初年次セミナー 第2回 文字の出力.

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初年次セミナー 第2回 文字の出力

ネットワークドライブの割り当て デスクトップの「コンピューター」を右クリック→「ネットワークドライブの割り当て」を選んでください。 「ドライブ」でMを、「フォルダ」で「\\alphab\dat\11\」を選択してください。 選択できたら、その後にユーザーIDを入力、「\\alphab\dat\11\ユーザID」としてください。 \\alphab\dat\11\ユーザID

実行準備 Mドライブの割り当てが済んでいることを確認し、Mドライブ内の「FPS」フォルダに移動してください 今日作成するファイルの保存用に、「02」フォルダを作ってください

Visual Studio 2010 コマンドプロンプト起動 「スタート メニュー」→「すべてのプログラム」→「Microsoft Visual Studio 2010」→「Visual Studio Tools」→「Visual Studio 2010 コマンドプロンプト」の順に選択し、コマンドプロンプトを起動します または画面上のショートカットアイコンからも起動できます

コマンドプロンプトの起動 Visual Studio コマンドプロンプトが起動したら、以下のようなウインドウが開きます。 今後プログラムのコンパイル、実行はこの画面上でおこないます

ドライブ変更 コンパイル、実行は基本的にファイルのある場所でおこないます Visual Studio 2010 コマンドプロンプトは、起動した時点ではCドライブ内の「Program Files\Microsoft Visual Studio 10.0\VC」フォルダにいるので、まず「Mドライブ」へ移動します コマンドプロンプト上で「M:」と入力してください

ディレクトリ間の移動 Mドライブへ移動したら、目的のファイルがあるディレクトリ(≒フォルダ)へ移動します ディレクトリの移動に使用するコマンドは「cd 移動先」です Mドライブの一番上にあるディレクトリ(ルートディレクトリ)から、その下の「FPS」へ移動するには、「cd FPS」と入力してください さらにその下の「02」フォルダに移動するには、「cd 02」とします

cd コマンドの使い方 その他のcdコマンドの使い方は以下の通りです 例)ひとつ上のディレクトリへ移動する場合:「cd ..」と入力 注:カレントディレクトリ=今いる場所(ディレクトリ)

プログラムソースファイルの作成 C言語のプログラムが書かれたファイルを「ソースファイル」といいます ソースファイルは「テキストエディタ」と呼ばれる文書作成アプリケーションで作成しましょう 皆さんの環境では「メモ帳」や「秀丸」が使えます 好みのテキストエディタを使って構いませんが、Word等のワープロソフトは使わないで下さい

ソースプログラムの構成 ソースプログラムは一般に以下のような形になる。 さしあたり、以下の「文;」となっている部分以外は「おまじない」と考えて必ず書くようにする。

文の書き方 C言語プログラムでの「文」には、型・変数の宣言、計算処理、関数呼び出しなど(詳細は後日)がある。 基本的に「文」の最後にはセミコロン「;」をつける。 「文」はひとまとまりの意味を持つ命令が実行されている文章(したがって、先の「{」だけの行には「;」が不要)

前回の復習 以下のようなプログラムを作成し、「001.c」という名前で「02」フォルダに保存してください。 Hello World!の後の「\n」は「改行コード」で、画面に表示はされませんが、ここで改行されます。

ソースファイルの確認 先ほど作成したソースファイルがあるかどうか、コマンドプロンプト上で確認します コマンドプロンプト上で、「dir」と入力してください dirコマンドは、現在のディレクトリ内にあるファイルを一覧表示するコマンドです

コンパイル ソースファイルがあることを確認したら、コンパイルをおこないます 「cl 001.c」と入力してください(別のファイル名をつけた場合は「cl コンパイルしたいファイル名」とします)

コンパイル(2) コンパイルが成功したら、以下のような表示がされ、中間ファイル(001.obj)と実行形式ファイル(001.exe)が生成されます

エラー処理 プログラムにミスがある場合、エラー情報が表示されます 表示を参考にしながら修正してください 修正できたら保存しなおし、再度コンパイルをおこないます

プログラムの実行 コンパイルが成功したら、プログラムを実行してみましょう 拡張子を除いたファイル名(001)を入力するか、または実行ファイル名(001.exe)を入力してください

文字の出力(1) 文字や数値の出力には「printf関数」という関数を使用する。 関数:一定の処理をする機能をもった文字列で、「入力」に対して「出力」を返す。 printf関数は入力された文字や数値を「標準入出力」に表示する機能を持っている。 printf関数は以下のような書式を持っている。

関数とは 関数とはいわば「これあげるから、これやって」といった機能を果たすものである。 printf関数の場合は「文字や数値のデータをあげるから、標準入出力に表示して」ということになる。 関数に与えるデータ部分を「引数」と呼ぶ。

文字の出力(2) printf関数は複数の引数をとることができる。 最初の“”で囲まれた引数部分は直接出力と書式の設定をおこなう。 直接出力:「“”」内の文字列をそのまま表示する。 書式の設定:表示されるデータの種類やケタ数を設定する。設定されたデータの中身は2つ目以降の引数に書いておく。 引数の区切りには「,」を記入する。

書式の設定と出力(1) printf関数の1つめの引数には「書式」を設定できます。 書式部分は「%」とその後に続く文字で設定します。 設定された書式で、2つめ以降の引数の中身が表示されます。 以下のようなプログラムを書いて、保存→コンパイル→実行をおこなってください。

書式の設定と出力(2) 「%d」の部分は、「10進数の整数で表示しなさい」という書式設定です。 10進数で「1」を表示

書式の設定と出力(3) 「%5d」のように%のあとに数字を入れると、表示の桁数を指定できます。

書式の設定と出力(4) 直接の表示と書式設定されたデータを組み合わせることもできます。以下のようなプログラムを書いて実行してみてください。 注:「%2d」の部分は必ず「半角英数」で書くこと。

書式の設定と出力(5) 引数をもっと増やすこともできます。以下のようなプログラムを書いて実行してみてください。 注:引数の区切りにはコンマ「,」を入れること。

書式の設定と出力(5) 2つ目以降の引数に数式を入れて、計算結果を表示させることもできます。 Excelで使用したような計算式(演算子)が使用できます。 例)+、-、*、/、^ など

第2回課題 自分の氏名、今日の日付、384×31の結果をそれぞれ1行ずつ表示するプログラムを(1つのファイルで)作成してください。 日付の表示部は2桁の10進数・整数で書式を設定してください。 計算結果は直接表示ではなく、プログラムに計算させてください。 提出は教員宛にプログラムファイルをメールで送ってください。 宛先:  出力例

課題の提出 作成したプログラムファイルをメールに添付し、教員まで送ってください。 宛先: 【AL-Mailでの添付ファイルの利用】 「新規に送信する」で新規メールのウインドウを起動する。 宛先、本文等を入力したら「ファイル」メニューから「ファイル添付」を選択する。 「添付ファイルの設定」が開くので「追加」を押し、添付するファイルを選択する。