講義内容 班編成 4人程度の班を作り,班ごとに化学に関係するテーマを自分たちで決める.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
情報科指導法Ⅰ 第 15 回 模擬授業と総括. 自由利用マーク 文化庁 2003 年~ プライバシーマーク.
Advertisements

身の回りの IT 情報科教育法 後期 10 回 2004/12/18 太田 剛. 目次 1. 最終提出の確認 2. ルータの説明 ( 先週の続き ) 3. 身の回りの IT 1/8 の授業は情報科教員の試験対策です。
< 3 日目内容> 班分けとテーマの確認 HP 更新内容の確認 課題 4 ~ 6 について ( i-sys ) 今後のスケジュール 原発の是非について討論 プレゼンテーション方法論の講義 ネタ探し,班討論.
< 3 日目内容> 出席点呼 班分けとテーマの確認 HP 更新内容の確認 課題 3 ~ 5 の説明 ( i-sys ) 今後のスケジュール プレゼンテーション方法論の講義 ネタ探し,班討論.
基礎セミナーA あなたが起業すると考えよう
研修のめあて 授業記録、授業評価等に役立てるためのICT活用について理解し、ディジタルカメラ又はビデオカメラのデータ整理の方法について研修します。 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム.
コンピュータ プレゼンテーション.
化学プレゼンテーション 1日目資料 担当: 高原 周一
平成19年度 「長崎県国語力向上プラン」 地区別研修会
化学プレゼンテーション 1日目資料 担当: 高原 周一
Assumption high-school
富山大学教育学部 附属教育実践総合センター 助教授 小川 亮
総合学科における全員履修科目としての「情報」の取り組み -教科情報必修化にさきがけて-
後期グループ課題: アンケート作成と実施結果報告
国際政治経済特殊研究Ⅷ  飯野光浩 プレゼン 総括.
国際政治経済特殊研究Ⅷ 飯野光浩 ガイダンス.
<5日目内容> 今後のスケジュール HP更新内容の確認 課題の確認 (i-sys) 前回のプレゼンへの質問について
身近なエコ活動と地域資源を 活かした環境教育
<4日目内容> 今後のスケジュール HP更新内容の確認 課題の確認 (i-sys) 発表準備・予行演習の進め方について
前期総合(CMを作ろう) 情報科教育法 13 回目 2005/7/9 太田 剛.
 授業を設計する(その4) 情報科教育法 後期5回 2004/11/6 太田 剛.
高専周辺の「匂い」の原因は何? グループ18 代表者 三間宏崇 発表者 山腰昌弥 、塚田廉太郎 操作者 島崎優斗
化学工学会インターンシップ成果報告 平成24年度 氏名 四宮 一平 所属 徳島大学大学院 学科 学年 先端技術科学教育部
ICT活用指導力向上研修会 ~児童生徒の情報活用能力を高める指導方法~
経済情報処理ガイダンス 神奈川大学 経済学部.
子どもたちが発達段階に応じて獲得することが望ましい事柄
コンピュータリテラシ (1) 学習目標(到達目標) ・計算機実習室を正しく利用できる。 ・文書作成ソフトの利用方法を学び、報告作成が
14回. まとめ 情報のまとめかた DBの利用 情報検索の留意点 情報検索と情報収集 68 基礎知識の必要性 68
大阪大学歯学部附属病院 口腔総合診療部 玉川裕夫
経済情報処理ガイダンス 神奈川大学 経済学部.
<4日目内容> 今後のスケジュール HP更新内容の確認 課題の確認 (i-sys) 高原のプレゼン 2回目
科学・工作ボランティア入門 本日(2・3回目)の予定
情報教育の位置づけ 目標 年度の重点 情報化社会の創造に進んで参画できる主体的な子供の育成
経済情報処理ガイダンス 神奈川大学 経済学部.
<3日目内容> 出席点呼 班分けとテーマの確認 HP更新内容の確認 課題3~5の説明 (i-sys) 今後のスケジュール
<4日目内容> 今後のスケジュール HP更新内容の確認 課題の確認 (i-sys) 発表準備・予行演習の進め方について
ルーブリックの作成について 教務委員会ver
経済情報処理ガイダンス 神奈川大学 経済学部.
情報科教育法 課題4 「情報科学習指導案」 2003/07/09 千葉佑介 野田誠遼平井亮自
仮説実験授業 板倉聖宣氏が1963年に提唱した授業方法. 教師が質問(こんな実験をしたらどうなるか?) 主題の明確化. ↓
化学・生命科学科(学部・大学院) 就職関連 情報(2012年卒対象)
シミュレーション論 Ⅱ 第15回 まとめ.
序章 第1節 社会と情報 1 現代社会の特徴 2 情報の重要性
新エネルギーシステム (New Energy System)
卒論の書き方: 参考文献について 2017年9月27日 小尻智子.
地球温暖化防止に必要なものは何か E 石井 啓貴.
初回授業オリエンテーション 理科(生物) 大野 智久.
課題研究ルーブリック評価の 活用マニュアル 平成30年1月10日 愛媛大学高大接続推進委員会 「課題研究」評価ワーキンググループ
<4日目内容> 今後のスケジュール HP更新内容の確認 課題の確認 (i-sys) 発表準備・予行演習の進め方について
日本の高校における英語の授業は 英語がベストか?
Microsoft PowerPoint 2001 Netscape Communicator Fetch 3.03
コンクリート構造学及び演習  ガイダンス コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
情報処理基礎A・B 坂口利裕 横浜市立大学・商学部
<4日目内容> 今後のスケジュール HP更新内容の確認 掲示板の開設 原発についての討論 2回目 プレゼンテーション方法論の講義
化学プレゼンテーション 1日目資料 担当: 高原 周一
経済情報処理ガイダンス 神奈川大学 経済学部.
人を幸せにするアプリケーションの開発 2004年度春学期 大岩研究プロジェクト2 2004年4月8日(木) 発表:武田林太郎.
講義ガイダンス 「宇宙の物質循環を理解するために使われる物理・化学・数学」
情報教育論 最終課題 「授業計画書の作成」 2001.1.22
松山大学学生意識調査 ~一般基礎演習と経済基礎演習は必要なのか~
教育学概論 第一回オリエンテーション.
生きる力を育む国語教育 説明的文章の読解を通して 鹿沼市立南摩中学校                 坂井清貴.
設計工学 内容 目的 ★もの作りのための設計 ★実際の現場で役立つ設計 ★機械設計や機械作りの楽しさを知る。 ★工学的な理屈を考える。
コースのタイトル 教師の名前 | コース メンバー.
新入社員トレーニング 発表者名 発表日 このテンプレートは、トレーニング資料をグループ設定で紹介するための開始ファイルとして使用できます。
情報処理技法(リテラシ)II 第1回:オリエンテーション 産業技術大学院大学 情報アーキテクチャ専攻 助教  柴田 淳司 パソコンの基本操作.
50年後の未来を予測する -新技術の普及過程モデリング-
コンピュータ プレゼンテーション.
・ガイダンス ・地盤の生成 ・土の材料としての特性
情報基礎Ⅰ 情報セキュリティの部 共通認証IDの使い方
Presentation transcript:

講義内容 班編成 4人程度の班を作り,班ごとに化学に関係するテーマを自分たちで決める. 化学プレゼンテーション 1日目資料 講義内容 班編成 4人程度の班を作り,班ごとに化学に関係するテーマを自分たちで決める. 読書感想文 各人は情報収集のために最低1冊は本を読む.その本の要約・感想をレポートとして提出する. 長い本を班内で分担して読む場合は,読書感想文の提出形態を高原と相談する. 発表 班ごとに情報収集し,成果を液晶プロジェクター+パワーポイントを用いて発表する. 発表に使ったパワーポイントのファイルおよび発表原稿を提出する.

評価は出席状況,班ごとの発表(受講生による評価を含む),個人の提出するレポートによって行う. 化学プレゼンテーション 1日目資料 注:  発表の際に撮影するビデオとすべての提出物はホームページ等で公開することがある.個人レポートの公開は匿名で行う.提出物等の公開について,不都合のあるものは申し出ること. 評価は出席状況,班ごとの発表(受講生による評価を含む),個人の提出するレポートによって行う. → 発表例のビデオ上映

授業の目標 プレゼンテーションを通じて様々な能力を身につける テーマ設定力(問題発見能力) 調査力(データへのアクセス能力) 化学プレゼンテーション 1日目資料 授業の目標 プレゼンテーションを通じて様々な能力を身につける テーマ設定力(問題発見能力) 調査力(データへのアクセス能力) 理解力(要約力) 批判力 ディスカッション力 構成力 プレゼンテーション力 質問力 文章表現力 コンピュータ(ワープロソフト,パワーポイントなど)の操作能力 これらの力は社会に出たとき必要とされる.就職試験にも直結. 受動的な学習からの脱却 自ら調べ,仲間と議論し深めるという能動的な学びを.

化学プレゼンテーション 1日目資料 本を読む習慣をつける 「本を読まない人間に高等教育をしても...」 授業で教えることのできるのはほんの一部. ひとつの事柄でも多面的な説明を知って初めて本当に理解できる. 国語力はすべての能力の基礎である. 様々な能力をはぐくむ上でも読書は有効. 科学系の読み物を読む効用. インターネットとの比較. 本は情報量が多く,質の高さもある程度期待できる インターネットは情報検索が容易である. せめて1ヵ月に1冊は「まともな本」を読もう!

知識・視野を広げる 化学(科学)の知識を広げる. 化学(科学)をもっと好きになる. 化学プレゼンテーション 1日目資料 知識・視野を広げる 化学(科学)の知識を広げる. 化学(科学)をもっと好きになる. 科学的態度について考えを深める.   「発掘!あるある大辞典」を反面教師とせよ! 社会に目を向ける. 自分の将来を考える.

テーマ(主題)選定について テーマの範囲 化学に関係するテーマであれば何でもよい. 化学プレゼンテーション 1日目資料 テーマ(主題)選定について テーマの範囲 化学に関係するテーマであれば何でもよい. 化学と関係の薄い自然科学一般(数学,情報,技術,科学教育科学史など)に関するテーマでも許容する場合がある(該当するテーマを希望する場合は高原に相談すること). 昨年度までのテーマと同様のテーマは避ける(やりたい場合は高原に相談すること).

昨年度までのテーマ 2006年度のテーマ: 接着剤 ,ガン(PET) ,老化 ,花火 ,炭素の同素体 ,農薬 , 化学プレゼンテーション 1日目資料 昨年度までのテーマ 2006年度のテーマ:  接着剤 ,ガン(PET) ,老化 ,花火 ,炭素の同素体 ,農薬 , 健康ブーム ,ゲルマニウム ,焼け止め ,水質 ,旭川 ,温泉 , コエンザイムQ10 ,天然ガス 2005年度のテーマ:  オゾン層の破壊,酸性雨,環境ホルモン,食品添加物, マイナスイオン,化学兵器,入浴剤,燃焼の基礎知識, 超臨界流体 2004年度のテーマ:  シックハウス症候群,花粉症,ダイオキシン, 電磁波の人体への影響,地球温暖化,メタンハイドレート, 遺伝子組み換え食品,解熱鎮痛剤,アルツハイマー,麻薬, 血液型

テーマ選定に関する注意点 プレゼンテーションにおいてはテーマの選定が一番大切. 化学プレゼンテーション 1日目資料 テーマ選定に関する注意点 プレゼンテーションにおいてはテーマの選定が一番大切. 同じような問題意識を持つ者どうしで班を編成することが望ましい. どうしても発表したいテーマが見つかるまで探し続けよ. 発信したいメッセージを明確にもつ.メッセージを一文であらわしてみる. テーマをできるだけ一つに絞る.テーマはある程度具体的なものがよい. 聴衆がどういう人で何を期待しているか把握する. 今回の授業では同学年の人が面白がればよい. 主張が科学的であるかどうかを吟味すること. テーマによっては,学内外で取材(研究室,企業訪問)することも視野に入れる. 自分の将来の夢に直接関係するテーマを選ぶのもよい(「企業での薬品開発」など).

お勧めテーマ ◎ 身近な製品の中の化学: 自動車,携帯電話,液晶ディスプレイ,電池 化学プレゼンテーション 1日目資料 お勧めテーマ ◎ 身近な製品の中の化学:  自動車,携帯電話,液晶ディスプレイ,電池 ◎ 身近な現象の中の化学:  料理の化学(ゆで卵,ゼリーなど),錆の化学 ◎ 論争があるテーマ:  内分泌撹乱物質(環境ホルモン),  CO2による地球温暖化  ダイオキシン,電磁波の人体への影響 ◎ 安全性の評価:  化学物質の安全性はどのように判断されるべきか? ◎ ニセ科学?:  怪しい健康食品,怪しい浄水器,「水からの伝言」

その他のテーマ例 エネルギー関連技術: 燃料電池,太陽光発電,キャパシタ,ヒートポンプ 化学プレゼンテーション 1日目資料 その他のテーマ例 エネルギー関連技術: 燃料電池,太陽光発電,キャパシタ,ヒートポンプ 材料: 伝導性高分子,生分解性プラスチック,光触媒,ナノテク材料 環境・安全問題: アスベスト,ナノテク材料,放射線 生命科学:  酵素,視覚のしくみ,嗅覚のしくみ,薬が効くしくみ,老化 天文・地球科学:   元素の起源,海の水が塩辛い理由,鉱物資源の起源,年代測定 測定装置:   質量分析,赤外分光,NMR,X線回折,原子吸光分析(装置見学可) 科学教育:   若者の理科離れ,理科教育実践の具体例(高校教員等の紹介可?)

スケジュール 1日目(4月13日) ガイダンス 2日目(4月20日) 班分け,テーマ調整・決定, プレゼンテーション方法論講義(情報収集) 化学プレゼンテーション 1日目資料 スケジュール 1日目(4月13日)  ガイダンス 2日目(4月20日)  班分け,テーマ調整・決定,              プレゼンテーション方法論講義(情報収集) 3日目(4月27日)  プレゼンテーション方法論講義(内容と構成) 4日目(5月11日)  プレゼンテーション方法論講義(プレゼン技術) 5日目(5月18日) 予行演習準備 6日目(5月25日)  予行演習準備 7日目(6月1日)  予行演習(1) 8日目(6月 8日)  予行演習(2) 9日目(6月 15日)  予行演習(3) 10日目(6月22日) 予行演習(4) 11日目(6月29日) 発表会準備 12日目(7月6日) 発表会準備 補講 7月7日(土) 発表会,10144教室,9:00~13:00 (場所・時間は変更される可能性あり) 13日目(7月13日),14日目(7月20日) 休講 定期試験は行わない

注意事項など 本講義は発表準備,課題提出等のために講義時間外での作業時間が多い. グループで課題に取り組むので,途中で脱落しないように. 化学プレゼンテーション 1日目資料 注意事項など 本講義は発表準備,課題提出等のために講義時間外での作業時間が多い. グループで課題に取り組むので,途中で脱落しないように. 課題提出は課題提出システムを用いてネット上で行う. 時々この授業のホームページを見ること. http://www.chem.ous.ac.jp/~takahara/presen/ 質問があれば13号館3Fの高原の研究室まで.もしくは下記までメールを. takahara@chem.ous.ac.jp