色素増感太陽電池におけるフィルム 電極の2.45GHzマイクロ波焼成

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福井工業大学 工学部 環境生命化学科 城田 教授 田中 教授 原 准教授 梅田 助手
各種鏡面材料の640GHz帯 サブミリ波反射特性の測定
物理Ⅰの確認 電波(電磁波)は 電流の流れる向きと大きさが絶えず変化するときに発生 ・電場と磁場の方向は直角に交わっている(直交している)
市民とともに学ぶ色素増感太陽電池 川村康文,田山朋子,兒玉明典 Journal of the Japan Institute of Energy(2012) 東京理科大学 川村研究室 石黒 貴裕.
第6回 制動放射 東京大学教養学部前期課程 2012年冬学期 宇宙科学II 松原英雄(JAXA宇宙研)
素粒子実験に用いるガス検出器の原理と動作
本時の目標 エネルギーを有効に活用するにはエネルギー変換効率を髙める必要があることを知る。
本時の目標 電気エネルギーの変換のしくみを理解し、適切な利用方法が選択できる。
液体との接触系 ナノメディシン課題解決実習.
鉛蓄電池 /13.
固体電解コンデンサの耐電圧と漏れ電流 -アノード酸化皮膜の表面欠陥とカソード材料の接触界面-
電界(電場)は 1C に 働く力.
第14章 その他の燒結材料 14.1電気接点材料 要求される性質: 放電アークによる消耗および物質移動を防止すること 電気伝導性が大きいこと 接触抵抗が低いこと 変形に耐えること 適する材料:複合合金 電気伝導性はAg、Cu 骨格:高融点材料(W、Mo) Cu系:(20〜50)%Cu-W、(35〜65)%Cu-WC.
塩化銅(Ⅱ)CuCl2水溶液の電気分解 (1)陰極で銅が析出 陰極:還元反応 Cu2+ + 2e- → Cu (2)陽極で塩素が発生 陽極:酸化反応 2Cl- → Cl2 + 2e-
電池の化学 電池とは化学反応によってエネルギーを 直接に(直流)電力に変換する装置 どんな化学反応か? 酸化還元反応 電流が 流れる 電流が
パルス放電による水中の難分解性化学物質分解におけるバックグラウンドガスの影響
パルス放電による水中の難分解性化学物質分解
前回の内容 結晶工学特論 第5回目 Braggの式とLaue関数 実格子と逆格子 回折(結晶による波の散乱) Ewald球
ボルタ電池 (-)Zn|H2SO4aq|Cu(+)
●電極での化学変化 電子が移動するから 電子が移動するから 電流が流れる! 電流が流れる! 水素原子が 2個結びつく
Thanks to Klaus Lips, Prof. Thomas Moore
微粒子合成化学・講義 村松淳司
色素増感太陽電池を作って 発電実験をしてみよう ーSPPでの授業実践を通してー
弱電離気体プラズマの解析 (LIX) 分散配置クラスタ型針電極を用いた コロナ放電リアクタによるベンゼン分解
コロナ放電による揮発性有機物の分解 ○吉澤 宣幸 佐藤 孝紀 伊藤 秀範 田頭 博昭(室蘭工業大学) 下妻 光夫(北海道大学)
ミリ波照射による生体試料の変性の研究 寺中正人  土井昭孚  立川敏明 香川大学医学部医学科 
弱電離気体プラズマの解析(XLIX) 交流コロナ放電によるベンゼンの分解
Micro Pixel Chamberにおける 電子ドリフトおよびガス増幅の シミュレーション
静電気学会のプラズマ研究と 学会連携への期待
4.給電線と整合回路 給電線:送信機とアンテナ,アンテナと受信機を結ぶ伝送線路 4.1 各種伝送線路
誘電性とは? 電場をかけても電気は流れず、                 +電極側に負電荷粒子が、                   -電極側には正電荷粒子が移動(分極)する現象            (荷電粒子は移動するだけであり、電気は流れない) 誘電性には                            電場を取り去っても分極が保持される場合と、      電場を取り去ると分極が消滅する場合の                            二通りがある  
揮発性有機合成物の分解装置におけるマイクロ波の吸収メカニズム
一般財団法人 VCCI 協会 教育研修専門委員会
弱電離気体プラズマの解析(LXXIV) 大気圧コロナ放電によるベンゼン、トルエン およびキシレン分解
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平成30年7月7日 平成30年度 宇都宮大学教員免許状更新講習  【中学校理科の実験講習】 ボルタ電池、備長炭電池.
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目次 電磁工学講座 超伝導工学分野 (牟田研究室) 超伝導発電機の設計と電力システム特性に関する研究 超伝導パワーデバイスに関する研究
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色素増感太陽電池を作って発電実験をしてみよう ーSPPでの授業実践を通してー 川村 康文 「遺伝 2005年11月号」掲載
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平成15年度情報システム工学序論 Inside of the Black Box 電子レンジ
コロナ放電によるベンゼンの分解 ○吉澤 宣幸 林 押忍 佐藤 孝紀 伊藤 秀範 田頭 博昭(室蘭工業大学) 下妻 光夫(北海道大学)
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色素増感太陽電池におけるフィルム 電極の2.45GHzマイクロ波焼成 2017/3/14 2005年4月2日 電気化学会第72回大会(熊本大学工学部) 色素増感太陽電池におけるフィルム  電極の2.45GHzマイクロ波焼成 東北大学 多元物質科学研究所            内田 聡

■酸化チタン多孔膜の焼成 2.45GHz調理用電子レンジ 28GHz電磁波加熱焼結炉 1kW機:〜65,000円 2017/3/14 ■酸化チタン多孔膜の焼成 2.45GHz調理用電子レンジ 28GHz電磁波加熱焼結炉 1kW機:〜65,000円 10kW機:30,000,000円 3kW機:75,000,000円

使用機材 TOSHIBA 快速シェフ ER-A30S1 オーブングリルレンジ 従来機 500W 本機 500W 2017/3/14 使用機材 TOSHIBA 快速シェフ ER-A30S1 オーブングリルレンジ 発売日: 2001/06/16(生産終了品) ■新開発「ワイドパワーインバータ」搭載 ■ 1000W〜100Wの連続出力を実現  出力切替:1000W・600W・500W・200W・100W 1 KW 従来機 500W 時間 本機 500W 500W 時間

導電性ガラスを電子レンジで加熱すると、、、 2017/3/14 導電性ガラスを電子レンジで加熱すると、、、

導電性ガラスを電子レンジで 加熱すると、、、 2017/3/14 導電性ガラスを電子レンジで 加熱すると、、、

導電性フィルムを電子レンジで加熱すると、、、 2017/3/14 導電性フィルムを電子レンジで加熱すると、、、

2017/3/14 マイクロ波照射後の表面観察 ×40 ITO / PET film Quartz (t=5) before after

放電防止対策と結果 プラズマ放電 コロナ放電 アーク放電 バリア放電 ■試料面をガラス板で遮蔽→着火 ■真空下でマイクロ波照射→着火 2017/3/14 放電防止対策と結果 ■試料面をガラス板で遮蔽→着火 ■真空下でマイクロ波照射→着火 プラズマ放電 コロナ放電 アーク放電 バリア放電

沿面放電?(Surface Discharge) 2017/3/14 沿面放電?(Surface Discharge) ■物質の表面を伝って電流が流れる形態の放電現象  (1) 物質表面上を電子がホッピングしながら伝播する過程  (2) 空気や物質表面と衝突して二次電子を放出する過程  (3) 帯電した空気が電極に移動する過程等が同時に進行    する総合的なプロセス 50 ns Surface Flashover Voltage 30 kV/cm

沿面距離の計算式 - g ■フラッシュオーバー電圧V[V] Kb=73.6 (正極性インパルス) or 74.25 (負極性インパルス) 2017/3/14 沿面距離の計算式 g ■フラッシュオーバー電圧V[V]  Kb=73.6 (正極性インパルス)   or 74.25 (負極性インパルス)  C =固有容量 [F/m2]  g=ギャップ長 [m] - + ■固有容量C[F/m2]  ε=誘電率 [-]  a=誘電体の厚さ [m]

沿面距離の計算例 ■沿面距離を増してもフラッシュオーバー電圧は あまり上昇しない ■V=1 kV と仮定すると、10 cm 以内に金属板が 2017/3/14 沿面距離の計算例 フラッシュオーバー電圧 / kV 沿面距離 / m ■沿面距離を増してもフラッシュオーバー電圧は  あまり上昇しない ■V=1 kV と仮定すると、10 cm 以内に金属板が  あれば放電を防止できる

2017/3/14 放電防止材の検討 【ポイント】 ・金属板を下に敷く(導電面を向かい合わせる) ・マイクロ波は電極裏側より照射

各種金属板を敷設時の FTO ガラスの昇温特性 2017/3/14 各種金属板を敷設時の FTO ガラスの昇温特性

2017/3/14 放電防止材の検討 発泡 Ni 10 mm

2017/3/14 放電防止材の効果

2017/3/14 加熱プロファイル

2017/3/14 焼成電極の光電変換特性

まとめ ■発泡ニッケルシートによる放電防止 対策で、電子レンジによる酸化チタン 電極の焼成を実現した 2017/3/14 まとめ ■発泡ニッケルシートによる放電防止  対策で、電子レンジによる酸化チタン  電極の焼成を実現した ■実用条件は PET/ITO フィルムで  0.5kW, 4min → 175℃に相当 ------------------------------------------------------------- VOC/V JSC/mA·cm-2 FF/- η/% Microwave oven, 1 kW, 2 min 0.823 2.29 0.70 1.33 Microwave oven, 1 kW, 4 min 0.793 2.59 0.71 1.45 Microwave oven, 0.5 kW, 2 min 0.811 1.38 0.51 0.56 Microwave oven, 0.5 kW, 4 min 0.778 2.84 0.66 1.45 Electric furnace, 100°C 25h 0.784 1.44 0.65 0.72

2017/3/14 御静聴ありがとうございました 謝辞