看護研究における 統計の活用法 Part 6 京都府立医科大学 浅野 弘明 2012年11月10日 1
サブグループ(層別)解析 ・異質集団を同時に解析すると危険 → シンプソンのパラドクス(省略) → 外れ値(ある意味異質集団)の影響 → シンプソンのパラドクス(省略) → 外れ値(ある意味異質集団)の影響 → 第3の変数の影響 シンプソンのパラドクス
外れ値の影響例 相関が 逆転する 負の相関 この1点が加わると 何と 正の相関 3
小学生の体力例 学年別に 分けてみると 非常に綺麗な 正の相関 相関係数も ρ=0.982** 驚く程大きい 幅跳び 跳躍力も付くの? 静岡県教育委員会 体育保健課 相関係数も 驚く程大きい 6年 ρ=0.982** 5年 学年別に 分けてみると 4年 跳躍力も付くの? 投力を鍛えると 幅跳び 3年 非常に綺麗な 正の相関 2年 1年 ボール投げ 4
学年別に解析 正の強い相関は どこにも見当たらない ρ=0.052 ρ=0.469 ρ=-0.211 1年 2年 3年 ρ=-0.950 ρ=0.158 ρ=-0.444 4年 5年 6年 5
大切なポイント ・異質集団が混在なら → 集団ごとに解析 ・データ不足なら → 同質データを追加