バイオマス E0202477 村田万寿男
目次 バイオマスとは? バイオマスの現状 課題・見通し 企業
バイオマスとは? 生物資源で 薪などの森林資源のことで直接木材を燃やしてエネルギーに変える。 サトウキビなどの搾りカスでエタノールを生成 家畜の糞尿、生ごみ、食品廃棄物 を利用してメタンガスが発生。このメタンガスを、発電や給湯設備に利用する。 いずれも、使用されないと副産物や廃棄物として、焼棄却されるもの。ゴミ
バイオマスの現状 現在の新エネルギーの一次エネルギーの構成比 1.2%(内バイオマス0,7%、バイオマス発電のみ0,009%) 2001年度 1.2%(内バイオマス0,7%、バイオマス発電のみ0,009%) 2001年度 木質バイオマスのケース 廃材発生量 合計 1、480万t/年 うち、間伐材、建設発生木材など 合計680万t/年 が未利用で焼棄却か林地に放置。 (出所)バイオマスニッポン戦略
http://eneken.ieej.or.jp/data/pdf/706.pdf
課題・見通し 利用されていない間伐材、建設発生木材など 合計680万t/年利用すると原油換算で600~800万kℓ/年に相当(1999年の1次エネルギーの1%) バイオマス発電プラントの効率的な利用 木質バイオマスの安定的確保、供給コスト削減
企業 アサヒビール サッポロホールディングス 月島機械 日揮 タクマ
アサヒビール エネルギー用サトウキビの育成 メタンガス利用 エタノール生産量は、従来のサトウキビで作った場合に比べて2倍以上に増加。 エタノール生産量は、従来のサトウキビで作った場合に比べて2倍以上に増加。 メタンガス利用 嫌気処理設備の副産物として発生するメタンガスについては、ボイラーのエネルギーとして再利用し、工場内で使用する熱エネルギーの約15%をまかなっています。
サッポロホールディングス 千葉工場でバイオガス燃料電池発電事業 発電電力は120~130kW/月(定格出力の85%)
月島機械 バイオマス廃棄物のバガス(サトウキビの絞りカス)、稲ワラ、廃木材などからエタノールを精製して飲料用、工場用、燃料用として使用。 廃棄物からのメタンガスの生成 バイオマスによる生分解性プラスチック の研究
日揮 木質系バイオマスを改質したクリーンな発電燃料「バイオマススラリー燃料(BSF)」 ポンプ輸送、タンク貯蔵が可能な液体燃料で発電負荷追従性に優れ、既設の石油および石炭火力発電所への適用が可能。
タクマ 木質系 バイオマス発電プラント 時間当り燃料投入量630kg~2,000kgの比較的中小型容量“フォレストルネス”シリーズ 海外にバイオマスプラントを建設予定。