聴覚障害学生高等教育支援ネットワークの構築に向けて 筑波技術短期大学 障害者高等教育センター 白澤 麻弓
内 容 全国的な状況 3大学の比較 討議の柱
全国的な状況
聴覚障害学生の在籍 全国大学・短大の33.0%に 聴覚障害学生が在籍 N=719校 (回答のあった大学)
聴覚障害学生に対する支援(ノートテイク) 約半数でノートテイクによる 支援を実施 N=287校 (現在または過去3年間に聴覚障害学生が在籍していた大学)
支援の担い手(コーディネート) さらに約半数で事務職員によるコーディネートを実施 (校) N=150校 (ノートテイクによる支援を実施している大学)
学内支援体制 障害学生支援 委員会設置6~10% 大学事務 依頼 登録 募集 派遣 講義保障 障害学生支援委員会 謝 礼 コーディネーター 事務職員 養 成 依頼 登録 ボランティア学生 募集 派遣 聴覚障害学生 講義保障 障害学生支援 委員会設置6~10%
3大学の比較
群馬大学 広島大学 同志社大学 共通点 現在の体制 被支援学生/聴覚障害学生 支援時間 スタッフ数 特色
群馬大学 広島大学 同志社大学 共通点 全学的支援(制度・システム) 専任職員の配置 現在の体制 支援時間 スタッフ数 特色 機能の違い 被支援学生/聴覚障害学生 支援時間 スタッフ数 特色 機能の違い
群馬大学 学生支援課 教育学部・教務課 直接的支援 コーディネート 聴覚障害学生 ボランティア 学生 講義保障 30時間/週 常駐手話通訳 反省会・研修会 常駐手話通訳 常駐手話通訳 30時間/週 直接的支援 コーディネート ボランティア 学生 聴覚障害学生 講義保障
群馬大学 広島大学 同志社大学 共通点 全学的支援(制度・システム) 専任職員の配置 現在の体制 支援時間 スタッフ数 特色 機能の違い 被支援学生/聴覚障害学生 支援時間 スタッフ数 特色 機能の違い 常駐手話通訳 質の追求
広島大学 障害学生就学支援委員会 養 成 コーディネート ボランティア 学生 聴覚障害学生 講義保障 コーディネーター 担当教員 授業の活用 システムの活用 ボランティア活動室 コーディネート ボランティア 学生 聴覚障害学生 講義保障
群馬大学 広島大学 同志社大学 共通点 全学的支援(制度・システム) 専任職員の配置 現在の体制 支援時間 スタッフ数 特色 機能の違い 被支援学生/聴覚障害学生 支援時間 スタッフ数 特色 機能の違い 常駐手話通訳 質の追求 制度面の充実 枠組みの作成
同志社大学 障がい学生支援委員会 コーディネート ボランティア 学生 聴覚障害学生 講義保障 コーディネーター コーディネーター パンフ・ガイドブックの配布 イベントの開催 ボランティア 学生 コーディネート 聴覚障害学生 講義保障
群馬大学 広島大学 同志社大学 共通点 全学的支援(制度・システム) 専任職員の配置 現在の体制 支援時間 数不明100% スタッフ数 被支援学生/聴覚障害学生 支援時間 数不明100% スタッフ数 10人+100人 特色 3人/3人 3人/41人 3人+30人 104人 常駐手話通訳 質の追求 =専門性 制度面の充実 枠組みの作成 ソフト面重視 コミュニティの形成
討議の柱
討議の柱 なぜこれが可能だったのか? 2年後どうありたいのか? 10年後どうありたいのか? →「群大モデル」「広大モデル」「同志社モデル」とは何か?