平成17年度調査研究 「障害のある児童生徒等の教育の総合的情報提供体制におけるコンテンツの充実・普及方策に関する実際的研究」 研究協議会資料 平成17年度調査研究 「障害のある児童生徒等の教育の総合的情報提供体制におけるコンテンツの充実・普及方策に関する実際的研究」 研究協議会資料 平成17年7月15日 独立行政法人国立特殊教育総合研究所 渡邉 章
平成17年度研究概要 障害のある児童生徒等の教育に関するコンテンツの充実・普及方策の検討 Webによる情報提供におけるアクセシビリティの向上に関する検討 障害のある児童生徒等の教育に関するeラーニング活用の在り方の検討 中間報告書の作成
平成17年度実施計画 5月 モデル講習会打ち合わせ 7月 研究協議会 8月 eラーニングを利用したモデル講習会の実施 (於:福岡教育大学) 5月 モデル講習会打ち合わせ 7月 研究協議会 8月 eラーニングを利用したモデル講習会の実施 (於:福岡教育大学) 9月~10月 調査の実施 9月~10月 盲ろうモデル講習会の実施 10月~12月 コンテンツの充実・普及方策に関 する検討 1月~2月 中間報告書の編集作業 3月 中間報告書の刊行
研究実施グループ [情報普及方策班] 1)教育委員会・教育センターに対する調査 2)アクセシビリティの調査 1)教育委員会・教育センターに対する調査 2)アクセシビリティの調査 3)学校の情報発信の活性化に関する検討 [eラーニング班] 1)福教大との講習会 2)盲ろう講習会
メンバー構成 [情報普及方策班] 渡邉 章,小野龍智,渡辺哲也,中村 均 (研究協力者:島 治伸,中島浩美 ,滝川国芳, 田村順一) 渡邉 章,小野龍智,渡辺哲也,中村 均 (研究協力者:島 治伸,中島浩美 ,滝川国芳, 田村順一) [eラーニング班] 1)福教大グループ:小野龍智,渡辺哲也 (研究協力者:木舩憲幸,本田誠三,福島 勇) 2)盲ろう講習会グループ:中澤恵江,新井千賀子 (研究協力者:長尾公美子,星 祐子,三科聡子)
平成16年度プロジェクト研究 「障害のある児童生徒等の教育の総合的情報提供体制の構築と活用に関する実際的研究」の調査結果より
Webによる情報提供に関する調査 実施手続き ・当研究所Webサイトの回答用ページにアクセスし,そのページから質問項目に回答する方式。 2. 実施時期 平成16年8月~9月 3. 回収率 ・教育委員会: 78.33%(47/60) ・教育センター: 80.65%(50/62) ・盲・聾・養護学校: 63.83%(637/998) まず,総合的情報提供体制の在り方に関する検討の一環として,Webによる情報提供に関する調査を実施しました。 この調査では,情報収集システムのモデル試行として,回答は全面的にWebで行っていただく方式をとりました。 実施時期,回収率は,ここに示すとおりです。
教育委員会のWebサイトで どのような情報提供を行っているか 教育施策が最も多く,次いで教育相談情報となっています。 (回答数45)
教育センターのWebサイトで どのような情報提供を行っているか (回答数50)
教育センターで eラーニングを導入しているか これは,教育センターでeラーニングを導入しているか,という質問についての回答ですが,「はい」という回答は18.4%でした。 (回答数49)
盲・聾・養護学校のWebサイトで どのような情報提供を行っているか (回答数602)
盲・聾・養護学校が教育委員会, 教育センターに期待する情報 盲・聾・養護学校が,教育委員会及び教育センターのWebに期待する情報はどのようなものか,ということですが, 教育委員会に求めるものは,「教育施策」「医療」「福祉」「就労」などに関する情報が高くなっています。 センターに求めるものは,「研修講座・研究会情報」「指導方法」「学習教材」が高くなっています。 (回答数628)
研究所Webサイトで有用な内容 (回答数:教育委員会46,教育センター50,盲・聾・養護学校631) 教育委員会では,「研修・セミナー」が最も多く,次いで「障害のある子どもの教育の広場」「研究者・研究内容」となっています。 教育センターでは,「障害のある子どもの教育の広場」が最も多く,次いで「研究者・研究内容」となっています。 盲・聾・養護学校では,「障害のある子どもの教育の広場」が最も高く,次いで「教育コンテンツ」となっています。 (回答数:教育委員会46,教育センター50,盲・聾・養護学校631)
今後,研究所Webサイトに 期待する情報 (回答数:教育委員会47,教育センター50,盲・聾・養護学校628) 教育委員会では,「指導方法」が最も高くなっています。 教育センターでは,やはり「指導方法」が最も高くなっています。 盲・聾・養護学校では,「指導方法」と「学習教材」が最も高くなっている。 今後の研究所Web充実の課題であると思います。 (回答数:教育委員会47,教育センター50,盲・聾・養護学校628)
調査結果を踏まえて 教育委員会・教育センターWebサイトからの特別支援教育に関する情報提供の充実の必要性 研究所,教育委員会,教育センター等の関係機関の情報提供における役割分担と連携の必要性
平成17年度調査計画 教育委員会・教育センターのWebサイトでは,特別支援教育に関してどのような情報提供が行われているか?
教育委員会・教育センターの Webサイトの情報提供内容 特別支援教育に関してどのような情報発信が行われているか 教育委員会・教育センターのWebサイトでは,特別支援教育に関する情報は,わかりやすいところに置かれているか 特別支援教育に関する特色あるコンテンツとして,どのようなものがあるか →都道府県・指定都市の教育委員会・教育センターのWebサイトを一定の規準により調査
教育委員会・教育センターの Webサイトのアクセシビリティ
盲・聾・養護学校のWebサイト からの情報発信の活性化 情報発信モデル校としてのサイト作り 地域のセンター的機能を果たすための情報発信の在り方 →モデル校を設定し,これからの特別支援教育の推進において,モデルとなる情報発信の取組を検討していく
これからの研究所Webサイトからの情報提供の在り方 研究所と教育委員会・教育センターとの役割分担と連携の仕方 →アンケート調査等による検討