アフリカの映画産業 -Nollywoodを中心に-
ナイジェリアとは 人口: 1億6900万人 GDP(2013): 5090億ドル (南ア: 3540億ドル) ・250以上の部族 人口: 1億6900万人 GDP(2013): 5090億ドル (南ア: 3540億ドル) (http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40391) ・250以上の部族 ・オイルマネーによる経済発展 http://www.geocities.jp/linlin_lagos/nga.html
“当国の一般国民の中には、深刻な経済困難に苦しんでいる者もいます。特に都市部における低所得者の生活状況は厳しく、貧富の格差の拡大が、窃盗・武装強盗等の一般犯罪多発の誘因となっています。” —外務省 在留邦人向け安全の手引きより
http://blogs.cfr.org/campbell/2012/07/09/lagos-a-success-story/ ラゴスの街並み
Hollywood Nollywood Nigeria Nothing
Nollywood の歴史 1960〜 映画製作開始 1980s 軍事政権開始・文化面への圧迫 映画館閉鎖・テレビ局予算削減 1990s〜 デジタル技術の発達により、映画製作 が徐々に広まる(99年には民政以降)
Nollywoodの数字 1万5千ドル−10万ドル 制作本数:年間2000本 言語:3分の2が英語 市場規模:年間5億ドル 1本当たりの製作費: 1万5千ドル−10万ドル
Nollywoodの特徴 ナイジェリアという巨大市場 Twitter/Facebookでの資金・人材協力 銀行からの融資なし 100万人以上の雇用創出(農業に次ぐ規模)
Nollywoodが人気なワケ VHS・DVDで流通 ⇒ 劇場に行くより安価 英語という共通語 扱うテーマへの親近感: ナイジェリア映画専門の南ア系有料テレビ放送 扱うテーマへの親近感: 汚職、不正、麻薬、人身売買など社会悪、呪術、 恋愛でほとんどハッピーエンド
カニウッド カノ(ナイジェリア北部)が拠点 ハウサ系の言語で制作 1か月40本ほど(年間500本近く)制作される (もしくはノリウッドの約4割) イスラム色が強い 300人近くのプロデューサー
The Nollywoods
アフリカ全体での映画の動き 海賊版の流通 ⇒映画館が閉館に追い込まれる ‐高価なチケット(e.g. Nigeria \620 ) 海賊版の流通 ⇒映画館が閉館に追い込まれる ‐高価なチケット(e.g. Nigeria \620 ) ‐大陸全体で50館ほど 映画祭の開催 ‐フェスパコ映画祭(ワガドゥグ前アフリカ映画祭) ‐ザンジバル国際映画祭 他に@南ア(シテンギ、ダーバン)、ダカール、マラケシュ
参考 http://www.economist.com/node/7226009 WIRED アラフォヤン監督インタビュー http://wired.jp/2013/06/01/nollywood-interview/ 朝日新聞デジタル 「ノリウッド映画の行方@ラゴス」 http://www.asahi.com/special/news/articles/TKY201306240354.html 「カニウッドスターにインタビュー@カノ」 http://www.asahi.com/special/news/articles/TKY201306160039.html The Economist Nollywod dreams http://www.economist.com/node/7226009