~地元の人のためのイベントへ転換しよう~ 居住満足度の高い地域を目指して ~地元の人のためのイベントへ転換しよう~ 菊池市役所 休憩室
【菊池市の概要】 中心市街地 面積 276.66平方キロメートル 人口 51,757人(H22.3.31現在) 面積 276.66平方キロメートル 人口 51,757人(H22.3.31現在) 世帯数 17,856戸(H22.3.31現在) 高齢化率 27.1%(H22.3.31現在)
【問題・課題】 菊池市総合計画の基本構想の現状と課題 より(表1を基に) 現状分析 「各旧市町村の買物場所は、旧菊池市と熊本市への買物割合が高く、熊本市を除くと、旧菊池市を中心とした商圏が形成されています。」 課題 「旧菊池市を中心とした消費動向があることから中心市街地として活性化する必要があります。」 現時点では・・・ ●光の森の急激な発展などから買物場所の市外への移行が進んでいる。 ●法務局出張所の統合により菊池出張所がなくなるなど、行政拠点が減少している。 ⇒ 年々、中心市街地の活性化が困難になっている。 表1 買物場所の状況(平成12年度熊本県消費動向調査報告書より) 菊池市 七城町 旭志村 泗水町 54.3% 46.9% 39.7% 熊本市 28.4% 27.9% 16.4% 17.9% 26.2% 菊陽町 3.8% 鹿本町 9.9% 16.2% 23.1% 山鹿市 3.3% 9.8% 大津町 12.2% 7.7% 1.3% 5.1% 7.4% 西合志町 1.9% 買 物 先
【問題・課題】 市民アンケート(H17.10)によると・・・ 結果から以下のことが読み取れる。 ○ 中心市街地を活性化する取り組みが十分ではない。 ○ イベントの満足度が低い。
【問題・課題】 ○ 湯ったり菊池の軽トラ朝市 中心市街地を活性化する取り組みとして平成21年から行われている。 ○ 湯ったり菊池の軽トラ朝市 中心市街地を活性化する取り組みとして平成21年から行われている。 月に1回の開催で、賑わいをみせている。 ⇒ 中心市街地の活性化につながるのではと注目されている。 しかし・・・ 菊池市内の方の出展が多く、売っているものも菊池市で容易に手に入るものが多い。 ⇒ 課題 : どのようにして、より多くの市民を客として呼び込めるか。 軽トラ朝市のようす 軽トラ朝市のチラシ
【目的】 提言にあたっての目的は以下の2点 ○ 軽トラ朝市を活用して 中心市街地を活性化させること。 ○ 市民の満足度を向上させること。
【提言内容の根拠や検証(方法と結果)】 ○ 類似イベント「物産展」との比較 物産展人気ランキング ・ 物産展の魅力 ○ 類似イベント「物産展」との比較 物産展人気ランキング 物産展ふぁん倶楽部HPより ・ 物産展の魅力 近場で買えない魅力のある商品 がいつも行くデパート等で買える。 ・ 軽トラ朝市の魅力 摘みたて、もぎたて、産地直送。 ⇒ 軽トラ朝市の魅力を考えるとあ まり遠くの商品は扱えないが、海 産物など菊池市では手に入りにく いものの販売は可能。 催事名 投票数 割合 北海道 160 16.10% 沖縄 153 15.40% 京都 142 14.30% 加賀百万石展 140 14.10% 鹿児島 139 14.00% 九州 137 13.80% 四国 25 2.50% 他16件 95 9.50% 市民にとっては普段買えないものが 身近で買えるので、魅力が高まる。
現在の出店者の中にも実際の店舗の売上が上がっている団体がある。 そのような実績を全面的に押し出し、 【提言内容の根拠や検証(方法と結果)】 ○ 市外からの出店者を増やすためには ① 市外の人でも出店できることの周知 近隣の市町村の商工会やJA等の生産団体に呼びかけを行う。 ② さまざまな特典の付与 交通費がかかるため、その分の補填として、出店料の距離に応じた割引や、 無料入浴券の配布など、特典を付与する。 現在の出店者の中にも実際の店舗の売上が上がっている団体がある。 そのような実績を全面的に押し出し、 PRすることにより出店者は増えると思われる。
【提言内容の根拠や検証(方法と結果)】 ○ 種類が豊富になるだけでは さまざまなものが一箇所で揃うようになって魅力は上がる ○ 種類が豊富になるだけでは さまざまなものが一箇所で揃うようになって魅力は上がる しかし、デパートやショッピングセンターとの違いがある。 ⇒ 商店街なので、休憩するところが少ない 休憩所を随所に設けることにより ・ 高齢者も利用しやすくなる。 ・ 交流の場にもなる。 というメリットがある。 菊池市では高齢化率が27.1%(H22.3.31現在)で、15歳以上の人口の中で 高齢者が占める割合だと31.3%にも上るため、商店街の活性化には高齢者にも 目を向ける必要がある。
一度訪れてみると気に入るお店ができるかも!? 【提言内容の根拠や検証(方法と結果)】 ○ 商店街の固定客を増やすには 軽トラ朝市は月に1回 ⇒ 一時的な客 一時的な客を固定客にするには商店街の魅力を知ってもらう必要がある。 ⇒ 軽トラ朝市は商店街の魅力を知ってもらう機会 そこで 軽トラ朝市の際にオリジナルのマップを配布し、散策してもらう。 訪れたことがない人は食べず嫌いと一緒 一度訪れてみると気に入るお店ができるかも!?
【提言内容】 1.市内の人が楽しめるイベントにしよう。 【提言内容】 1.市内の人が楽しめるイベントにしよう。 ○ 多くの市外の人に売りに来てもらおう 市外からの販売者の増加 市民が楽しめるイベントになる しかし 交通費がかかるなどデメリットがある ・ 出店料の割引 ・ 温泉無料入浴券の配布 などの工夫が必要 楽しんできてもらえることにより、参加者の増加も見込まれる。
【提言内容】 1.市内の人が楽しめるイベントにしよう。 【提言内容】 1.市内の人が楽しめるイベントにしよう。 ○ いろんなものを売ろう ・ 軽トラ朝市で実際に「軽トラ」を販売 ・ 菊池名物の「手羽先揚げ」の名店は居酒屋が多く、昼間あいてないので、 軽トラ朝市で販売。 ⇒ 「手羽先揚げ」が注目されるし、夜訪れ る客の増加にもつながる 毎回新しい企画を行ったり、目立つイベントを 行うことにより、リピーターの増加を目指す。 菊池名物 「手羽先揚げ」
【提言内容】 1.市内の人が楽しめるイベントにしよう。 【提言内容】 1.市内の人が楽しめるイベントにしよう。 ○ 休憩所を設置しよう ・ 空き店舗を利用した無料休憩所 ⇒ ところどころ休憩するところがあると、高齢者などの負担軽減になる ・ 既存店舗内を利用した無料休憩所 ⇒ 空きスペースに休憩所を設けることにより、店舗内への誘導につながる ・ 飲食店などの有料休憩所 ⇒ 飲食店の充実は、長時間の滞在につながる 商店街を高齢者のオアシスにしよう!
【提言内容】 2.市外の人に紹介したくなるイベントにしよう。 【提言内容】 2.市外の人に紹介したくなるイベントにしよう。 ○ オリジナルマップを作成しよう マップ作りで考慮した点 ・ 手書きにこだわり、親しみがわくようにした。 ・ 実際に食べたもののみを記載し、クチコミのようにした。 ⇒ まだまだ記載していないお店があるので、版を重ねるごとに、市民やマップ利用者の 意見を取り入れ追加していきたい。 マップ配布により 市民 ⇒ 商店街の再認識 観光客 ⇒ 菊池市に対する宣伝効果 を期待。 ※ 今後、機会があれば試験配布をし、意見聴取を行いたい。
【提言内容】 2.市外の人に紹介したくなるイベントにしよう。 【提言内容】 2.市外の人に紹介したくなるイベントにしよう。
【考察】 菊池市の望ましい姿 ⇒「地域内のさまざまな資源を活用した 観光の街」は最下位 現在は観光客を呼び込むための 観光の街」は最下位 現在は観光客を呼び込むための イベントになっていて、市民が楽しめる イベントになってないことが伺える。 市民が盛り上がるイベントにシフトし、 市民が市外の親戚や友人を誘いたく なるようにしたほうがよい。