JANIS説明会2014年SSI部門 手術部位感染SSI部門です。 SSI部門 概要と還元情報の見方.

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JANIS説明会2014年SSI部門 手術部位感染SSI部門です。 SSI部門 概要と還元情報の見方

概要 手術手技ごとの手術部位感染(Surgical Site Infection:SSI)の件数およびリスク因子ごとの発生率を明らかにする JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 概要 SSI部門は、手術手技毎のSSIの件数及び、リスク因子ごとの発生率を明らかにすることを目的としています。 米国NHSNに準じた方法で行っておりますが、手術手技については、日本独自のものが追加されています。 データ提出は半年に一度の提出で、1月~6月のものを8月末、7月~12月のものを2月末が期限になります。 還元情報は半期報、年報が発行されます。 手術手技ごとの手術部位感染(Surgical Site Infection:SSI)の件数およびリスク因子ごとの発生率を明らかにする 米国National Healthcare Safety Network (NHSN) に準じる 手術手技は日本独自のものが追加されている  データ提出:半年に一回(2月末日、8月末日〆切)  還元・公開情報:半期報、年報

電子カルテや市販の感染対策ソフトからのデータ抽出/変換 JANIS説明会2014年SSI部門 サーベイランスの流れ SSI部門 対象とする手術を選定 SSIサーベイランスの流れは、このフローチャートの用になります。 まずは、対象とする手術の選定方法についてご説明いたします。 対象とする手術を行った全症例 サーベイランスシート作成 : 手術に関するデータの記入 ラウンド等 継続的SSI発生の監視 SSI 発生 SSI 発生なし 感染に関するデータの記入 (細菌検査の実施) 入力支援ソフトへのデータ入力・ 電子カルテや市販の感染対策ソフトからのデータ抽出/変換 Web送信によりデータを提出 還元情報の活用

対象とする手術の選定 JANIS SSIサーベイランス対象手術手技から選択 院内で行われた全手術を対象にする必要はない 対象となる手術手技は、手術手技コード表の中から(資料○○ページ)選んでください。 また、院内で行われているすべての手術を対象にする必要はありません。 手術手技を選択する際は、手術件数が多いものやSSIのリスクが高いと考えているもの、または関連部署の協力が得られやすいものなどを考慮されるとよいと思います。 JANIS手術手技コードにない手術手技は、サーベイランス対象ではありませんのでご注意ください。 選択した手術手技に関しては全症例を報告していただく必要があります。 また、半年単位で選択した手術手技の変更や追加が可能で、変更や追加に際しては事務局への連絡は不要です。 JANIS SSIサーベイランス対象手術手技から選択   -JANIS 手術手技コード(49手術手技)を確認 院内で行われた全手術を対象にする必要はない   -特定の手術手技だけの参加が可能 選択した手術手技を行った全症例を報告 手術手技は半年単位で変更や追加が可能 ただし、年単位での実施が望ましい 手術手技の選択・変更に関する届け出は不要

SSI部門 手術手技コード SSI部門 P36~37をご覧ください。 こちらが手術手技コード一覧です。 JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 手術手技コード SSI部門 コード 手術手技 AAA 腹部大動脈修復 ESOP 食道手術 OVRY 卵巣手術 AAE 腹部大動脈血管内手術 FUSN 脊椎固定術 PACE ペースメーカー手術 AMP 四肢切断術 FX 骨折の観血的整復術 PRST 前立腺手術 APPY 虫垂の手術 GAST-D 幽門側胃切除 PVBY 末梢血管バイパス手術 AVSD 透析のためのシャント GAST-T 胃全摘 REC 直腸手術 BILI-L 胆道再建を伴わない肝切除 GAST-O 胃手術 RFUSN 脊椎再固定術 BILI-PD 膵頭十二指腸切除 HER ヘルニア手術 SB 小腸手術 BILI-O その他の肝胆膵手術 HPRO 人工股関節 SPLE 脾臓手術 BRST   乳房切除術 HTP 心臓移植 TAA 胸部大動脈手術 CARD 心臓手術 HYST 腹式子宮摘出術 TAE 胸部大動脈血管内手術 CEA 頸動脈血管内膜切除術 KPRO 人工膝関節 THOR 胸部手術 CBGB 胸部とグラフト採取部位の切開 を伴う冠動脈バイパスグラフト KTP 腎臓移植 THYR 甲状腺・副甲状腺手術 CBGC 胸部切開のみの冠動脈バイ パスグラフト LAM 椎弓切除術 VARX 下肢静脈瘤手術 CHOL 胆嚢手術 LTP 肝臓移植 VHYS 経膣的子宮摘出術 COLO        大腸手術 NECK 頚部手術 VSHN 脳室シャント CRAN 開頭術 NEPH 腎臓手術 XLAP 腹部手術 CSEC 帝王切開術 P36~37をご覧ください。 こちらが手術手技コード一覧です。 全部で49手術手技があり、胃手術GASTと肝胆膵の手術BILIはさらに細かく3つに分けられています。 大血管の手術と下肢静脈瘤の手術も日本独自な手技が含まれております。

SSI部門 ICD-9-CM(2010) SSI部門 こちらがICD-9-CMです。 JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 ICD-9-CM(2010) SSI部門 こちらがICD-9-CMです。 各手術手技コード事に、該当するICD-9-CMコードが割り振られています。 そのため、手術手技の選択は、どのICD-9-CMに該当するかで決定されます。 例えば、大腸手術(COLO)の場合、この表では赤枠で囲ってあるICD-9-CM、17.31~17.36および17.39の手技が、大腸手術の手術手技コードに該当いたします。 自施設で行っている手術がどの手術手技に該当するか不明な場合は、ICD-9-CMを参照し手術手技の決定をして下さい。 なお、ICD 9 CM はJANISのホームページ上からもダウンロードすることは出来ます。

電子カルテや市販の感染対策ソフトからのデータ抽出/変換 JANIS説明会2014年SSI部門 サーベイランスの流れ SSI部門 対象とする手術を選定 対象の手術手技の選択が終わりましたら、情報の取集に移ります。 対象とする手術を行った全症例 サーベイランスシート作成 : 手術に関するデータの記入 ラウンド等 継続的SSI発生の監視 SSI 発生 SSI 発生なし 感染に関するデータの記入 (細菌検査の実施) 入力支援ソフトへのデータ入力・ 電子カルテや市販の感染対策ソフトからのデータ抽出/変換 Web送信によりデータを提出 還元情報の活用

情報収集項目 手術に関する情報(対象手術手技を行った全患者) 「SSIあり」の場合は、以下の情報を追加 -手術年月日、患者ID、年齢、性別、 JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 情報収集項目 集める情報は、お手元の資料38ページをご覧ください。 これはSSI部門のデータフォーマットです。 データフォーマットには番号がついていますが、No.14までの項目が全手術患者で集める情報です。 患者IDは、病院の患者IDを何らかの方法で半角英数ハイフンの15桁までの数字に変換してご登録下さい。 病院の患者IDをそのまま使用することは避けて下さい。 他に年齢、性別、手術手技コード、手術時間、創分類、ASAスコア、緊急かどうか、埋入物や内視鏡の有無があります。 また、COLO、SB、RECでは人工肛門造設の有無があります。 SSIは埋入物が無い場合30日、埋入物ありの場合1年間観察し、SSIが発生した場合、診断日、感染特定部位、培養をとっていればその情報を集めます。 埋入物がある場合でも1年後に判定結果を判断するのではなく、一旦30日で判定してください。 その後1年のあいだにSSIが発生した場合は、判定を変更して下さい。 手術に関する情報(対象手術手技を行った全患者)  -手術年月日、患者ID、年齢、性別、  -手術手技コード、手術時間、創分類、ASA  -緊急、埋入物、内視鏡  -人工肛門造設:一部の手術(COLO、 SB、 REC)のみ 「SSIあり」の場合は、以下の情報を追加  -感染診断年月日  -感染特定部位  -培養検体  -病原体 埋入物なし-観察期間30日間 埋入物あり-観察期間1年間 *30日で一旦判定をする 収集項目の詳細は提出データの概要と作成の手引きをご参照ください。 お手元資料では49ページから54ページです。

SSI判定基準 表層切開創 深部切開創 臓器・体腔 SSI部門 JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 SSI判定基準 SSIは感染の深さから表層切開創、深部切開創、臓器・体腔のSSIに分かれ、各々判定基準が設けられています。 SSIの判定基準の詳細はお手元の資料34-35をご参照ください。 表層切開創 深部切開創 臓器・体腔 図 Infect Control Hosp Epidemiol 1992;13(10):606-8.から抜粋

電子カルテや市販の感染対策ソフトからのデータ抽出/変換 JANIS説明会2014年SSI部門 サーベイランスの流れ SSI部門 対象とする手術を選定 情報が集まりましたら次に報告用ファイルの作成に移ります。 報告用ファイルはテキスト形式になります。 基本的にデータフォーマットに従っていればどの様に作成していただいてもかまいませんが、JANISでは報告用ファイル作成を支援するために入力支援ソフトを提供しています。 最初に、入力支援ソフトによるデータ提出方法をお話しいたします。 対象とする手術を行った全症例 サーベイランスシート作成 : 手術に関するデータの記入 ラウンド等 継続的SSI発生の監視 SSI 発生 SSI 発生なし 感染に関するデータの記入 (細菌検査の実施) 入力支援ソフトへのデータ入力・ 電子カルテや市販の感染対策ソフトからのデータ抽出/変換 Web送信によりデータを提出 還元情報の活用

SSI部門入力支援ソフトの動作環境 対応OS Windows vista Windows7 Windows 8 Windows 8.1 JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 SSI部門入力支援ソフトの動作環境 入力支援ソフトはWindows VISTA、7、8、8.1に対応しています。 CPUは1GHz以上、メモリは1GB以上、ハードディスクは50GB以上が必要です。 また、管理権限の無いPCではインストールや入力支援ソフトの入力を行うことが出来ません。 またVer3.2からVer3.3へアッデートを行うにはいくつか注意することがあります。 注意事項につきましては、後ほど説明いたします。 対応OS   Windows vista   Windows7   Windows 8   Windows 8.1 推奨ハードウェア構成    CPU:1GHz以上   メモリ:1GB以上   ハードディスク:        50GB以上の空き容量 注)管理者権限をもつユーザーのみがインストールおよび入力が可能です。

入力支援ソフトのセットアップ 参加医療機関専用ログイン画面 JANISサイト トップページ SSI部門 入力支援ソフトは参加医療機関専用サイトからダウンロードできます。 参加医療機関専用サイトへはJANISサイトの左上にある赤色のボタンをクリックして入ります。 ログインには登録時に配布される医療機関コードとパスワードが必要です。 参加医療機関専用ログイン画面 JANISサイト トップページ

入力支援ソフトのセットアップ① 新規インストールを選択 マニュアルも参照して下さい JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 参加医療機関専用サイトに入ると左側に青いボタンが並んでいますので、その中から「ソフト/マスタ/資料等」のボタンをクリックします。 入力支援ソフトのインストールで注意していただきたいことが2つあります。 まず、インストールは管理者権限を持つユーザが行って下さい。 また、ソフトは院内LAN等のネットワークフォルダに保存すると正しく作動しませんので、ご注意ください。 新規インストールを選択 マニュアルも参照して下さい 注)管理者権限をもつユーザーのみがインストール・入力可能です   また、入力支援ソフトはネットワークフォルダには保存できません

入力支援ソフトのセットアップ② マニュアルに従ってソフトをダウンロード&インストール SSI部門 JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 入力支援ソフトのセットアップ② ダウンロードとインストールが正しく行われると、すべてのプログラムの中に院内感染対策サーベイランスシステムというフォルダができ、その中にソフトが見つかります。 マニュアルに従ってソフトをダウンロード&インストール

入力支援ソフトのセットアップ③ Windows 8 または 8.1 SSI部門 JANIS説明会2014年SSI部門 次に、入力支援ソフトを使用したデータ入力についてお話しいたします。 Windows 8 または 8.1 

入力支援ソフトを用いたデータ入力① SSI部門 入力が終わったら登録 (途中でも登録可能だが、「未完」の表示がでる) JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 入力支援ソフトを用いたデータ入力① サーベイランス情報の入力はSSI入力画面」をクリックします。 上半分がサーベイランス対象となる患者の手術に関する情報になります。真ん中の部分が、SSIの判定結果です。ここまでは、対象とする手術手技を行ったすべての患者に対して入力が必要となります。 観察期間中患者にSSIが起こらなかった場合は、「SSIなし」をクリックし、「登録」をクリックするとこの患者の情報登録は完了となります。 SSIと判定された場合は、「SSIあり」をクリックし、下半分の感染情報を入力します。 「SSI詳細」については必須で入力する項目ではありませんので、入力してもしなくても結構です。 最後に「登録」を押していただき完了です。 SSI入力支援ソフトは、一部の情報を入力して一旦保存することが可能です。 ですから、SSIサーベイランスの対象となる患者の手術が終了した時点で、手術に関する上半分の情報だけを入力して一旦登録し、患者が退院した時点やSSIが判定された時点で、残りの部分を入力をすることができます。 入力が終わったら登録 (途中でも登録可能だが、「未完」の表示がでる) データが完成していない場合は、「未完」と表示されます。 データが「未完」のレコードは、報告用ファイルを作成する際に出力されません。

入力支援ソフトを用いたデータ入力② ここをチェック!! SSI部門 JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 入力支援ソフトを用いたデータ入力② 検索機能を使用していただくとデータが未完成のものを確認したり、登録情報を修正する対象を検索などができます。 一番右端の登録状況が「未完」となっているデータは、入力できていない項目があることを示しています。 データを完成させたい対象をクリックするとデータ入力画面になりますので、入力項目を追加し登録しなおします。 ここをチェック!!

Ver3.2→Ver3.3へ更新時の注意① Ver3.3のインストール前に必ずデータのバックアップをとって下さい。 JANIS説明会2014年SSI部門 Ver3.2→Ver3.3へ更新時の注意① Ver3.3をインストールする前に、現在使っているバージョンのバックアップを必ず取るようにして下さい。 バックアップを取りましたら、先程説明いたしまいた、ダウンロードの方法に従い、ダウンロードを実施します。 Ver3.3のインストール前に必ずデータのバックアップをとって下さい。

Ver3.2→Ver3.3へ更新時の注意② アイコンが2重に表示 SSI部門 SSI330 Ver3.3 SSI300 Ver3.2 JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 Ver3.2→Ver3.3へ更新時の注意② Ver3.3のインストールを行うと、SSI300とSSI330と表示されたアイコンが2つ表示されます。 Ver3.3は、SSI330と表示されている方です。 SSI330はプログラム起動後、自動でSSI300の中に入っているデータを取り込むことが出来ます。 SSI330起動後は、正常データが移動出来ているかご確認をお願いいたします。 アイコンが2重に表示 SSI330 Ver3.3 SSI300 Ver3.2

JANIS説明会2014年SSI部門 Ver3.2→Ver3.3へ更新時の注意③ SSI330はプログラム起動後、自動でSSI300の中に入っているデータを取り込むことが出来ます。 SSI330起動後は、正常データが移動出来ているかご確認をお願いいたします。 なお、Ver3.3にデータ移行後は、Ver3.2の入力支援ソフトを削除しても問題はありません。 Ver3.3へデータの移動は自動で行われます。Ver3.3を起動後は、データが移行出来ているか確認して下さい。なお、データの移行後はVer3.2をアンインストールを行っても大丈夫です。

エクセルファイルではデータを提出することは出来ません。 JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 入力支援ソフトを使用しない場合 なお入力支援ソフトを利用しない場合でも、データは作成することが出来ます。 またJANISでは、エクセルではデータ提出をすることが出来ませんのでご注意ください。 電子カルテからのデータ抽出→変換 市販の感染対策ソフトへの入力・抽出→変換 JANISコード、データフォーマットに則った報告ファイルを作成する。 提出データの概要と作成の手引き 参照 区切り文字が「タブ文字」のテキストファイル エクセルファイルではデータを提出することは出来ません。

JANISサイト 各部門について→手術部位感染(SSI)部門 入力支援ソフトを使用しない場合 入力支援ソフトを使用しない場合の、データの作成方法の詳細につきまいては、JANISホームページの各部門をクリックして頂き、 SSI部門のデータフォーマットに「作成の手引き」のアップロードがしてありますのでご確認下さい。 JANISサイト 各部門について→手術部位感染(SSI)部門   データ作成法の詳細

電子カルテや市販の感染対策ソフトからのデータ抽出/変換 JANIS説明会2014年SSI部門 サーベイランスの流れ SSI部門 対象とする手術を選定 情報が集まりましたら次に報告用ファイルの作成に移ります。 報告用ファイルはテキスト形式になります。 基本的にデータフォーマットに従っていればどの様に作成していただいてもかまいません。 入力支援ソフトでは、データ出力も支援いたします。 対象とする手術を行った全症例 サーベイランスシート作成 : 手術に関するデータの記入 ラウンド等 継続的SSI発生の監視 SSI 発生 SSI 発生なし 感染に関するデータの記入 (細菌検査の実施) 入力支援ソフトへのデータ入力・ 電子カルテや市販の感染対策ソフトからのデータ抽出/変換 Web送信によりデータを提出 還元情報の活用

報告用ファイルの作成 6カ月分のデータではなく、保存されている全データが含まれる報告用ファイルが作成されます SSI部門 JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 報告用ファイルの作成 報告ファイルの作成方法をご説明いたします。 入力支援ソフトを立ち上げた画面にある「報告書」のボタンから報告用ファイルを作成します。 SSI部門は6ヵ月ごとのデータ提出ですが、提出するデータは6カ月分ではなく過去の全データになります。 その理由は、埋入物がある場合、観察期間は1年間ですので、1年の間にSSIが起こった場合判定が変更される場合があるためです。 入力支援ソフトを使用すると自動的に全データの報告用ファイルが作成されます。 6カ月分のデータではなく、保存されている全データが含まれる報告用ファイルが作成されます

報告用ファイルの作成 SSI部門 報告書のボタンを押すとこの様な画面がでてきます。 JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 報告書のボタンを押すとこの様な画面がでてきます。 保存する場所を参照で指定して、作成のボタンを押し、ここでもOKを押すと、テキスト形式の報告用ファイルが作成されます。

データの送信方法 SSI部門 参加医療機関専用サイトに入ると最初の画面が提出状況一覧の画面になっています。 JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 データの送信方法 参加医療機関専用サイトに入ると最初の画面が提出状況一覧の画面になっています。 そこで、提出のボタンを押し、参照で先ほど作成し保存したファイルを選択します。 そして提出ボタンを押して作業が終了します。 該当する提出用データファイルを選択し“提出”を選択

データの提出 参加医療機関専用ログイン画面 JANISサイト トップページ SSI部門 このようにして作成した報告用ファイルを、今度は同じく参加医療機関専用サイトからWeb送信します。 参加医療機関専用ログイン画面 JANISサイト トップページ

サーベイランス対象手術が実施されなかった月は? JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 サーベイランス対象手術が実施されなかった月は? 対象としているサーベイランスが実施されなかった月がある場合には、提出データなしにチェックをいれて下さい。 ただし、3か月以上の提出データが無い場合は、全体集計に対象外になりますのでご注意下さい。 なお、施設側には、サーベイランスの対象手術を見直して頂きたいと思います。 提出状況一覧 実施件数ゼロの月にチェックを入れる →12ヶ月分のデータを提出した医療機関のみ年報の集計対象医療機関 ・1年間で3ヶ月以上、「提出データ無」の場合は全体集計の対象外 ※サーベイランスの対象手術を見直してください。

JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 提出後のデータ確認 データを提出すると、先ほどの提出状況一覧の画面にあった表に手術件数や感染件数が表示されます。 同時に報告データに問題があった場合、エラーや注意・警告が出されます。 必須項目が未設定の場合にはデータが受け付けられずエラーになります。また、データ フォーマットに従っているものの誤ったデータである可能性があるものには注意・警告が出されます。 データ提出後1~2時間後にデータ提出状況一覧へ提出件数、エラー、注意・警告件数が表示されます。提出したデータが正しく送信できているか確認してください 【エラー】 必須項目が未設定などで、レコードが受け付けられていない →データを修正し、再度提出 【注意・警告】 レコードは受け付けられているが、誤りである可能性 →誤ったデータの場合は修正し、  再度提出 詳細はボタンをクリック

エラー、注意・警告内容の確認 エラーの例 注意・警告の例 データは取り込まれるが、 内容によって、そのまま取り込み、空欄にして取り込まれる JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 いくつかの例をお示しします。 例えば創分類はコードに従う必要があります。汚染創はCO、化膿創はDであり、DOというコードは無いため レコードが取り込まれていません。また、日付を入れる項目は日付として認識できないとエラーになります。 この例では2月30日はありませんので、エラーです。手術手技もコードで定められており、大腸手術はCOLOであり、COLNではありません。 年齢は999まで入力できますが、100歳を超えての手術は入力間違いの可能性がありますので、警告が出されます。 手術時間は整数ならなんでも入りますが、10分以下、2880分以上の場合はやはり現実的におかしいので、警告が出されます。 エラーの例 注意・警告の例 データは取り込まれるが、 内容によって、そのまま取り込み、空欄にして取り込まれる データは取り込まれない

データの修正方法 キーコード(患者ID、手術年月日、手術手技)の修正が必要な場合、または一部のレコードを削除する場合 JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 データの修正方法 エラー、注意・警告を確認した結果修正が必要になりましたら、医療機関側での修正が必要です。 SSI部門では患者ID、手術年月日、手術手技の3つの項目が個々のレコードを識別するのに必要なキーコードになっております。 キーコードの修正が必要な場合、或いは一部のレコードを削除する場合、事務局で提出済みのデータを一端削除し、その後新しい報告用ファイルを提出する必要があります。 この場合、先ずはお問い合わせフォームから事務局に当該機関のデータ削除を依頼して下さい。 キーコード以外の修正の場合、新しい報告用ファイルをWeb送信すると上書き修正されます。 キーコード(患者ID、手術年月日、手術手技)の修正が必要な場合、または一部のレコードを削除する場合   ⇒事務局で提出済みのデータを削除後、修正後の報告用ファ    イルをweb送信で再提出する。    まずは、お問い合わせフォームから該当期間の削除依頼を行う。 キーコード以外の修正の場合   ⇒修正後の報告用ファイルをweb送信すると上書き修正される。

電子カルテや市販の感染対策ソフトからのデータ抽出/変換 JANIS説明会2014年SSI部門 サーベイランスの流れ SSI部門 対象とする手術を選定 最後に還元情報になります。 対象とする手術を行った全症例 サーベイランスシート作成 : 手術に関するデータの記入 ラウンド等 継続的SSI発生の監視 SSI 発生 SSI 発生なし 感染に関するデータの記入 (細菌検査の実施) 入力支援ソフトへのデータ入力・ 電子カルテや市販の感染対策ソフトからのデータ抽出/変換 Web送信によりデータを提出 還元情報の活用

SSI部門 感染の指標 SSI発生率 = SSI発生件数 ×100 手術件数 (/ 100 手術 または %) JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 SSI部門 感染の指標 SSI部門ではSSI発生率を示しています。 SSI発生率はSSI発生件数を手術件数で割った値に100をかけた値で、単位は100手術あたり、または%です。 手術手技毎に、リスクインデックス毎に全体のSSI発生率と医療機関ごとのSSI発生率の分布を示しています。 SSI発生率 = SSI発生件数 ×100 手術件数 (/ 100 手術 または %) ・手術手技毎、リスクインデックス毎に全体のSSI発生率と  医療機関ごとのSSI発生率の分布を示している ・内視鏡の使用の有無に分けた集計を実施

公開・還元情報 構成 公開情報 全てエクセル 還元情報 PDFとエクセル SSI部門 エクセル シート1:手術手技別手術部位感染の発生率 JANIS説明会2014年SSI部門 公開・還元情報 構成 SSI部門 公開情報はエクセルで作成され、リスクインデックス毎のSSI発生率、及び原因菌が示されます。 還元情報はPDFとエクセルで作成され、公開情報で示した情報に追加して、より細かい項目の集計や全体との比較が示されます。 公開情報  全てエクセル エクセル シート1:手術手技別手術部位感染の発生率 エクセル シート2:手術手技別リスクインデックス別手術部位感染の発生率 エクセル シート3:手術部位感染の原因菌 エクセル シート4:資料(リスクインデックスの説明) 還元情報  PDFとエクセル  PDF1:表紙   PDF2:集計対象医療機関数、手術件数、SSI発生率  PDF3:手術手技別リスクインデックス別手術部位感染の発生率  PDF4:資料(リスクインデックスの説明)  エクセル:手術手技別詳細情報 自施設・全体集計     手術手技毎に1シート

還元情報 PDF SSI部門 こちらが還元情報PDFの案です。 JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 還元情報 PDF こちらが還元情報PDFの案です。 リスクインデックス毎に全体のSSI発生率が示され、医療機関ごとのSSI発生率の分布は箱髭図で示されます。

JANISの箱ひげ図 JANISの箱ひげ図 数字は左から 最小値、中央値、最大値 SSI部門 JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門ではSSIの発生率の箱ひげ図を作成しております。 JANISの箱ひげ図 数字は左から 最小値、中央値、最大値

還元情報 エクセル SSI部門 こちらは還元情報です。 手術手技コードがシート別に振り分けられ、リスクインデックス別に集計されます。 JANIS説明会2014年SSI部門 SSI部門 還元情報 エクセル こちらは還元情報です。 手術手技コードがシート別に振り分けられ、リスクインデックス別に集計されます。 修正される項目は、SSIの発生数、年齢、性別、感染部位や内視鏡や緊急の有無などの情報です。

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