平成26年度 ドミニカ共和国派遣団 ~成果発表~

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平成26年度 ドミニカ共和国派遣団 ~成果発表~ 平成26年度 ドミニカ共和国派遣団 ~成果発表~

¡Reforzamos la Amistad! ~友好の架け橋~ 知る          私たちドミニカ共和国派遣団の団目標は「Reforzamos la Amistad~友好の架け橋~」です。 この団目標には、ドミニカ共和国で日本の良さを伝え、現地で感じたドミニカ共和国の良さを日本で伝えることで、「知る」「伝える」「繋がる」というサイクルを繰り返し、両国の友好を強めていこうという思いが込められています。 伝える 繋がる

1.活動内容 2.団目標の成果 3.帰国後4ヶ月経って アウトライン 派遣中の活動内容とそこで得た学び、団目標の成果、帰国後の活動や思いについてお話します。

ホルヘ・ミナジャ青年大臣への 表敬訪問 JICAプロジェクト セマドハ病院視察

ホームステイ コンスタンサ, サント・ドミンゴ ドミニカ共和国派遣中の18日間では、語りきれないほどの多くの貴重な経験をしました。 コンスタンサとサントドミンゴの2都市で行ったホームステイでは、ホストファミリーがドミニカ共和国のおいしい料理をふるまってくれたり、彼らのお気に入りの場所に連れて行ってくれたりしました。短い間でしたがまるで本物の家族のように私たちを受け入れてくれ、ドミニカ共和国のありのままの生活を肌で感じることができました。

日系人の方々との交流 歓迎会 日系人墓地 昼食会 コーディネーター内藤さんによる講義・質問会 ドミニカ共和国には1000人近い日系人の方が住んでいることを皆さんは知っていますか?実際に日系人の方のお話を聞くことで、教科書には書かれていない彼らの歴史、思いに触れました。日本の文化やアイデンティティを守りながらも現地の人と共存する彼らの生き方や思いを、もっともっと多くの日本人に知ってほしいと思いました。

広島東洋カープアカデミー 日本文化紹介 J-POPダンス 炭坑節 じゃんけん大会 お互いに言語の通じない中で、スポーツやダンスなど非言語のコミュニケーションを通じて交流を図りました。広島東洋カープアカデミーの選手たちと一緒に野球をしたり、現地の大学生からメレンゲのダンスレッスンを受けたりする中で言葉を介さなくてもこんなにも心を通じ合わせることは出来るのだと、非言語コミュニケーションの持つ力の大きさを実感しました。 じゃんけん大会 J-POPダンス

ディスカッション @サント・ドミンゴ自治大学                      地元の大学生とのディスカッションでは、お互いの国の価値観や文化の違いだけでなく、共通点を発見することもできました。私は両国の社会問題をテーマとしたディスカッションが特に印象的でした。両国の社会問題について、異なる立場からの意見を聞くことで、自分の国の社会問題についてもう一度考え直すことができ、とても有意義な経験となりました。   このように現地での多くの出会いの中で、固定観念が徐々に崩れていき新しい世界の見え方を経験することが何度もありました。 ディスカッション @サント・ドミンゴ自治大学

¡Reforzamos la Amistad! ~友好の架け橋~ 知る          私たちの知る日本をドミニカ共和国で伝え、ドミニカ人の知るドミニカ共和国を様々な経験から伝えられる。双方向での「伝える」がお互いへの理解を深め、両国を「繋げる」ことができました。 帰国後団員の多くが所属団体や大学で成果の発表を行い、OB/OG派遣団の方とも世代を超えた交流会を行いました。ドミニカ共和国で知ったドミニカ共和国を日本で伝えることで、今も新たな繋がりが生まれ続けています。 伝える 繋がる

帰国後4か月経って… 派遣を通じて得たものは何か。何よりも、多様性を受け入れられる感性を得られたことが大きな収穫です。 皆さんにとって「幸せ」とはなんでしょうか?ドミニカ共和国では、明るくポジティブに毎日を生きている人が多いように見えました。これまで私たちが当たり前だと思っていた生活だけが唯一の「幸せな生き方」ではないのかもしれません。 自らの「当たり前」をほかの誰かにも強要してしまう前に、もう一度「それは本当に当たり前だろうか?ほかの考え方はないだろうか?」と考えられるようになり、ちょっとくらい違っている方が面白いとさえ思うようになりました。   派遣事業は団の解散と同時に終わるものでは決してありません。帰国後も派遣の経験をもとにそれぞれの団員が活躍を続けています。「友好の架け橋」を更に強いものにしていくために、広がり続ける繋がりを生かし、長く事後活動を続けていきたいです。

¡Gracias! これでドミニカ共和国派遣団の報告を終わります。ありがとうございました。