Split crest と骨移植によって上顎前歯部にインプラント治療を行った1症例

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Split crest と骨移植によって上顎前歯部にインプラント治療を行った1症例 明確で分かりやすいタイトルを心がける Split crest と骨移植によって上顎前歯部にインプラント治療を行った1症例 ○稲本 朋美¹⁾,高本 早苗²⁾,丸本 珠代³⁾ 大日本デンタルクリニック¹⁾,永田町歯科医院²⁾,日の丸大学大学院歯学研究院口腔機能修復学講座 ³⁾ 英文タイトルは 文頭以外は全て 小文字 A case report of a functional and aesthetic recovery with dental implants accompanying splitting the maxillary anterior alveolar crest and bone graft. 演者氏名の英文は全て大文字(半角)で記載.名字(姓)は全て,名前(名)はイニシャル表記 ○INAMOTO T¹⁾, TAKAMOTO S²⁾, MARUMOTO T³⁾ Dai-Nippon Dental Clinic¹⁾,Nagata-cho Dental Clinic²⁾, Section of Removable Prosthodontics, Faculty of Dental Science,Hinomaru University³⁾ 日本語タイトルに対して忠実かつ整合性のとれた英語タイトルにする Ⅰ目的: 上顎前歯欠損に対するインプラント治療では,唇側の骨 量不足によって,機能的・審美的な回復が困難となる場合が多い. 本症例では,上顎4前歯欠損に対して sprit crest による骨造成およ びインプラント治療を行った結果,良好な機能・審美の回復を得たの で報告する. Ⅱ症例の概要: 患者は50歳女性.上顎前歯部Br.の違和感および 下顎両側臼歯遊離端欠損に伴う咀嚼障害および審美障害を主訴に, 2002年3月,本大学歯学部附属病院インプラント外来に来院した. う蝕,歯周病にて歯牙欠損に至り,長年放置されていた.既往歴には歯科治療恐怖症,高血圧症およびA型肝炎があった.顎位が安定せず,上顎残存前歯は歯周病によって動揺していた.2003年2月,口腔内写真,パノラマX線・CT撮影および診断用模型を作製し,インプラント補綴治療を行うこととした.最初に歯周病に罹患していた上顎前歯4本を抜歯し,可撤性部分床即時義歯を,さらに下顎欠損部に可撤性部分床義歯を装着し,顎位を安定させ,機能の回復をおこなった.2004年1月より下顎欠損部におけるインプラント治療を開始し,2004年5月に上部構造を装着した.そして同年9月,骨量の少ない上顎前歯欠損部に対して split crest を行い,上顎結節より採取した骨削片を crest 内へ填入した.骨造成部の状態をCTにより確認し,2005年2月,前歯欠損部に Replace Select Tapered インプラント(φ3.5x13㎜ or 10㎜)4本の埋入手術,および同年6月に2次手術を行った.同年9月には最終印象を行い,陶材焼付冠を仮着性セメントにて装着した.X線写真および口腔内写真を撮影後,治療終了とした. Ⅲ経過: 2009年4月(3年半後),口腔内に異常所見は確認されず,X 線写真においても顕著な骨吸収像やインプラント周囲炎等の異常所見 は観察されなかったことから,経過良好と判断した.患者は,機能的・ 審美的に十分満足している. Ⅳ考察および結論: 唇側の骨吸収が著しい上顎4前歯欠損において インプラント補綴を行う場合,骨吸収に伴う歯列弓の直線化によって, インプラント補綴が困難となることが多い.本症例では臼歯部のインプラ ント補綴による顎位の安定と,骨造成をした上顎前歯部のインプラント補 綴による審美の回復を得た.骨造成部位へのインプラント治療によって, 造成した骨は維持されると考えられ,口腔機能および審美の維持が長 期的に期待できる.今後も予後観察は必要と考える. 目的は明確かつ 科学的に!! 目的,症例の概要と整合性のとれた考察・結論とする.客観的な評価や分析が加味されるとさらに良い 1.症例の概要・ 経過・患者情報 等を詳細に記載 すること 2.治療部位, 使用機器,イン プラントの種類・ サイズ,補綴装 置の概要等も詳 細に記載すること 句読点は全角,.とする、。は不可 図表,写真は掲載不可 原則的に参考文献は記載しない 抄録の量は少なくとも全文字数の70%以上文字は1000字以内 抄録の形式ー項目記載について 例(Ⅰ目的: 上顎前歯欠損に…) 1.文頭はローマ数字(ひらがな全角),ローマ数字の後はピリオドなし 2.スペースなしで目的と続く 3.目的の後はスペースなしで:(コロン)と続き,全角スペースを入れてから本文を記載 4.以下,Ⅱ症例の概要: …,Ⅲ経過: …,Ⅳ考察および結論: … と続く