1.コンピュータと情報処理 p.14 第1章第1節 1.わたしたちの生活と情報技術 情報機器の発展 情報機器は,アナログデータから ディジタルデータを扱う機器へと発展してきた 例) フィルムカメラ →ディジタルカメラ レコード →CD ビデオテープ →DVD 1
1.コンピュータと情報処理 p.14 第1章第1節 1.わたしたちの生活と情報技術 情報機器の発展 2
1.コンピュータと情報処理 p.15 第1章第1節 1.わたしたちの生活と情報技術 アナログとディジタル アナログ 例) アルコール温度計 連続する量をほかの連続する量を用いてあらわす方式 温度という連続量をアルコールの体積という連続量を用いてあらわす 3
1.コンピュータと情報処理 p.15 第1章第1節 1.わたしたちの生活と情報技術 アナログとディジタル ディジタル 例) ディジタル温度計 連続する量を一定間隔ごとに区切り, 数値を用いてあらわす方式 温度という連続量を,たとえば「0.1℃」間隔で区切り,数値で温度をあらわす 4
1.コンピュータと情報処理 p.15 第1章第1節 1.わたしたちの生活と情報技術 アナログとディジタル ディジタル(digital) 一般的には「デジタル」と表記されることもあるが,電気,電子,情報工学の分野では「ディジタル」と表記されることが多い。日本工業規格においても「ディジタル」となっている 5
1.コンピュータと情報処理 p.15 第1章第1節 1.わたしたちの生活と情報技術 コンピュータとディジタル ほとんどのコンピュータは,2進法で表現されたディジタルデータを用いて処理を行う 2進法では,0と1の2種類の記号で すべての数を表現している コンピュータでは,0と1を たとえば次のように対応 させている 6
1.コンピュータと情報処理 p.15 第1章第1節 1.わたしたちの生活と情報技術 コンピュータとディジタルデータ 2進法で表現された1桁の数では, 0と1のどちらかをあらわすことができる コンピュータが扱うデータの最小単位 1ビット 一般に8ビットをまとめて1バイトという 7
1.コンピュータと情報処理 p.15 第1章第1節 1.わたしたちの生活と情報技術 コンピュータとディジタルデータ 1ビットでは,0と1の2通りの状態を表現できる 21=2 2ビットでは,「00」と「01」と「10」と「11」の4通り 22=4 3ビットでは,「000」,「001」,「010」,「011」, 「100」,「101」,「110」,「111」の8通り 23=8 8
1.コンピュータと情報処理 p.15 第1章第1節 1.わたしたちの生活と情報技術 コンピュータとディジタルデータ 1バイト,つまり8ビットでは, 00000000,00000001,00000010,・・・ ・・・ ,11111110,11111111の256通りの状態を表現できる 28=256 2バイトつまり16ビットでは, 何通りの状態を表現できるか計算してみよう 9
1.コンピュータと情報処理 p.15 第1章第1節 1.わたしたちの生活と情報技術 コンピュータとディジタルデータ 数値の桁数が大きくなったときには, K(キロ),M(メガ),G(ギガ),T(テラ),P(ペタ)などの接頭語を使って表記する 10
実習 3 P R A C T I C E パソコンや携帯電話などの製品情報で,MBやGBの記載を見つけてみよう
用語(p.14~15) 第1章第1節 【アナログ】 :analog 【ディジタル】 :digital 【 2進法】 0 と1 の2種類の記号で数値を表現する数の体系
用語(p.14~15) 第1章第1節 【ビット】 :bit データの最小単位。たとえば,2 ビットは1ビットを2桁並べたもので,22(00,01,10,11)の4 通りの状態をあらわすことができる 【バイト】 :byte