をクリックします。 ノート ウィンドウを参照するか、ノート ページ全体を表示して ([表示] タブ、[ノート])、このテンプレートに関する詳細なヘルプを参照してください。