ICT機器の活用法 【教材作成編】  ICT機器の活用法(教材作成編)について説明します。 長崎県教育センター 

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ICT機器の活用法 【教材作成編】  ICT機器の活用法(教材作成編)について説明します。 長崎県教育センター 

ICT機器の活用法 【教材作成編】 1 フラッシュ型教材の作成 2 画像の取り込みと提示 1 フラッシュ型教材の作成   はじめに、知識の定着を図るためによく用いられるフラッシュ型教材の作成方法です。  ここでは、マイクロソフトオフィスのパワーポイントとエクセルを使った作成を説明します。 2 画像の取り込みと提示 

フラッシュ型教材作成に利用される主なソフト 作成が簡単 図や絵の利用 離れて操作できる  まず、プレゼンテーションソフトのパワーポイントでの作成です。   パワーポイントを用いる利点としては、作成が容易で、図や絵、グラフ等を利用でき、パソコンから離れて操作することができます。  作成したシートを組み合わせることで、問題数を増やしたり、出題の順番を変えることもできます。  また、パワーポイントによるフラッシュ型教材は、Web上にも数多く公開されています。 表示の順番

での作成 語句シートの作成 図や絵、グラフ等のシートの作成 具体的な作成の仕方について説明します。  具体的な作成の仕方について説明します。  パワーポイントでは、テキストボックスの挿入で英単語や数式、古語等の語句のシートを作成することができます。  また、画像の挿入で図形や記号、絵、グラフ等のシートを作成することができます。

フラッシュ型教材作成に利用される主なソフト 問題数が無制限 ランダム機能  次に、表計算ソフトのエクセルを用いた作成で す。  エクセルでは、問題数が無制限で、出題も順不同にできるという利点があります。

での作成 INDIRECT RANDBETWEEN INDIRECT("E"&RANDBETWEEN(3,21))  具体的な作成の仕方について説明します。  エクセルでは、セルの折り返しの「インダイレクト」と乱数機能の「ランドビトウィーン」の2つの関数を用います。  この2つの関数を次のように組み合わせると、 「セルE3~E21の範囲の値をランダムに表示する」という意味になります。

での作成 INDIRECT("E"&RANDBETWEEN(3,21)) 順不同 F9 無制限 ランダムに抽出  つまり、セルE3からE21の黄色の範囲の中から1つの値(単語)をランダムに抽出し、表示させます。  キーボードのF9(ファンクション9)を押すと、関数が更新され、再びランダムに抽出します。  このランダム機能を使うと、順不同かつ無制限に表示させることができます。 順不同 F9 で更新 無制限

フラッシュ型教材の活用場面 短い時間で繰り返し行うことで知識の定着を図ることができる  実際にフラッシュ型教材を活用している場面です。短い時間で繰り返し行うことで知識の定着を図ることができます。    (動画を映す)  慣れてくると自然とリズムも出てきます。  また、このようにプレゼンマウスを使うと教師は児童生徒の表情や反応を見ながら進めることができます。  短い時間で繰り返し行うことで知識の定着を図ることができる

フラッシュ型教材作成のコツ ・簡単→応用(ランダム) ・漢字は教科書体 ・短い時間で ・授業につなげる フラッシュ型教材のバリエーション ・ジェスチャー(○×/右左)  最後は、フラッシュ型教材作成のこつとバリエーションです。  作成のコツとしてはまず、 「簡単な問題から少しずつ難易度を上げること」「使用する文字は教科書体にすること」 「短い時間で取り組める内容にすること」 「フラッシュ型教材が授業につながること」 の4つがあります。  ○×や右左で答えさせたり、列や班ごとに答えさせたりすることで、バリエーションをつくることもできます。 ・列ごと、班ごと、一人ずつ

ICT機器の活用法 【教材作成編】 1 フラッシュ型教材の作成 2 画像の取り込みと提示 1 フラッシュ型教材の作成   次に、授業の中で活用の場面が多いと考えられる画像の取り込みと提示の方法について説明します。  ここでは、デジタルカメラと実物投影機を使った教材作成を説明します。 2 画像の取り込みと提示 

画像の取り込みと提示に利用できる主な機器 デジタルカメラ 画像の直接投影による提示 加工して提示  まず、デジタルカメラの利用です。 パワーポイントへの一括挿入・提示

画像の直接投影による提示 これは、直接投影による提示です。 デジタルカメラ 画像の直接投影による提示  これは、直接投影による提示です。  デジタルカメラで撮った映像をケーブルですぐに大型テレビに提示したり、プロジェクターを使って投影することができ、動画を投影することもできます。

デジタルカメラ 加工して提示【ペイント】 画像のサイズ変更や加工 デジカメ画像をドラッグ  Windowsのアクセサリーについている「ペイント」等の画像編集ソフトを使うと、デジタルカメラで撮影した画像のサイズの変更やかき込み、画像の余分なところを切り取るトリミングや変形など、授業に応じた画像の加工をすることもできます。

パワーポイントへの一括挿入・提示 挿入タブの「フォトアルバム」を選択 一括挿入完了 デジタルカメラ パワーポイントへの一括挿入・提示 一括挿入完了 挿入タブの「フォトアルバム」を選択  パワーポイントには「フォトアルバム」という便利な機能があります。  デジタルカメラで撮影した画像を一括してパワーポイントへ挿入し、順番を入れ替えて提示したり、フラッシュ型教材のような活用もできます。

画像の取り込みと提示に利用できる主な機器 実物投影機 ライブ映像の提示 静止画をSDカードに保存・提示  次は、実物投影機の利用です。  書画カメラということもあります。 静止画・動画をパソコンに保存・提示

ライブ映像の提示 実物投影機もデジタルカメラと同様にケーブルをつないで大型テレビに提示したり、プロジェクタにつないで投影することができます。  実物投影機もデジタルカメラと同様にケーブルをつないで大型テレビに提示したり、プロジェクタにつないで投影することができます。  その場でズームができ、拡大提示に有効です。

静止画をSDカードに保存・提示 実物投影機には、静止画をSDカード等の記録メディアに保存・再生ができるものがあります。  児童生徒のノートを保存し、画像を切り替えながら考えを比較したり、ノート作りの手本として提示したりすることができます。  図画工作、美術、技術・家庭科などの作品ができあがっていく様子を提示することにも有効です。

静止画・動画をパソコンに 保存・提示 実物投影機には、撮影した静止画や動画をパソコンに転送・保存できるものあります。 撮影した画像(3枚) ライブ画面  実物投影機には、撮影した静止画や動画をパソコンに転送・保存できるものあります。  複数の画像を意図的に並べて提示したり、動画を繰り返し提示したりすることで、言葉での説明が難しい内容や活動を理解させることにも効果的です。  電子黒板を併用すると静止画や動画に直接かき込みをすることもできます。

ICT機器の活用法 【教材作成編】 1 フラッシュ型教材の作成 2 画像の取り込みと提示 1 フラッシュ型教材の作成   ICT機器の活用による教材作成は、データとしての保管・共有ができ、繰り返して使えるというよさがあります。  これで、ICT機器の活用法(教材作成編)の説明を終わります。 2 画像の取り込みと提示  長崎県教育センター