バイオマス E0202477 村田万寿男.

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2014年モデルプラント試算結果 電源 原子力 石炭 火力 LNG 風力 (陸上) 地熱 一般 水力 小水力 バイオマス (専焼)
※ エネルギー環境教育を中心とした学習内容です。 教育課程に準じて,内容を加筆修正してください。
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講義の目的 講義の方法 講義予定 「生物リサイクル工学特論」について 2019年4月19日 大学院生命体工学研究科 生体機能専攻 白井義人
中国におけるバイオエネルギー発展の戦略意義
LPガスに係わる10項目 安定供給の確保 ①石油とLPガスの備蓄の確保 環境への適合 ②ガス体エネルギーへの転換を進める
新エネルギー ~住みよい日本へ~ E 山下 潤.
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バイオマス E0202477 村田万寿男

目次 バイオマスとは? バイオマスの現状 課題・見通し 企業

バイオマスとは? 生物資源で 薪などの森林資源のことで直接木材を燃やしてエネルギーに変える。 サトウキビなどの搾りカスでエタノールを生成 家畜の糞尿、生ごみ、食品廃棄物 を利用してメタンガスが発生。このメタンガスを、発電や給湯設備に利用する。 いずれも、使用されないと副産物や廃棄物として、焼棄却されるもの。ゴミ

バイオマスの現状 現在の新エネルギーの一次エネルギーの構成比 1.2%(内バイオマス0,7%、バイオマス発電のみ0,009%) 2001年度   1.2%(内バイオマス0,7%、バイオマス発電のみ0,009%) 2001年度 木質バイオマスのケース 廃材発生量 合計 1、480万t/年 うち、間伐材、建設発生木材など 合計680万t/年 が未利用で焼棄却か林地に放置。 (出所)バイオマスニッポン戦略

http://eneken.ieej.or.jp/data/pdf/706.pdf

課題・見通し 利用されていない間伐材、建設発生木材など  合計680万t/年利用すると原油換算で600~800万kℓ/年に相当(1999年の1次エネルギーの1%) バイオマス発電プラントの効率的な利用 木質バイオマスの安定的確保、供給コスト削減

企業 アサヒビール サッポロホールディングス 月島機械 日揮 タクマ

アサヒビール エネルギー用サトウキビの育成 メタンガス利用 エタノール生産量は、従来のサトウキビで作った場合に比べて2倍以上に増加。  エタノール生産量は、従来のサトウキビで作った場合に比べて2倍以上に増加。 メタンガス利用  嫌気処理設備の副産物として発生するメタンガスについては、ボイラーのエネルギーとして再利用し、工場内で使用する熱エネルギーの約15%をまかなっています。

サッポロホールディングス 千葉工場でバイオガス燃料電池発電事業  発電電力は120~130kW/月(定格出力の85%)

月島機械 バイオマス廃棄物のバガス(サトウキビの絞りカス)、稲ワラ、廃木材などからエタノールを精製して飲料用、工場用、燃料用として使用。 廃棄物からのメタンガスの生成 バイオマスによる生分解性プラスチック の研究

日揮 木質系バイオマスを改質したクリーンな発電燃料「バイオマススラリー燃料(BSF)」  ポンプ輸送、タンク貯蔵が可能な液体燃料で発電負荷追従性に優れ、既設の石油および石炭火力発電所への適用が可能。

タクマ 木質系 バイオマス発電プラント 時間当り燃料投入量630kg~2,000kgの比較的中小型容量“フォレストルネス”シリーズ 海外にバイオマスプラントを建設予定。