2.WWRP北京オリンピック予報実証研究開発実験 (B08FDP/RDP)について 予報研究部コロキウム 2006.1.24 2.WWRP北京オリンピック予報実証研究開発実験 (B08FDP/RDP)について ・2008年8月の北京オリンピックに合わせて、会場の天気を 対象に各国気象機関が短期予報に関する国際比較実験を行う ・2000年にシドニーオリンピックに合わせて行われた国際予報実証実験 (Sydney 2000FDP) に引き続くWWRPの研究計画 FDPコンポーネント:ナウキャストを中心とした0-6時間までの予報実証 RDPコンポーネント:メソアンサンブル予報による6-36時間についての研究開発 2005年3月第1回ワークショップ開催 FDP: 中国(CMA, CAMS)、米国(NSSL)、カナダ(AES)、英国(UKMO)、香港(HKO)、オーストラリア(BMRC) RDP: 中国(CMA,CAMS)、米国(NCEP, NCAR)、カナダ(MSC)、英国(UKMO)、日本(MRI)
Beijing 2008 Olympics: 8 to 24 August
Position: 39.6 ° N, 116.7 °E Population: 16 Millions Area: 16800 km2 Beijing Position: 39.6 ° N, 116.7 °E Population: 16 Millions Area: 16800 km2
Topography Mountains located to the northeast, north and west. The southeast is a smooth plain sloping to the Bohai Bay
Venues The locations and areas of competition for Beijing 2008 Olympics Games
Climate (August 8-24, 1980—2001) Precipitation probability(%) 49.2 Elements Value Average Temperature(℃) 25.2 Average Maximum. temperature (℃) 29.9 Extreme Maximum. temperature (℃) 35.7 Average Minimum. temperature(℃) 21.1 Extreme Minimum. temperature (℃) 14.3 Average Relative humidity(%) 75 Maximum Relative Humidity(%) 99 Minimum Relative Humidity(%) 13 Average wind speed (m/s) 1.8 Precipitation probability(%) 49.2 Thunderstorm probability(%) 25.9
Torrential rain hits Beijing 2004/07/10 Torrential rain hits Beijing
・tier1領域アンサンブル 水平解像度 15 km、領域: 3500km × 3000km、(113E, 39Nを中心)、36時間10メンバー程度。 レベル1データ (2m気温、相対湿度、10m風、降水量、海面気圧、500hPa高度など) レベル2データ(250, 500, 700, 850hPaの高度、風、気温、相対湿度等のアンサンブル平均とスプレッド) レベル3データ(各機関ごとの裁量によるその他のデータ) 0.15 度の105~125E and 30~45N (133 x 100)の共通グリッドに格納 特別観測データ GPSデータ, ウインドプロファイラ、ドップラーレーダーデータ ・tier2メソアンサンブル 水平解像度 2-4 km、領域: 1320km × 1100km、36時間先まで、メンバー数: 自由(1以上) 研究組織図 WMO WWRP SSC (科学運営委員会) WMO WWRP SSC委員/B08プロジェクト事務局(CMA) B08RDP ISSC (国際科学運営委員会) 斉藤 B08FDP ISSC (国際科学運営委員会) B08RDP ITeST (国際技術サポートチーム) 瀬古 データ、ネットワーク 参加機関運営委員会、サポートチーム 参加機関運営委員会、サポートチーム 参加機関運営委員会、サポートチーム
Current observational network in Beijing area (2004)
Observational network in Beijing area by 2008
2005年4月 予報研究部長室にて関係者で打ち合わせ ・研究所の研究開発の一環として研究所が主体となって可能な範囲で取り組む ・同化実験を予報2研が中心に行い、アンサンブル実験、システム構築、アンサンブル検証について、下記のような実施体制を検討する。 同化実験 予報2研+台風1研 全球SV計算と全球モデルラン、台風メソアンサンブル開発 台風1研 メソSV計算 予報3研 +台風1研 teir2雲解像実験の検討 予報1研 システム構築、アンサンブル検証 予報2研+予報1研、3研 所内融合型研究「非静力学モデル(NHM)の高度化と同化技術の改善に関する研究」の「サブ課題3非静力学モデル(NHM)を用いたシビア現象の予測・再現に関する研究」③メソアンサンブル予報の基盤的研究の研究計画には、18年度計画から反映させる 本庁技術協力体制 全球SV計算と台風アンサンブル開発 全球G 同化実験 解析G NHM-SV開発 解析G システム構築、 メソG アンサンブル検証 メソG+台風G GriB2デコード、エンコード プログラム班
今後のスケジュール 1-6月 7-9月 10-12月 2004 第7回WWRP科学運営委員会での了承 2005 第1回ワークショップ 技術開発 データ転送試験 2006 初期設定 モデルランとデータ転送の予備的試験 第2回ワークショップ データベース構築 2007 システム改良 モデルランとデータ転送の並行試験 検証、ユーザーズガイド 2008 システム最終改良 オペレーション 評価の開始 2009 第3回B08FDP/RDPワークショップ
Tier 1 105~125E and 30~45N (133 x 100)の共通グリッドの領域 数値予報課からのmfboundaryがぎりぎりカバー 青はメソ解析の領域(361*289) 緑は当面のテスト領(241*241) 瀬古さん作成 國井さん作成
FT=0 FT=1 FT=2 FT=3 FT=4 FT=5 FT=6 FT=7 FT=8 FT=9 瀬古さんラン、 mfboundaryによるテスト 0.15度 等経緯度格子点 (137*103) 若月さん、原さんのツール利用