VTX_RP analysis 2011/12/16 Hiroshi Nakagomi.

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VTX_RP analysis 2011/12/16 Hiroshi Nakagomi

Purpose Data condition VTXのクラスター情報を使って反応平面を決定し、v2を求める。 VTXの分解能とv2のzgap(ηgap)とcentrality依存性を見る。 Data condition Run#349680 -5.0<Z-vertex<5.00 0<bbc_chargesum<2000を10分割(200ステップごと) Layer3(一番外側) クラスターのヒットのphi-z分布 (左図)を見て偏りが小さいので 選んだ。横軸がクラスターの 方位角、縦軸がクラスターのz座標 z[cm] Phi[rad]

VTX-Resolution z x y z_gap z_gap z方向に間隔を空けて+方向と-方向をそれぞれ独立なものとして、反応平面を計算する。(|z|>z_gap) (分解能の二乗の平均) 実際計算してみたz_gap z_gap(η_gap)=2[cm](0.14),6[cm](0.41),9.5[cm](0.63)

VTX-Resolution - Result black;|z|>2[cm],red;|z|>6.0[cm],blue;|z|>9.5[cm] Flattening 8th order Re-centering Re-centering後、Flattening後共に最大で16%程度 - 幅を広げていく程分解能は下がる

VTX-v2(+) “+”領域のクラスターの方位角と”-”の領域の二次の 反応平面から以下の式に代入しv2(+) を求めた y z x z_gap z_gap “+”領域のクラスターの方位角と”-”の領域の二次の 反応平面から以下の式に代入しv2(+) を求めた

VTX_v2(+) black;|z|>2[cm],red;|z|>6.0[cm],blue;|z|>9.5[cm] Flattening 8th order Re-centering

VTX-v2(-) “-”領域のクラスターの方位角と”+”の領域の二次の 反応平面から以下の式に代入しv2(-) を求めた y z x z_gap z_gap “-”領域のクラスターの方位角と”+”の領域の二次の 反応平面から以下の式に代入しv2(-) を求めた

VTX_v2(-) black;|z|>2[cm],red;|z|>6.0[cm],blue;|z|>9.5[cm] Flattening 8th order Re-centering

PHOBOS-v2 http://www.phobos.bnl.gov/Publications/Physics/phobos_physics_publications.htm “Centrality and pseudorapidity dependence of elliptic flow for charged hadrons in Au+Au collisions at √sNN =200GeV” PHOBOSのsilicon detectorより測定されたv2 VTXのv2の方が若干大きいが、lowPtのhitがないため、大きいと思われる。

Conclusion Outlook VTXの分解能のcentrality依存性を見た。 -最大で約16%程度 VTXで測定したv2のcentrality依存性を見た。 -PHOBOSの実験結果と合っている。 Outlook 他の検出器(bbc,mpc)での反応平面との相関を見る

Back up

Bbc_chrargesum

Phi(all cluster) y 横軸を全てのクラスターの方位角とした分布をlayer事にプロットした x layer 1 Phi[rad] Phi[rad] layer 2 layer 3 Phi[rad] Phi[rad]

Phi vs z(all clusters) 横軸をクラスターの方位角、縦軸をクラスターのz座標とした分布を layer事にプロットした、色の違いはhitの数の違いを表す。 layer 0 layer 1 z[cm] z[cm] Phi[rad] Phi[rad] layer 3 layer 2 z[cm] z[cm] Phi[rad] Phi[rad]

REACTION PLANE x y

Re-Centering & Flattening of RP Flattering

Re-centering & Flattening of Psi2(-)(layer3) Data condition 800<bbc_chargesum<1000 -5[cm]<Z_Vertex<5[cm] z_hit<-2[cm] 上段左から補正前のPsi2、Re-centering後, Flattening後となっている。数字はFlatteningの次数 R 1 2 3 4 5 6 7 8

Re-centering & Flattening of Psi2(+)(layer3) Data condition 800<bbc_chargesum<1000 -5[cm]<Z_Vertex<5[cm] z_hit>2[cm] 上段左から補正前のPsi2、Re-centering後, Flattening後となっている。数字はFlatteningの次数 R 1 2 3 4 5 6 7 8

0<bbc_chrgesum<200 layer3 Re-centering of Psi2(-) Flattering(8th order) of Psi2(-) |z|>2[cm]] |z|>2[cm]] |z|>6.0[cm] |z|>6.0[cm] |z|>9.5[cm] |z|>9.5[cm]