F)無節操的飛躍と基礎科学(20世紀~) 1.原子の成り立ち:レントゲン、ベックレル、キューリ(1911) 、ラザォード、モーズリー、ユーリー(重水素、 1934)、キューリ(1935)、チャドウィック(中性子1935)、ハーン、シーボーグ 2.量子力学 :プランク(1918), アインシュタイン(1921)、ボーア(1922)、ドブローイ(1929)、ハイゼンベルグ(1932)、ゾンマーフェルト、シュレーディンガー(1933)、ディラック(1933)、ハイトラー、ロンドン、パウリ(1945)、ボルン(1

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F)無節操的飛躍と基礎科学(20世紀~) 1.原子の成り立ち:レントゲン、ベックレル、キューリ(1911) 、ラザォード、モーズリー、ユーリー(重水素、 1934)、キューリ(1935)、チャドウィック(中性子1935)、ハーン、シーボーグ 2.量子力学 :プランク(1918), アインシュタイン(1921)、ボーア(1922)、ドブローイ(1929)、ハイゼンベルグ(1932)、ゾンマーフェルト、シュレーディンガー(1933)、ディラック(1933)、ハイトラー、ロンドン、パウリ(1945)、ボルン(1954)、スレーター、ウィグナー(1963)、朝永(1965)、ファインマン(1965)、 量子化学:ヒュッケル、ルイス、ポーリング(1954)、マリケン(1966)、福井(1981)、ホフマン(1981)、コーン(1998) 3.結合:イオン結合:マーデルング、ボルン、ハーバー、共有結合:ポーリング他多数、金属結合:ゾンマーフェルト他多数、ファン・デル・ワールス結合 4.熱力学:19世紀:ル・シャトリエ、カルノ、ジュール、クラジウス、クラペーロン、ヘルムホルツ、ケルヴィン(トムソン)、ファントホッフ(1901)、アレニウス(1903)、オストヴァルト(1909)、

20世紀:ネルンスト(1920)、ボルン・ハーバーのサイクル、オンサーガー(1968) 、ブリゴジン(1977) 5.化学反応:ポラニー(1986)、ウッドワード・ホフマン・福井、平衡:酸・塩基 ブレンシュテッド、ローリー、ルイス、ピアソン、ハメット、統計:ボルツマン、フェルミ、ボース、アインシュタイン、連鎖反応(1956)、高速化学反応(1967) 、遊離基スペクトルスコピー(ヘルツベルグ 1971) 6.構造:ラウエ(1914)、ブラッグ(1915)、デバイ(1936)、ホジキン(1964、生化学物質)、フィッシャー・ウィルキンソン(有機金属錯塩 1973)、リブスコム(ボラン、1976)、核酸の基本構造(1980)、巨大分子微細構造(1982)、光合成反応中心(1988) 7.固体・金属・超伝導:固体物理、固体化学、材料化学:ローレンツ(1902)、ゼーマン(1902)、フェルミ(1938)、ブロッホ(1952)、ショックレー(1958)、ワイス、ネール(1970)、江崎(1973)、モット(1977)、アンダーソン(1977)、ヴァンブレック(1977)、超伝導:オンネス(1913)、バーディーン(1972)、クーパー(1972)、シュリーファー(1972)、ジョセフソン(1973)、クリッツィンク(1985)、ベドノルツ(1987)、 ミューラー(1987)、ギンズブルグ(2003)

8.界面、表面:ラングミュアー(1932) 9.測定技術:電気炉 モアサン(1906)、質量分析 アストン(1922)、有機微量分析 プレーグル(1923)、ラマン分光(ラマン 1930)、サイクロトロン(ローレンス1939)、高圧 ブリッジマン(1946)、NMR(ブロッホ 1952)、位相差顕微鏡(ゼルニケ、1953)、ペーパークロマト(アミノ酸分析 1952)、ポーラログラフィー(1959)、メスバウアー(1961)、レーザーの開発(1964)、分子、原子の観測と操作・・電子顕微鏡・STMの開発(1986)、AFM,田中(2002) 10.高分子、衣料、機材:シュタウディンガー(1953)、ツィグラー・ナッタ(1963)、フローリー(1974)、ヒーガー・マクダイアミッド・白川(2000) 11・機能材料 色素:バイヤー(1905)、エレクトロニクス:トランジスタ(ブラッテン・バーディーン・ショックレー(1956)、液晶(1888ライニッツァー・レーマン)、エネルギー材料、触媒(グリニャール(1913)、ボッシュ(1931)、ツィグラー・ナッタ(1963)、野依(2001), 根岸・鈴木(2010)、クラウンエーテル(ペダーセン1987)、クリプタンド(レーン1987)、分子認識(クラム1987)、フラーレン(クロトー・スモーリー・カール(1996)、ナノチューブ(飯島)、グラフェン(ガイム・ノボセロフ 2010)

12.生化学、生命化学、医薬、農薬 (糖 フィシャー(1902)、クロ     ロフィル ウィルシュテッター(1915)、空中窒素固定法 ハー   バー・ボッシュ、胆汁酸 ウィーラント(1927)、ステリン類(1928)、   アルコル発酵(1929)、血液色素(1930)、ビタミン(1937,1938)、   性ホルモン(1939)、食糧保存(1945)、酵素(1946)、アルカロイ   ド(1947)、血清タンパク質(1948)、抗原抗体(ポーリング   1954)、合成ホルモン(1955)、ヌクレオチド(1957)、インシュリ   ン(1958)、炭酸同化作用(カルビン、1961)、リボ核酸分解酵   素(1972)、生体内エネルギー伝達(1978)、 13.環境化学 クルッツェン・モリーナ・ローランド(1995) 14.宇宙化学