東京工業大学 大学院情報理工学研究科 数理・計算科学専攻 高沢 光彦 コンピュータ と インターネット 東京工業大学 大学院情報理工学研究科 数理・計算科学専攻 高沢 光彦
今日やること Word や Powerpoint の資料が完成していない人は、作業を続けてください。 終わってしまって、暇な人のために、すこしコンピュータの話をします。
今日のトピックス コンピュータとは 電子メール 日本語や中国語 インターネットのセキュリティ
コンピュータの中身 コンピュータは0と1しか扱えない コンピュータは有限の数しか扱えない コンピュータが、どのように動いているか知っていますか? たぶん、ほとんどの人が、理解していないと思います。 私も、詳しく知っているわけではありませんが、重要なことは以下の二つです。 コンピュータは0と1しか扱えない コンピュータは有限の数しか扱えない
コンピュータ vs 人間 計算をする時に、コンピュータと人間が、違う結果を出したら、どちらを信用しますか?
google の様々な機能 10+0.00000001 = ?
コンピュータの中では… 10.00000000001 (10進数) = 1010.00000000000000000000000000000000101…(2進数) とても桁数の多い数字になってしまいますね。 コンピュータは、最後を四捨五入してしまいます。 = 1010.0000000000000000000000000000000 = 10 (10進数)
むやみに信じてはいけません 100 = 10^2 = 10^22 × 10^(-20) = 10^22 × 10^(-20) = 10^22 × (10^(-20) + 10 - 10) よし、google で計算してみよう。
電子メールの書き方 相手に読めること SPAM(迷惑メール)と間違えられないこと 英語のalphabet なら確実 日本語と中国語を混ぜない 的確な件名(subject)を書く 自分の名前やmail-address を書く。
文字化け テキストエンコーディングが違う フォントが違う 直せる時もあるけれど、直せない時もある。 コンピュータのなかでは、文字も数字に置き換えられています。 しかし、置き換える方法は何種類もあります。 メールを出した人と、受け取った人が、違う方法を使っていると文字化けが起こります。 フォントが違う 中国語(宗体など)では表示できるが、日本語(明朝体)などでは表示できない字がある。 直せる時もあるけれど、直せない時もある。
インターネットとセキュリティ 危険なことがいっぱいあります。 ウィルス (Virus) 自分のコンピュータが壊れます 他人のコンピュータを攻撃します P2Pソフトウェア (winny, e-donky, …) 自分のファイルを全世界に送信します。 OSのセキュリティホール (security hole)
対策 ウィルス (Virus)対策ソフト(Norton Anti Virus, etc…) P2Pソフトウェア (インストールしない) OSのセキュリティホール (security hole) Windows Update