ArcGISとSISの比較 ―いくつかの分析を通じて― 駒木伸比古(空間情報科学分野) nkomaki@geoenv.tsukuba.ac.jp
本日の発表内容 ArcGISとSISの製品比較 両製品による分析デモンストレーション まとめ Today’s presentation is two contents. First is introduction of Japanese grid data system, and Second is case example.
ArcGISとSISの比較~開発元ほか SIS ArcGIS 開発:Cadcrop(イギリス) 日本代理店:インフォマティクス http://www.cadcorp.com/ 日本代理店:インフォマティクス http://www.informatix-inc.com/ ArcGIS 開発:ESRI(アメリカ合衆国) http://www.esri.com/ 日本代理店:ESRI Japan http://www.esrij.com/index.shtml
ArcGISとSISの比較~特徴 SIS ArcGIS 行政・教育機関・研究機関・建設・不動産業界などで利用されている Map Viewer,Map Manager,Map Modellerの3つのレベル製品が用意 ArcGIS GIS研究機関,行政などで利用されている ArcView,ArcEditor,ArcInfoの3つのレベル製品がリリースされている 高度な分析機能は「エクステンション」として別途用意
ArcGISとSISの比較~扱えるデータ 読み込み・書き出しともに非常に多くのデータ形式をサポートしており,直接扱うことができる http://www.informatix-inc.com/sis/products/sis/data/data_in62.html ArcGIS SISと同じく多くのデータ形式をサポートしているが,実際はシェープ形式(*.shp)への変換が必要?(実経験に基づく) http://www.esrij.com/gis_data/readformat/arcgisread.shtml
両製品のデモンストレーション 全国市町村データを用いた一世帯あたりの人数分析(属性による計算分析) つくば市におけるコンビニ商圏のカバー状況(オーバーレイによる空間分析)
まとめ (1) ArcGISとSISとでは,分析可能項目にあまり違いはなさそう? まとめ (1) ArcGISとSISとでは,分析可能項目にあまり違いはなさそう? ソフトの操作は異なるが,慣れの問題でどちらが操作しやすい,ということはなさそう SISのほうが直接読み込み可能なデータが多い→GISソフト+データ変換ソフトとしてみなすこともできる
まとめ (2) Windows Vistaへの対応 学生利用への対応 SIS:ホームページにおいて動作状況を確認済み(動作保障ではない) まとめ (2) Windows Vistaへの対応 SIS:ホームページにおいて動作状況を確認済み(動作保障ではない) ArcGIS:2007年末に9.2のパッチを公開予定 学生利用への対応 SIS:「学割ライセンス」にて2年間で24,150円で利用可能 ArcGIS:対応なし?