あなたの学校の福祉教育や職場内研修に 「認知症サポーター養成講座」 取り入れませんか? ↑宮古島市が市内の小学生たちが作ったサポーターステッカー 講座の一例を紹介します どんな気持ちかな? 考えてみよう! 認知症になるとどうなっちゃうの? 忘れてしまう おぼえることに時間がかかる 計画を立てられなくなる 時間や場所がわからなくなる いろいろなことができなくなる 今までの自分と違う感じに・・・ 不安に思ったり、苦しく思ったり、悩んだり悲しい気持ちになるんだね。 そうすると、元気がなくなったり、「ものをとられた」と思い込んだり、怒りっぽくなったりすることもあるよ。 それぞれの年齢にあわせて、 紙芝居やロールプレイ、グループワークなどを 通じて、 思いやりを持つこと、やさしく、ゆっくり話すこと、 温かく見守ること・・・ 子どもたちにできることが たくさんあることを学んでいきます。 認知症サポーターとは? 認知症を正しく理解し、認知症の方や家族を温かく見守る応援者であり、地域で職場で自分のできる範囲で活動してもらいます。(認知症の人の介護などに従事してもらうわけではありません。) 認知症サポーターに期待されること 1、 認知症に対して正しく理解し、偏見をもたない。 2、 認知症の人や家族に対して温かい目で見守る。 3、 近隣の認知症の人や家族に対して、自分なりに出来る簡単なことから 実践する。 4、 地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携、ネットワークをつくる。 5、 まちづくりを担う地域のリーダーとして活躍する。 こどもたちも 大切な地域の 担い手です。
それぞれの学校のニーズに合わせたサポーター養成講座を開催します。 認知症サポーター養成講座の講師役(キャラバン・メイト)は、 地域の認知症介護の担い手 認知症キャラバン・メイトは、介護保険事業所や地域包括支援センターで働く専門職や、認知症介護家族がほとんどです。キャリア教育の観点からも十分意義があります。 また、認知症サポーター養成講座をきっかけに、子どもたちが地域のお年寄りとの交流が始まった事例などもあります。 久米島町では、認知症サポーターがいるお店にはこのステッカーがあります → 認知症サポーター養成講座開催までの流れ まずは早めにご相談を! それぞれの学校のニーズに合わせたサポーター養成講座を開催します。 遅くても 1ヶ月前までに 10名程度以上の参加者と日時と場所を決定 市町村または県事務局に開催申込書を提出 講師役であるキャラバン・メイトの紹介 講座当日の流れ等を調整 申込受付後 教材とサポーターの証であるオレンジリングを事務局より送付 1週間前を目処に 認知症サポーター 誕生 サポーター養成講座の開催 講座開催後、2週間以内に市町村または県事務局に開催報告書を提出 認知症は誰でもなりうる「脳の病気」です。 いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったために、いったん正常に発達した知的機能が持続的に低下し、社会生活・家庭生活・日常生活に支障をきたすようになった状態をいいます。 健康な脳 脳が縮んでしまう病気 脳細胞の一部が壊れてしまう病気
だから、正しく知って地域で支える次世代への啓発が重要! 沖縄県の現状 本県でもこれから25年余りで急速に高齢化が進みます。それとともに増加が予測されているのが、認知症を持つ高齢者。ある調査では、65歳以上の15%が認知症を発症するとされており、将来人口推計から算出すると、2040年には、約6万4千人の方が認知症をもつ高齢者ということになります。 ところで「認知症」と聞いて何をイメージしますか? 徘徊、何もわからなくなる、こわい・・・。 こんなイメージをもたれる方が多いかもしれません。つい近年まで、医療や介護の専門家でも、認知症になると何もできなくなり、何もわからなくなると考えられていました。しかし、徐々に認知症の研究が進み、認知症になっても、周囲の理解や適切な支援でその人らしく暮らし続けることができることがわかってきました。 だから、正しく知って地域で支える次世代への啓発が重要! 認知症サポーター養成講座に関する お問い合わせ・講座の申込は・・・ 市町村高齢者福祉担当課または、 沖縄県子ども生活福祉部高齢者福祉介護課まで! TEL098-866-2214 FAX098-862-6325