◎近隣居室所帯 ◎購買業者 ◎地域関連―地域交流 ◎その他のステイクホルダー ソーシャルワーク実践に向けての検証 ( 1 ) ケアハウス清水苑会報 “うるおい” 平成23年12月1日 第127号 編集・発行 ケアハウス 清水苑 福井県福井市大森町第7号1番地 TEL (0776) 98 - 5790 FAX (0776) 98 - 5780 http://www.shimizuーen.info Eーmail:info@shimizuーen.info 題字は 池田信子 さん ソーシャルワーク実践に向けての検証 ★清水苑が設立されて13年が経ちました。まずは、内部からの高齢者支援に力を入れてきました。これからは、外部への地域支援にも取組んで行きたいと思い、現状とこれからについて検証してみました。 ★ソーシャルワーク…清水苑における合意、理解(スタンダード)による社会福祉実践 ★ソーシャルワーカー…ソーシャルワークに取り組み且つ関与する人々 ソーシャルワーク=社会福祉実践=生活支援と地域貢献 ◎近隣居室所帯 ◎購買業者 清水苑内では出来ない機能を外部にお願いしております。清水苑にはなくてはならない存在です。 入居者に関する情報を関わる事業者すべてが情報交換をしながら本人も一緒にカンファレンスを実施する。=暮らしやすい環境 QOLを高めつつ、入居者の意向を取り入れ、更には家族も含めた支援、自己決定を元にプランを作成する。=ケアプラン・リビングプラン ・整体師(阿部整骨院、宇野整骨院など) ・薬剤師(松崎薬局など) ・医療機関(清水診療所など) ・その他業者(パン販売など) 自立生活の支援=うるおいキーパー 健康生活に向けての呼びかけ=新生活運動 閉じこもり防止=クラブ・の充実 その人らしい生活の持続=個別リビングプランの追及 自助の確立 医療連携、ADL・QOL向上、薬剤の適切管理 など 近隣者との助け合い ・緊急時の協力⇒コール或いはコール支援 ・突発事件出来、災害時の協力⇒避難誘導の協力など 本人 ケアハウスでのターミナルケアの実現=終の棲家として 地域の方々 地域の方々 日常生活 医療機関 その他関係者 家 族 家 族 ケアマネ ヘルパー 《連帯イメージ図》 ケアプラン ⇔ リビングプラン ⇔ 医療プラン 施設 スタッフ ◎地域関連―地域交流 ◎その他のステイクホルダー 寺社、公民館、区会、学校、保育園 など… 高齢者が孤立することなく、自立した生活が送れるように=安否確認 また、不審者発見=防犯 地域にあったサービスの開発=配食サービス、栄養管理 <地域を歩き、地域の実情や問題を体感する。 清水苑行事・クラブのさらなる充実・継続・参加の輪清水苑活動の周知 福祉活動に興味を持ち、地域住民の福祉への意識を高めていく 清水苑の行事への協力=地域住民のボランティア 清水苑行事への参加(納涼祭) 地域行事への参加(運動会、敬老会など) 広報紙の地域配付=情報公開 差別のない地域へ=心のバリアフリー実現 ノーマライゼーション社会(地域) 注:一般的に… ★ソーシャルワーク…社会福祉の専門的援助技術の一つです。社会的に支援を必要とする人とその環境に働きかけを行ったり、不安や困りごとに対しての支援(ソーシャルワーク)生活上の問題について、適切な社会資源を提供し利用することで、社会参加を支援しています。 ★ソーシャルワーカー…病気、障害、高齢、経済的理由など、社会生活に対して問題を抱えた人たちに対して、様々な福祉サービスの場での相談・援助を通して、共に問題解決を目指す専門職のことです。
食事アンケート(H23.11.14) 皆様への問いかけ 施設長の呟き #29 HAPPY BIRTHDAY 12月の行事 はじめまして ( 2 ) ケアハウス清水苑会報 “うるおい” 平成23年12月1日 9.不満なことについて お聞きします 献立 (バランス) 味付け 環境 2 9 10.その他の意見 ・奥の座席は嫌 ・照明が嫌い ・味付けが薄い ・漬物を刻んで欲しい。 ・ご飯の硬さが一定でない。 (一般的に硬い) ・味噌汁は味噌の味がしない。 ・全体的に味が薄い。 食事アンケート(H23.11.14) 60人中46人実施 良い 悪い 無回答 1.ご飯の加減はどうですか 36 8 2 2.おかゆの加減はどうですか 15 29 3.みそ汁の味付けはどうですか 42 4.おかずの味付けはどうですか 7 3 5.行事食の回数はどうですか 41 1 6.選択メニューはどうですか 5 7.現在の食事はどうですか 39 4 8.お楽しみランチで取り上げて欲しいメニューがあったらお書き下さい。 焼きそば、すき焼き③ 【栄養士のコメント】 アンケートの結果を見て、全体的には食事に対して満足していただいている様に思われますが、個別に対応を望む意見があることが分かりました。また、味付けが薄いとの意見に対しては、まだまだ研究が必要であると強く思いました。個人の好みに合わていくことは難しいですが、今後も職員が協力し合い、行事食や選択メニュー、メニューの検討会などに真摯に取り組み、『美味しい健康食-残食ゼロ』を目指して行きたいと思います。 第47回 皆様への問いかけ 施設長の呟き #29 シリーズ 【生活の場は?】 某ディサービスの責任者からケアマネに電話がよくかかってくるそうです。例えば、「Aさんはここが生活の場と思っており、苑に帰ってからパニックにならないかが心配。」や「Bさんは今日のディでは食事を全く食べなかった。いつもと大きく異なる。」などです。ケアマネからは「ディで大げさに、脅かすように言われた」と、報告があります。 ケアマネに報告をするのは当然必要な事だと思いますが、それだけで良いのでしょうか? 実際に生活をしているのは、ケアマネがいる事業所ではなく、清水苑です。ケアマネを通しての報告と、直接の報告ではどうしてもケアマネの考えや思いが入ってしまいます。(そのケアマネはもちろん聞いたままを報告して下さっていますが…。) 清水苑は以前よりディサービスやヘルパー事業所に『ちょっとした気づきや変化も清水苑に報告してほしい。』と、伝えてあります。それにも拘わらず、その責任者はケアマネだけに報告していました。その事を、そのディサービスに伝えると、「そんな事は出来ない。無駄である。」とまで、言われました。清水苑へ報告はしなくても良いのでしょうか? 清水苑ではケアプランよりも、リビングプランを重視しています。実際に共に生活をしているスタッフだからこそ、ちょっとした気づきを大切にしたいのです。良い生活支援を行う事が清水苑の役割なのです。 (H.Y) 【ソーシャルワークとは何であるか?】 前回の呟き#28では、ソーシャルワーク=社会福祉の実践であると明快に答えた。 そして、社会福祉の実践=生活支援と地域貢献であると回答した。 <ソーシャルワーク=専門職=社会福祉士>とくくってみても何等無意味であろう。 要は地域の福祉施設がどのように活動してるか。つまり、私たちにあっては地域における清水苑そのもののあり様であります。 そしてしばらく、自助からはじまって共助推進、そして今月は互助にはどう取り組むかが月間のテーマとしました。 スタッフはどう答えてくれるのでしょうか。 我々、実践者にあっては信頼できる社会基盤を支持して行きたいのであって、必ずしもソーシャルサンクションといった鎧が必要な分けではないのです。 HAPPY BIRTHDAY 12月の行事 はじめまして ◎懇談会(1日) ◎家族懇談会(3日) ◎鍋会(12日・22日) ◎外食デー(6日) ◎クリスマス会(22日) ◎喫茶(9日・30日) ◎誕生会(14日) ◎大掃除(30日) ☆端なよ子さん 大正14年12月28日 ☆森下フミ子さん 昭和2年12年21日 ☆渡辺田鶴子さん 大正12年12月4日 山内君江と申します。 大野市から参りました。 どうぞ皆さん、宜しくお願い致します。