須麻漏売(すまろめ)神社@三重県多気郡 すばるを祀った神社?

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須麻漏売(すまろめ)神社@三重県多気郡 すばるを祀った神社? ・ 月光天文台(静岡県)の漆畑充さんより、すばる望遠鏡の無事を祈念してお参りしてこられたとの残暑見舞いを頂きました。 ・ 9月5日に家も参拝予定していましたが、JR紀勢線が台風の影響で最寄り駅まで辿りつけず断念。 

臼田知史(国立天文台) TMT 推進小委員会 12 April 2011 TMT 運用方針検討状況 運用検討グループ (議長M.Bolte) 運用方針素案(Dec. 2010版) 基本的にケック版(E-ELT とSubaru の運用を一部反映) Jan.2011のコストレビューで紹介 May 2011 外部レビュー 臼田知史(国立天文台) TMT 推進小委員会 12 April 2011

観測時間配分とスケジューリング パートナーの時間は自治 =>独立TAC 各TACからTMTに採択プログラムのリスト(PI,時期)提出    観測時間配分とスケジューリング パートナーの時間は自治 =>独立TAC   各TACからTMTに採択プログラムのリスト(PI,時期)提出 TMTが全体プログラムを半期ごとに作成 一晩に複数装置を配置可能 技術的な執行可能性は提案時にTMTから判断 TMT 職員から助言提供可能。 観測者のやり方を監視しない

天文学者への支援 プロポーザル用装置性能シミュレータ(露出時間等) 観測手順のスクリプトによる規定で、チェック/モニター サポートアストロノマ-を各ランに配置 装置チームがクィックルック解析ソフト提供 TMT標準の遠隔観測、遠隔モニターソフト整備 探索可能な生データ(ヘッダー等込み)のアーカイブと校正データの自動結合 4

観測モード PIによる古典的観測モード PI が観測装置を操作し直接観測を主導 ヒロTMTサイトと等価の観測サイトからの観測も可能 オペレータが望遠鏡と AO/LGSを操作 支援天文学者が,観測者の質問等に回答して観測支援 PI が観測支援ツールで観測手順を作成 TMT は効率良い観測支援を提供するが、PIが採否を判断 一晩に多種の装置利用が可能、セメスター内の分散スケジュールも可 5

観測モード TMT 支援天文学者によるサービス観測 全パートナーのPIから提出されたリストに基づき観測を代行 手順は固定. 最も効率的かも. 全パートナーが参加すれば,月相やエアマス,シーイングを考慮した観測最適化が可能で有効 6

日本のアンケート結果(Dec. 2010) 1. JELT WG ML参加者に説明した「想定されている主な運用方針」 (1) リモート観測:ヒロ山麓施設 and/or 各国の基幹施設(例:天文台三鷹) (2) 観測モードは4つ。  (a) Classical Mode  Keckの観測とほぼ同じで、観測者が操作する。SAは最初だけサポート。  半夜や1時間単位の割付も考慮  (b) Service Mode  すばるのサービス観測とほぼ同じ。キュー観測ではない。SAが観測する。  1 or 2時間単位  (c) Dynamic Classical Mode  プロポーザル採択者はリモート観測可能日(複数)を連絡。  その期間内で観測テーマに応じて、1日前?に観測日をアサインする。  (d) Interactive service Mode  サービス観測夜に、PIと電話等で打合せしながらSAが観測する。  運用開始初期は(a)が主で(b)(d)は10%程度ですが、最終的には(a)(c)と  (b)(d)が50%ずつ程度を予定しています。 

日本のアンケート結果(Dec. 2010) (3) ToO・Time Critical Observing  ToO発令後、上記の(a) or (d)モードで観測を実行。単純なものは(b)  Time Criticalなモノも同様  どちらも優先順位高い。  拒否権や別々のパートナーに同じ提案があった場合の検討がされていない (4) 観測・解析ツール  解析パイプライン、観測シミュレーター(積分・観測時間計算など) (5) データアーカイブ  生データは永久保存される。解析済みデータのアーカイブは考えていない。  各パートナー毎にアーカイブの方式などを変更可能  18ヶ月は各パートナーに優先権ある (6) 時間割り当て  各パートナーの責任の範囲内で決定。TACは各パートナー毎に持つ。  ALMAはTACを一つにして、同じ天体を同じモードで観測しないように考慮して   いますが、TMTではそのような競合があり得ることになる。

日本のアンケート結果(Dec. 2010) Q1:リモート観測とサービス観測が主で、山頂での観測は基本的にありません。  a:このままで良い(7票)  観測者が希望したら山頂での観測も認めて欲しい Q2:観測モードはすばると同じ古典モードとサービスモードが主になります。  => 良いという意見だけでなく、キュー観測を望む意見もある。 Q3:古典観測モードについてどう思いますか?  b:いつアサインされるのか分からないため、予定が立てにくく不便(5票) Q4:ToOについてどう思いますか?  a:ToOの優先権はパートナーの割り当てを超えてあったほうがよい(7票) 埋め合わせ観測時間、パートナー間の時間のバランスが必要。ToOのランクが必要。ToOは所長の権限と責任において実行すべきである。 Q5:解析ソフトウェアについてどう思いますか? a:解析ソフトウェアは半自動でできるパイプラインと各処理ごとに自由度の効く解析ツール群の両方を整備すべき

日本のアンケート結果(Dec. 2010) Q6:データアーカイブについてどう思いますか? 生データと解析済みデータの両方があるとよりよい 装置を限ってもいいから、できれば解析済みアーカイブを用意してほしい Q7:時間割り当てについてどう思いますか? b:観測テーマの重複などを時間割り当ての途中で確認すべき(10票) 難しい。パートナーごとに時間割り当てをするのは楽だが、天体の重複、特にToOの重複が気になる。どこかで摺り合わせをする必要。 サイエンスの重要なテーマや、重要なターゲットは、世界共通なので、各パートナーでTACを持つと、結局同じターゲットを同じモードで観測する重複が出る。ALMA的なやり方にする方がかえってよいのでは?。

中国/印度との連携強化 中国/印度はTMT観測時間を各10%確保することになる。  中国/印度との連携強化 中国/印度はTMT観測時間を各10%確保することになる。 中国/印度はそれまでに中小口径望遠鏡でコミュニティの経験を積むニーズがある。 東アジアの同胞として中国/印度の将来を担う若手と人的パイプを確立することは将来双方に大きなメリットがある。 国内中小望遠鏡、すばる望遠鏡を軸にそのような共同研究を意識したコンタクトを前向きに考えてはどうか? まずは光赤外WS、すばるUM、各種研究会の案内を中国印度にも積極的に流すとか、先方からのコンタクトに親身になって応えるとか・・ (例:年明けにShri Kulkarni 2ヶ月来日) TMT.OPS.PRE.11.004.REL01 The Information Herein is Subject to the Restrictions Contained on the Cover Page of this Document

運用に関する10の質問 サービス観測戦略.  セメスターごとに観測計画策定。最小単位一時間。TMT支援天文学者がPIに代わって観測(PIの遠隔観測も認める?) 古典観測モード.  半夜単位? PI任せにするか Phase2-型キューの準備をするか? AO 観測. ガイド星準備等はPIの責任かTMT職員任せか? 最適条件でない観測をどう扱うか? 支援天文学者.  PhDレベルの天文学者を想定し観測時間を与えるか、修士レベルのスタッフとするか? 利用者支援. TMT本部職員のみ? パートナーオフィスからも参加?

運用に関する10の質問 観測者の準備と訓練. 露出時間計算器、装置フライトシミュレータ、他?    運用に関する10の質問 観測者の準備と訓練. 露出時間計算器、装置フライトシミュレータ、他? データアーカイブ.  ローカルアーカイブ主体でよい?  最初からパートナーにもアーカイブセンター配備?  アクセス制限、占有保護期間 観測装置.  八台すべてが運用可能は必要条件か? 装置校正. TMT職員は校正用データを観測者のため取得するか? サービス観測でも古典観測でも? 運用指針. Where & which should be documented? SRD or an Operations Requirements (OPRD) document?

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