きれいな空気と安全な水 A きれいな空気とは 頭痛・気分が悪くなる 空気のよごれと二酸化炭素・・・よごれの目やす(0.1%以上) A きれいな空気とは 空気のよごれと二酸化炭素・・・よごれの目やす(0.1%以上) 長時間、狭い部屋にたくさんの人 温度の上昇 二酸化炭素の増加 頭痛・気分が悪くなる 酸素の減少
有害な一酸化炭素 発生源・・・ものの不完全燃焼(車の排出ガス・たばこの煙) 血液中のヘモグロビン 一酸化炭素中毒 結合 一酸化炭素 細胞への酸素供給の妨害 症状 頭痛・めまい・吐き気・けいれん・失神・死亡 一酸化炭素の許容濃度・・・室内 10ppm(0.001%) 作業場 50ppm(0.005%) 二酸化炭素・一酸化炭素は検知管で測定
換 気 汚れた空気 新鮮な空気と入れ替える =換気 自然換気・・・窓の開閉、建物の隙間 換 気 人工換気・・・換気扇、エアコンディショナー
B 私たちの健康と水の利用 水の役目 健康を保つ大切なはたらき 体内で栄養分を運ぶ、不要なものを体外へ出す 飲み物 食べ物 人の体は B 私たちの健康と水の利用 水の役目 健康を保つ大切なはたらき 体内で栄養分を運ぶ、不要なものを体外へ出す 飲み物 食べ物 人の体は 体重の約60%が水分 汗・し尿・呼気など 補給 排出 10%以上失うと脱水症状、20%を越えて失うと死亡 家庭用水 家庭での調理・洗濯・入浴・洗面・便所の水洗 産業用水 学校、病院などの公共施設、農業、工業など
安全な水の確保 飲料水の条件 水道法によって、水質基準が定められている 水道水 上水道の普及率 飲料水に 浄水場で浄化殺菌されて家庭へ 簡易水道を含め約96% 飲料水の条件 水道法によって、水質基準が定められている 有害物質 飲料水に 混合 中毒・感染症の原因になる 微生物
A 廃棄物の種類 再利用 可燃ごみ ごみの種類と量 生ごみ 一般ごみ 不燃ごみ ごみ(紙くず,残菜) 生活廃棄物 粗大ごみ A 廃棄物の種類 再利用 可燃ごみ ごみの種類と量 生ごみ 一般ごみ 不燃ごみ ごみ(紙くず,残菜) 生活廃棄物 粗大ごみ 生活排水(入浴・洗濯・調理時の汚水) し尿 廃棄物 産業廃棄物 工場・建築工場現場・企業 人口の増加→生活廃棄物の増加 産業の発達→産業廃棄物の増加
B 廃棄物の処理(1) 施設用地・埋め立て地確保の問題 有害物質の問題 水銀、塩素ガス、ダイオキシン B 廃棄物の処理(1) 施設用地・埋め立て地確保の問題 有害物質の問題 水銀、塩素ガス、ダイオキシン ごみの回収や再利用を生産者に義務づける法律 循環型社会形成維持基本法・家電リサイクル法 地球に優しい生活スタイルの柱(4R) ①Refuse・・・不使用 ものを使わない ②Reduse・・・発生抑制 ごみを減らす ③Reuse・・・再利用 製品を繰り返し使う ④Recycle・・・再資源化 製品を再利用する
B 廃棄物の処理(2) し尿の処理 台所・風呂の水 下水 処理場 下水道のある地域 下水道 河川 し尿 河川や湖の汚染 赤潮の原因 B 廃棄物の処理(2) し尿の処理 台所・風呂の水 下水 処理場 下水道のある地域 下水道 河川 し尿 河川や湖の汚染 赤潮の原因 台所・風呂の水 河川 下水道のない地域 浄化槽 くみとり し尿 処理施設 河川 海洋投入
環境汚染物質の健康への影響と対策 環境汚染物質 自然の浄化作用 浄化の限界 動物・植物による消化・同化 自然環境の汚染 微生物による分解 健康や生活への影響 大気中・海水中での拡散 環境汚染の人への影響 工場排水・生活排水の中の有害物質 水俣病・イタイイタイ病 自動車の排出ガス・工場の煤煙 公 害 気管支炎・ぜん息・光化学スモッグ・酸性雨
A 日常生活でのけがとその予防 けがのおこり方 安全な行動 いくつかの原因が重なり合って発生 (例)学校生活 人側の原因 A 日常生活でのけがとその予防 けがのおこり方 いくつかの原因が重なり合って発生 (例)学校生活 人側の原因 廊下を走る・階段でふざける 環境側の原因 壁の釘・暗い階段・床の滑りすぎ 安全な行動 校内生活 決まりを守る、余裕のある落ち着いた行動 運動や スポーツ時 からだの調子を確認する、施設・用具の点検
安全な環境 学校での安全点検 家庭での安全点検 校舎内(教室・廊下・階段など) 設備点検 体育館・校庭の施設 階段の滑り止め 家具の転倒防止策 ガス器具や電気器具の点検 医薬品や灯油などの危険物の保管状態の確認
B 交通事故のようすと原因 交通事故のようす 1970年 16,765人 交通事故死者数のピーク 交通安全対策基本法制定 1980年 B 交通事故のようすと原因 交通事故のようす 1970年 16,765人 交通事故死者数のピーク 交通安全対策基本法制定 1980年 このころから再び上昇傾向 第2次交通戦争 1999年 9,006人 1993年頃から減少続く
交通事故死の原因 全体 1位 自動車乗車中 2位 歩行中 3位 自転車乗用中 中学生 1位 自転車乗用中 高校生 1位 オートバイ乗車中 交通事故の被害 被害者・加害者とも多大な負担と悲しみ
交通事故の原因 人側の原因 ① 心身面 睡眠不足、いらいらなどの心の不安定さ ② 行動面 とび出し、車の直前・直後の横断 ③ 服装面 運転者からみえにくい服装 環境側の原因 ① 道路状況・安全施設 幅の狭い道路、信号機のない交差点 ② 気象条件 霧や雨で前方が見えにくい 雪や雨で滑りやすい ③ 車の整備状況 ブレーキ不良、ライトの不備
C 交通事故を防ぐには わたしたちにできること 人側の安全対策 心身の安定や安全な行動で事故防止に努める ① C 交通事故を防ぐには わたしたちにできること 人側の安全対策 心身の安定や安全な行動で事故防止に努める ① 睡眠不足やいらいらをなくし、心身の状態を整える ② 自分の行動特性を知って事故防止をにつとめる ③ 交通規則を守る・・・交通信号や道路標識など ④ 交通安全の意識を高める
わたしたちのまわりの交通安全対策 環境側の安全対策 ① 交通安全施設などの整備 横断歩道 歩道橋 ガードレール 音の出る信号機 点字ブロック歩道 ② 交通規制の実施 通行禁止 駐車禁止 速度規制 一方通行 コミュニティゾーン バリアフリー化 ③ 自動車の安全性の確保 シートベルト チャイルドシート エアバッグ 車検の義務化
D 自然災害にそなえて 自然災害による被害 地震 噴火 台風 大雨 津波 予期しにくい、大きな被害をもたらす 阪神・淡路大震災 D 自然災害にそなえて 自然災害による被害 地震 噴火 台風 大雨 津波 予期しにくい、大きな被害をもたらす 阪神・淡路大震災 マグニチュード7.2 冬の早朝に発生 家屋やビルの倒壊 道路の破損 死者・・・6,400人以上 負傷者・・・43,000人以上 二次災害 火災 津波 地割れ 土砂崩れ
自然災害によるけがの防止 日常生活への影響 交通機関のまひ 停電 断水 ガスの停止 電話の不通 被災者に深い心の傷を残す ① 発生したとき 落ち着いた行動 身の安全を第一 的確な状況判断 すばやい行動 ② 発生後 安全な避難 身の安全の確保 感染症予防(水、食物などに注意) ③ 日頃からの心得 危機意識の定着 家具の倒壊防止策 家族との連絡方法の確認
応急手当の手順 応急手当とは 応急手当のねらい 人工呼吸 けが人・急病人 心臓マッサージ 一時的な手当 医師の治療 止血など 応急手当 ① 症状の悪化を防ぐ ② 苦痛や不安を和らげる ③ 回復を早め、生命を守る
応急手当の手順 傷病者の発見 観察・確認 手当 通報 周囲の安全 安全な場所へ移動 ある 大出血 止血 協力者・ 119番 への連絡 ない 意 識 気道確保 呼 吸 ない 人工呼吸 ない 反 応 人工呼吸と心臓マッサージ している 骨 折 副木(副子) 保温、呼吸が楽な姿勢、元気づけ
けがの種類と手当の仕方(1) 切り傷・すり傷(擦過傷)・刺し傷 出血 止血・消毒、包帯 打撲傷 身体の内部に損傷 内出血 安静・冷やす 頭・腹・胸などの強打に注意 動かさない、冷やす 脱臼 関節がはずれる 患部を固定し冷やす ねんざ 関節がはずれかかって元へ戻る 骨折 完全骨折、不完全骨折(ひび) 副木を当てて固定 やけど 皮膚や皮下組織に損傷(熱・火・薬品) 第Ⅰ度・・・赤くなる 冷やす、消毒ガーゼで包帯 第Ⅱ度・・・水疱ができる 医師の診断 第Ⅲ度・・・皮膚が崩れる
けがの種類と手当のしかた(2) 凍傷 皮膚や皮下組織に損傷(雪・寒風) 温める 傷口から細菌が入らないようにする 包帯のしかた 包帯の目的 出血を止める ガーゼなどを固定する 包帯の種類 巻軸包帯 弾性包帯 三角巾 伸縮網包帯 アスレチックテープ(テーピング用) 包帯使用の原則 ① 身体の末端から中心部へ 強すぎず,適度な強さで ② ③ 結び目は傷の真上をさけて
出血しているときは 人間の血液量 体重の約1/13 体重1kgあたり80ml 全血液量の1/3以上の出血で生命危険 生命への影響 出血の種類 動脈性出血 出血の勢いが強く、鮮紅色 静脈性出血 出血の勢いが弱く、暗紅色 毛細血管性出血 すり傷などの出血、にじみ出る感じ 止血の方法 直接圧迫法 出血部位にガーゼなどを直接当てて止血する 傷口を心臓より高くし、安静にする 間接圧迫法 指や手足からの動脈性出血 傷口より心臓に近い止血点を強く圧迫し止血する 止血点 動脈の血液の流れを止めやすい部位
人工呼吸 人工呼吸とは 呼吸が止まって仮死状態の人の肺に、人工的に空気を吹き込む 肺の働きの回復 自力で呼吸ができるようにする 呼吸が止まると 脳の細胞で酸素欠乏 意識喪失 脳の障害 死 呼吸が止まって10分後の人工呼吸 死亡率50%をこえる マウス・ツウ・マウス法 自分の口から傷病者の口へ直接息をふきこむ ① 意識の確認 ② 気道確保 ③ 呼吸の確認 ④ 人工呼吸 心臓マッサージと人工呼吸を行う ☆ 呼吸も心臓も止まっている