SMSを利用した コミュニケーションシステムの開発 藤村研究室 1DS04202Y 三井所健太郎
発表の流れ 研究の背景 研究の目的 システム概容 システム構成 まとめ
研究の背景 インターネットの普及 →多種多様なコミュニケーションが可能 (例) チャット、メール、テレビ電話、オンラインゲーム、SNSなど 情報交換や新たな人間関係の構築
研究の背景 SNS (Social Networking Service) →人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型のWebサイト ○PC SNS [mixi] 国内最大会員数660万人 ○携帯SNS [モバゲータウン]国内最大会員数259万人 (2006年11月時点 )
研究の背景 SMS(Social Map Service) GPS(Global Positioning System) →地図を用いてユーザ同士がコミュニケーションを行えるサービス 。 [doodle BETA] 現在地を含めた地域情報の共有、チャットなどのサービスを提供 GPS(Global Positioning System) →現在位置を把握できるシステム。GPS携帯電話では子供の位置や公共交通機関の現在地を把握できるサービスなどが登場
研究の目的 「友人」によるつながりではなく、「場所」のつながりにより、コミュニティを形成し、あらたな人間関係を構築するシステムの開発 SNS (コミュニティ) SMS (地図) GPS (位置情報)
システムの利用場面
研究の目的 「友人」ではなく「場所」という切り口から友達の輪を広げる 「場所」にコミュニティが存在する その「場所」に訪れたことのあるユーザのみ、コミュニティに参加できる →現実世界での位置情報を中心にコミュニケーションを行う
システム概容 ユーザ登録 ログイン TOP [MYコミュニティ] [全国コミュニティ] [位置送信] コミュニティの一覧 と コミュニティへの参加 [全国コミュニティ] 全国にある コミュニティ の情報を閲覧する [位置送信] 位置情報の取得 [コミュニティへの登録]
ユーザ登録 ○ユーザはユーザ名とパスワードの登録を行う ※携帯の個体識別番号も同時に判別し、データベースに登録する
ログイン ○パスワードを入力する。携帯の個体識別番号を利用しているので、ユーザ名の入力は必要ない
TOP ○ログイン後、TOPページが表示される。 [MYコミュ] [全国コミュ] [位置送信] のメニューが表示。
位置送信① ○現在地を取得する
位置送信② ○位置情報を取得後、経度、緯度、現在地が表示される。 ○該当場所一覧にはその近くにあるコミュニティが検索され表示される。
コミュニティの登録① ○該当場所にお気に入りのコミュニティがあった場合は、その詳細を確認後、コミュニティを登録する。
コミュニティの登録② ○該当場所にお気に入りのコミュニティが無い場合は、みずからオーナとなり、コミュニティをつくることができる。 ○コミュニティ名、種類、コミュニティ紹介などを記入
MYコミュニティ①
MYコミュニティ② ○BBSページ 他のユーザと情報交換等、コミュニケーションを行う。
○全国のコミュニティの情報を閲覧することができる。参加は出来ないが、おきに入りのコミュニティがあれその場所へいく手がかりを知ることが出来る。 全国コミュニティ ○全国のコミュニティの情報を閲覧することができる。参加は出来ないが、おきに入りのコミュニティがあれその場所へいく手がかりを知ることが出来る。
システム構成 全体図 DB MYSQL APACHE PHP HTML DATA ・ユーザ情報 ・位置情報 サーバ
位置情報取得の仕組み ネットワークアシスト方式 →GPS衛星の位置や基地局情報の位置等の捕捉情報(アシストデータ)を携帯電話のネットワークを利用して取得する方式。誤差数メートルでの高精度な位置情報を取得できる。 単独測位方式 →ネットワークを経由せず、携帯電話のみで位置情報の測位をGPS衛星により行う方式である。精度は誤差10m前後で周囲に遮蔽物のない比較的上空の開けた環境でないと測位が難しい。
ユーザによる利用評価 シンプルで使いやすく、ログインが簡単 コミュニティにおいて、コンテンツを増やす仕組みが欲しい。画像投稿など コミュニティに参加している、他のユーザの情報(性別や趣味など)があれば良い Docomoだけでなく、他の携帯各社でも対応できれば良い
まとめ 位置情報の取得は、高精度(誤差数メートル)に行うことができた 個体識別番号を利用することで、携帯のデメリットである入力の手間を省くことができた 運用することにより、改善点をみつけていく必要がある 検索機能とMYコミュニティ機能、ユーザ情報を充実させる必要がある Docomoだけでなく、au、SoftBankの携帯にも対応する必要がある