(主催)レイカディア大学 フォトウォーククラブ 初心者向け デジタルカメラ講座 ① 皆さま、今日はレイカディア大学フォトウォーククラブ主催の、初心者向けデジカメ講座 にお越しいただき大変ありがとうございます。 私はびわこ環境学科を2014年に卒業しました近松と申します。 皆さまとともに楽しい講座になるようがんばってまいりますのでどうかよろしくお願い致します。 現役のフォトウォーククラブ役員さまにもお手伝いをいただきます。 (主催)レイカディア大学 フォトウォーククラブ 2016年2月5日 近松 清司 (35期びわ環)2014年卒業
デジカメ講座カリキュラム 第1回 2月6日 第2回 2月19日 ①デジカメの種類、機能、性能等 第1回 2月6日 ①デジカメの種類、機能、性能等 ②撮った写真の取り込み方、撮影のための基本知識 まず最初に、デジカメ講座の進め方についてご案内します。 本日の第1回講座、第1部はデジカメの種類、機能、性能などについてお話しします。 第2部は、デジカメで撮った写真をパソコンへ取り込む方法、写真撮影のための 基本知識についてご案内します。 第2回講座は、2月19日(金)に写真の撮り方、本校内での撮影会とその写真の 鑑賞会です。 第2回 2月19日 ①写真の撮りかた ②撮影会、鑑賞会 本講座は昨年に準じています。
デジタルカメラ 旅行先に 日常のお出かけに メモ代わりに etc. デジタルカメラの種類 コンパクトデジカメ 一眼デジタルカメラ コンパクトデジカメ 一眼デジタルカメラ 最近のデジカメはシャッターボタンを押すだけで、ほとんど失敗することなく写真撮影ができます。 デジカメは、旅先での記念写真、日常のお出かけの記録やメモなど、いろんな機会にとても活躍します。 デジタルカメラには、コンパクトデジカメ、一眼デジタルカメラがありますが、この講座では初心者向けに コンパクトデジタルカメラを対象にご案内いたします。 本講座では初心者向けとして、コンパクトデジタルカメラでの写真撮影について説明いたします。
フィルムカメラ 以前のカメラはこのようなフィルムカメラが主流でした。
フィルムカメラ(銀塩写真)のフィルム フィルムカメラには、このようなフィルムを購入し、カメラ本体に装填して 撮影しなければなりませんでした。 銀塩フィルムとよばれるこれらは、主に写真店で現像し、写真用紙に プリントして初めて撮影結果を目にすることができました。
デジカメではメモリーカードに記録します xDピクチャーカード マイクロSDカード SDカード メモリースティック SDHCカード デジタルカメラではフィルムに変わって、SDカード・スマートメディア・フラッシュカードとよばれる メディアに記録します。 デジカメで撮った写真はこれらのメディアに記録され、カメラ本体の画面やパソコンの画面で すぐに見ることができるようになりました。 最近ではこれらのメディアもSDカード・マイクロSDカードが主流になっています。 そして容量も32ギガバイトや64ギガバイトと大容量化し、撮影枚数も数千枚も可能になりました。 メモリースティック SDHCカード 大容量SDHC コンパクトフラッシュカード
SDメモリーカードにも種類があります。 クラス SDカードには種類があり、図に示すようなクラス表示があります。 デジカメには連写撮影やビデオ撮影などの機能が充実してまいりました。 そのため、高速に大容量のデータを書き込むことが必要になりました。 クラスの数値が大きいものほど書き込みが高速に処理されます。 以前に比べて価格が非常に安くなりました。クラスの値が大きいほど、書き込み/読み込みが速くなります。高性能なカメラでは動画、連写の書き込み速度が必要。
デジタルカメラの種類 ハイエンド コンパクトデジカメ 一眼デジタル カメラ コンパクト デジタルカメラ 1~3万円 3~8万円 5~60万円 デジカメはいろんなメーカーから、1万円程度のお手軽なものから、レンズ交換可能な ハイエンドコンパクトカメラや一眼デジタルカメラまで価格や機能・性能面でも多くの種類 のカメラが販売されています。 1~3万円 3~8万円 5~60万円
カラフルになったデジタルカメラ 最近はこのようにボディの色もカラフルに、おしゃれになってきました。
デジタルカメラはここが便利 ①フィルムが不要で、現像代もかからない。 ②撮ってすぐ見ることができる。 ③パソコンに取り込むのが簡単。 ④Eメールやホームページにそのまま使える。 ①デジカメはフィルムの購入や現像の費用が必要ありません。 ②デジカメの液晶モニターで撮影結果をすぐに確認でき、失敗だったらもう一度撮りなおせます。 また家庭用テレビでも見ることができます。 ③写真はコンピュータで処理できるデジタルデータのため、そのままパソコンに取り込めます。 ④メールに添付したり、インターネットでホームページやブログに公開したりできます。 ⑤一部を切り取ってトリミングしたり、色を補正したり、フォトレタッチが自由にできます。 ⑥自宅のプリンターで必要な写真だけすぐにプリントできます。 ⑦場所を取らずデジタルメディアに保管できます。画像データベースソフトで管理すれば検索 したり整理も簡単にできます。 ⑧フィルム写真と違って、デジタルデータは経年劣化や変色などということがありません。 ⑤パソコンで自由に加工できる。 ⑥自宅のプリンタでプリントできる。 ⑦写真の管理が簡単。 ⑧写真の経歴退色(劣化)が無い。
デジタルカメラはこんなことにも使える 例1 ビデオやパソコンの配線チェックに。 例2 旅先で地図や案内板をメモ。 例1 ビデオやパソコンの配線チェックに。 例2 旅先で地図や案内板をメモ。 デジカメは写真撮影以外にも、アイデア次第でいろんなシーンで活用できます。 例1 引越しや大掃除で配線を外す時、ちょっとデジカメで撮っておけば、ケーブル の接続をもどす時に参考になります。 例2 出張や旅行先で駅前の地図や案内板をポケットのデジカメで撮っておけば、 道に迷ったりする心配がありません。 例3 健康管理やおいしいものを食べた時の記念に、また、自分で作ってみる時の 参考に記録するのも・・・。 その他、デジカメはアイデア次第でいろんなシーンでメモとして手軽に利用できます。 例3 食べたものやレシピを記録。 記録(メモ)用としてもアイデア次第でいろいろ使えます。 必ずしも写真プリントだけでなく、気軽なメモとして。
デジタルカメラの基礎知識 カメラのカタログ上の仕様 画素数 レンズ 焦点距離 光学・デジタルズーム 画素数 レンズ 焦点距離 光学・デジタルズーム 撮影感度 最短撮影距離 記録メディア 内蔵メモリ 液晶モニター ファインダー有無 電池タイプ 撮影枚数 動画 最長撮影時間 手ブレ補正機構有無 防水有無 顔認識 連写撮影 バルブ撮影 顔検出 外形サイズ重量 画素数 レンズ 焦点距離 光学・デジタルズーム 撮影感度 最短撮影距離 記録メディア 内蔵メモリ 液晶モニター ファインダー有無 電池タイプ 撮影枚数 動画 最長撮影時間 手ブレ補正機構有無 防水有無 顔認識 連写撮影 バルブ撮影 顔検出 外形サイズ重量 カメラの性能を表すカタログ上の仕様・機能にはいろいろありますが、 ここでは基本的なことをあげてみます。
デジタルカメラの基礎知識 画素数 画素数が多いほどデータ量も多く、大きくプリントするときには有利ですが、一般的にはLサイズプリントなら500万画素もあれば十分です。 デジカメの仕様で、まずは画素数についてお話しします。 ディスプレイに表示される画像は、1024×768などの数字の単位(ピクセル、またはドット) で構成されています。これがディスプレイの「解像度」であり、ディスプレイで見る画像は、 この解像度以上の解像度では見ることができません。 1024×768を画素数で示せば、単純にかけ算すればいいのですから、786432画素、 約78万画素です。この解像度が画素数で、撮影できるデジカメは「80万画素」と呼ばれていました。 画素数が大きいほどデータ量も多く、大きい画面できれいに写ります。また、Lサイズプリント なら500万画素もあれば十分です。写真プリントできあがりが高画質・高精細を望まれるなら、 さらに画素数だけでなく、撮像素子の大きさも必要になります。
デジタルカメラの基礎知識 撮像素子 1/1.7型CCD、1/2.4型CMOSなどは撮像素子の大きさです。一般的に撮像素子の大きさが大きいほど解像度が高いと言えます。 次に撮像素子についてお話しします。 撮像素子とは、「イメージセンサー」とも呼ばれ、レンズから入射した光を取り込み、電気信号に 変換する半導体素子のことです。人間の目でいえば網膜に相当し、光をデータに変換する部分です。 従来のカメラに例えるとフィルムに相当する部分で、画質を左右する大きな要素を持っています。 デジタルカメラやビデオカメラのCCDイメージセンサーやCMOSイメージセンサーなどといったものを 撮像素子といいます。約24mm×16mm前後が主流ですが、一部35mmフルサイズ(約36mm×24mm前後) もあるようです。当然大きい方がより多くの光を取り込めるので高画質になります。 写真プリントできあがりが高画質・高精細を望まれるなら、画素数だけでなく、撮像素子の大きさ も必要になります。
デジタルカメラの基礎知識 レンズ焦点距離 小さいほど広い範囲を写せる(例:広角24mm) 大きいと望遠で遠くが写せる(例:望遠150mm) ズーム(光学ズーム、デジタルズーム) 光学3倍や5倍など。デジタルズームを使うとさらに 広角から望遠まで自在に使い分けができる。 次に、レンズの焦点距離についてお話しします。 焦点距離は、レンズの中心から像を結ぶ地点(焦点)までの距離です。 レンズの種類をあらわす時に、「何mmのレンズ」といいますが、この焦点距離の違いです。 焦点距離の違いで、 被写体をとらえる倍率が変化し、撮影範囲の画角が変わります。 数字が小さいほど広角系で、集合写真などに便利です。 大きいほど望遠系になり、焦点距離の長いレンズは望遠で遠くのものを撮るときに有効です。 ほとんどのデジカメにはズーム機能があり、広角・望遠を自在に使い分けることができます。
デジタルカメラの基礎知識 電源 充電式リチウムイオン電池や単三乾電池など。単三 乾電池はいざという時どこでも売っている点で安心。 電源 充電式リチウムイオン電池や単三乾電池など。単三 乾電池はいざという時どこでも売っている点で安心。 ついでに、当たり前ながら、カメラには電源が必要です。 最近のデジカメバッテリーは充電式リチウムイオン電池がほとんどですが、中には単3乾電池を 使えるものもあります。これは、旅先で予想外にバッテリーが不足しても、どこでも電池を購入 できるので便利かも知れません。
デジカメの機能が進化しています たとえば、 カメラを被写体に向けるだけで自動でシーンを判断する 「シーンぴったりナビ」 複数人物の顔を検出しピント合わせや露出の調整を行う 「顔キレイナビ」 笑顔を検出して自動的にシャッターを切る「笑顔モード」 目をつぶった人がいると知らせてくれる「目つぶり検出」 デジカメの機能はどんどん進化しています。 自動でシーンを判断する「シーンぴったりナビ」 、 複数の人物の顔を検出しピントや 露出を合わせる「顔きれいナビ」 、目をつぶった人がいると知らせてくれる「目つぶり検出」 などがあります。
使用環境に合わせたデジタルカメラ デジカメはこんな使用環境に可能なもももあります。 水深3mの水中でも撮影可能なもの・・・
雨の中でも大丈夫 雨に濡れても平気なもの・・・・・
落としても安心 うっかり落としても安心なものなど・・・ 工事現場やダイビング、登山、釣り、スキーなどにいろいろ便利です。 防水・防滴以外にも、赤外線カメラや3D立体撮影カメラなども市販されています。
三脚を使う 夜景や望遠撮影どには必須 雲台 一脚 くねくね三脚 写真撮影には三脚を使用すれば手ぶれ防止でよりきれいな写真撮影が可能になります。 一眼デジタルカメラでは重さや角度などにも対応できるしっかりした三脚や雲台を 用意したいものです。 夜景やスローシャッター撮影などには必須です。 くねくね三脚 雲台 一脚
くねくね三脚 くねくね三脚はこのようにセットし、セルフタイマー機能を使って「自分撮り」 も楽しむことができます。
ここまではデジカメの種類や記録メディア、撮影シーンのアイデアなどについてお話ししました。 ここまではデジカメの種類や撮影シーンのアイデアなどの基本をお話ししました。 次は、デジカメでの写真撮影の基本的な機能についてお話しします。 次は、デジカメの撮影時における基本的な機能についてお話しします。 続く