「都府県酪農緊急経営強化対策事業」のしくみ

Slides:



Advertisements
Similar presentations
1 個人情報保護について 弁護士法人龍馬 弁護士 舟木 諒,板橋俊幸. 情報化社会 □ 個人情報保護法の概要 2003 年(平成 15 年) 5 月 23 日成立, 2005 年(平成 17 年) 4 月 1 日全面施行。 ◆成立の背景 プライバシー侵害 国際上の問題 住民基本台帳問題 個人情報漏洩問題.
Advertisements

1 1.制度の理解と住民説明 平成 28 年 1 月 個人番号の利用開始(申請者等に対し、各種申請書類へ個人番号の記入を求め る等) このため、窓口担当者を含め関係業務に関わる職員は、住民等からの問合せに対応できるよう、 番号制度への理解を深める必要がある。 ※ マイナンバーホームページ(内閣官房 HP.
【企業向け】 容器包装リサイクル制度 参考資料 [資料2] 日本容器包装リサイクル協会の組織、 役割 【ご活用の手引き】 企業内での説明や研修資料としてご活用くださ い。 ・章立て、ページ等は、適宜実施してください。 ・出典(日本容器包装リサイクル協会)は、必 ず記載してください。 ・シートごとに説明ポイントを下部に記載して.
国及び地方公共団体が分担すべき役割の明確化 機関委任事務制度の廃止及びそれに伴う事務区分の再構成
「農の雇用事業」 実施のご案内 農業経営者の皆さまへ 研修生1人当たり 年間最大120万円 助成します! 【事業の流れについて】 書類審査
Ⅰ 活動組織における規約、活動計画等の作成に当たっての留意点
水稲の生産に係る記帳・資材の購入伝票等の保存
社会保険等未加入に対する取組へのお問い合わせ先
稲作農業の体質を強化するため、稲作農業者が行う
稲作農業の体質を強化するため、稲作農業者が行う
稲作農業の体質を強化するため、稲作農業者が行う
飼料中の放射性セシウムに関する 暫定許容値が変わりました
資料8-1 第11次大阪府鳥獣保護管理事業計画の概要
木材利用ポイント事業説明会 追加開催のご案内
平成28年度改正の ポイント 多面的機能支払交付金 お問い合わせ先 山口県農村整備課 山口県日本型直接支払推進協議会 平成28年4月
「地域自殺対策緊急強化基金(仮称)」の概要
■5万円/10アールを助成(集約化要件を満たす場合6万円)
社会保険ワンポイント情報 3号 年金事務所の調査とは? 年金事務所調査のポイント 年金事務所の調査に持参する物
地域登録検査機関の登録申請手続について 1 2 3 4 5 1 登録の区分等について (1)登録の区分
~ 福岡県産農林水産物輸出等応援農商工連携ファンド事業のH27年度公募のご案内 ~
社会保険ワンポイント情報 13号 マイナンバーと社会保険、法人番号 社会保険 法人番号 社会保険実務の留意事項
放射性セシウムに関する牛肉の基準値と 飼料の暫定許容値が見直されます! 販売する方 購買する方 情報の 繁殖牛・廃用牛等を売買する方へ
社団法人大阪府産業廃棄物協会 Osaka pref. Industrial Waste Association
アスベスト救済法(労災保険適用事業主からの一般拠出金徴収部分)の概要
人と農地の問題を解決する「未来の設計図」 地域の実情に即した「人・農地プラン」の作成に向けてVer.2(たたき台)
乳用牛ベストパフオーマンス 実現に向けて (北海道乳用牛ベストパフォーマンス実現への取組推進について)
実施状況確認等について [営農活動支援交付金]
農地・水・環境保全向上対策 営農活動支援交付金
設備投資に係る新たな固定資産税の特例措置について
「農の雇用事業」 参加者募集! <お知らせ> 農業経営者の皆さまへ 助成内容 募集・研修等の期間
「農の雇用事業」 参加者募集! <お知らせ> 農業経営者の皆さまへ 助成内容 募集・研修等の期間
「農の雇用事業」 実施のご案内 農業経営者の皆さまへ <お知らせ> 研修生1人当たり 年間最大120万円 助成します!
荒れている農地を活かして地域を元気にしよう!
市街化調整区域に倉庫を建てたい-物効法認定・開発許可までの道のり-
千葉エリア住宅ストック維持・向上促進協議会
稲WCS(稲発酵粗飼料)って、何ですか?
農家等への「家畜衛生情報」の発信、広報誌「通信衛星」の発行
トレーニングの際はスライド, ノートの両方を確認してください
環 境 省 地方公共団体カーボン・マネジメント強化事業
健康企業宣言®Step2 ☑ 宣言して取組みます 応募 用紙 FAX送信先:ヤマトグループ健康保険組合 宛 ☐
健康企業宣言®は全国健康保険協会の登録商標です。
堆肥を使用する際にはご留意ください! 〇 耕種農家・育苗業者の皆様へ 〇 輸入飼料を給与した牛に由来する 被害を未然に防止するために
堆肥を販売・譲渡・施用する際にはご留意ください!
堆肥を使用する際にはご留意ください! 〇 耕種農家・育苗業者の皆様へ 〇 輸入飼料を給与した家畜に由来する 被害を未然に防止するために
解説 バイオマスの環づくり交付金 担当:農林水産省大臣官房環境政策課
肥料・燃油高騰対応緊急対策事業 のポイント (肥料対策) ○○県○○協議会 対策の内容 支援の対象となる肥料 支援の対象者
生物多様性保全推進支援事業 1.地域における生物多様性の保全再生に資する活動への支援
ジャストインタイム農業システム (JITAS; Just In Time Agriculture System)
(ほ場整備を契機に設立、WCS用稲作付けに特化した法人運営)
エコアクション21で企業価値を高めることができます
平成21年度北海道地域マッチングフォーラム 「ジャガイモシストセンチュウ拡大防止に 向けた新しい検診法と防除技術」 参加費無料
大阪府域における太陽光発電施設の地域との共生を推進する体制<大阪モデル>(案)
大分県版GAP認証制度 概要説明 2018年10月 大分県農林水産部地域農業振興課.
資料10-1 エコアクション21  事業概要.
肥料・燃油高騰対応緊急対策事業 のポイント (燃油対策) ○○県○○協議会 対策の内容 支援の対象となる燃油 支援の対象者
(財)住宅保証機構の ルーフバルコニーの FRP防水仕様 が改定されました
平成27年7月 キョウチクトウ中毒を疑う死亡事例発生当時
富士見町の新規就農者支援 パッケージ制度のご紹介
「泌乳持続性の活用による新しい酪農生産」 ~病気予防や繁殖性を改善する牛群改良と飼養技術をめざして~
障害者自立支援給付支払システム等について
先端設備等導入計画 固定資産税が最大3年間ゼロになります!! 固定資産税が最大3年間ゼロになります!!
耕作放棄地再生利用緊急対策の概要.
四日市市 産後ケア訪問事業  出産後、自宅に帰っても手伝ってくれる人がいなくて不安、授乳がうまくいかない、赤ちゃんのお世話の仕方がわからない、などの育児不安や負担を軽減するため、母子のケアや、授乳指導・育児相談等を自宅で受けることができます。(※利用にあたっては、一部負担金が必要です) 四日市市に住所がある、産後4か月未満の赤ちゃんとお母さんで、次の項目すべてに該当する人。
産地パワーアップ事業の取組事例 (北海道)
堆肥を販売・譲渡・施用する際にはご留意ください!
就学前障害児の発達支援の無償化における 事務のフローについて
利子助成のお知らせ 働く人にやさしい企業応援 佐賀市融資制度「小口資金」を ご利用の企業様へ 詳しくはお問い合わせください
生物多様性保全推進支援事業 1.地域における生物多様性の保全再生に資する活動への支援
生物多様性保全推進支援事業 1.地域における生物多様性の保全再生に資する活動への支援
個人情報に関する基本方針 基本方針 具体的な取り組み 相談体制
Presentation transcript:

「都府県酪農緊急経営強化対策事業」のしくみ 酪農経営者の皆様へ 「都府県酪農緊急経営強化対策事業」のしくみ 生産性向上に向けた酪農家の取組を支援します (独)農畜産業振興機構 交付申請 補 助 酪農飼料自給率向上全国協議会 (社)日本酪農乳業協会 (社)中央酪農会議 委託 飼料自給率向上全国計画の策定等 補 助 交付申請 指定団体(ブロック団体) 酪農家が「酪農経営強化計画」を作成し、生産性向上に資する取組を実施すると、年間で経産牛1頭当たり16,500円以内が交付されます。 補 助 交付申請 都府県団体 酪農緊急経営強化推進協議会 酪農飼料自給率向上都府県協議会 計画書の認定・指導等 飼料自給率向上都府県計画の策定等 酪農経営強化計画書提出 認定通知 指導・助言 現地 確認 支援交付金交付 事業参加農家

経産牛1頭当たり飼料作物作付実面積の求め方 1.事業に参加できる基礎要件 経産牛1頭当たり2アール以上の飼料作物作付実面積を有することが必要です ただし、要件以上の土地の確保(所有・借入・国産良質粗飼料の購入)が困難な地域であることを都府県知事が認めた場合は免除されます 経産牛1頭当たり飼料作物作付実面積の求め方 飼料作物作付地 ○飼料作物作付のある自己所有地 ○飼料作物作付のある借地(農作業受委託による田畑の利用面積も対象) ○国産良質粗飼料の購入量を面積換算  (地域の標準的な反収で算出する) 農協等が作付けの状況を現地確認します ≧ 2㌃以上 経産牛飼養頭数 「牛個体識別台帳」に記載されている平成20年7月1日現在における27ヶ月令以上の乳用種の雌牛 以下のいずれかの取組を1つ実施することが必要です 2.何をすればいいの(取組要件) 二毛作又は二期作の実施 実施面積が飼料作物作付け面積の20%以上 水田裏作利用も可 借地を活用した飼料作物の作付け 計画申請時の借地割合が自作地の20%以上 エコフィードの給与 エコフィードの給与割合が濃厚飼料給与量の5%以上          乳用牛群検定普及定着化事業に参加し、          体細胞数が四半期(5月、8月、11月、2月)の総平均で30万以下 肉用牛繁殖雌牛の導入 3年以内に5頭以上購入し保留 その他都府県知事が特別に認める取組の実施

スケジュール 4月下旬 5月 6月 7月1日 7月末頃 都府県酪農緊急経営強化推進協議会設置 基礎要件及び取組要件に係る知事特認の事前協議 3.交付の方法 ○ 四半期毎に交付(1四半期4,125円/頭×経産牛飼養頭数×4回) * 飲用乳価が2円/kg以上値上げされるまでの期間交付。    以後は交付停止 スケジュール 4月下旬 都府県酪農緊急経営強化推進協議会設置 基礎要件及び取組要件に係る知事特認の事前協議 5月 酪農経営強化計画書の策定・提出 (個体識別情報活用の同意書の取りまとめ) 6月 酪農経営強化計画書の審査・認定 7月1日 個体識別情報に基づく経産牛頭数の抽出 7月末頃 第1回支援交付金の支払い(予定)

一部、中央酪農会議が発行する「生乳生産管理チェックシート」を活用 参加の手続き等   事業に参加するには、事業参加申込書と併せ、環境保全、飼料自給率の向上に資する取組内容を記述した「酪農経営強化計画書」を作成・提出する必要があります。 1. 事業参加の申し込み   農協に事業参加申込書など必要書類を提出 参加申し込みにあたっては、「独立行政法人家畜改良センター牛個体識別全国データベースの利用等に関する手続き」第4条第1項第1号の規定に基づく同意書の提出が必要です。 ※ 必要書類 ・事業参加申込書 ・酪農経営強化計画書 ・家畜排せつ物法に基づく家畜排せつ物年間発生量等を記録した書面 ・農業環境規範の実践(チェックシートの提出) 2. 取組の実施  酪農経営強化計画に基づく取組の実施  農協等による確認 一部、中央酪農会議が発行する「生乳生産管理チェックシート」を活用 支援交付金を受給

その他都府県知事が特別に認める取組の実施 取組に当たっての留意事項 取組の内容を記録しておく必要があります 事業参加農家は、農協等が行う現地確認時に、取組の内容を記録した下記の書類等を現地確認者に提示する必要があります。 飼料作物等の作付面積 【農地基本台帳、作業日誌、写真 等】 二毛作又は二期作 借地を活用した 飼料作物の作付け 濃厚飼料給与量 【牛群検定成績、飼料購入伝票、作業日誌、生乳生産管理チェックシート 等】 エコフィード給与量 【購入伝票、生乳生産管理チェックシート 等】 エコフィードの給与 四半期(5月、8月、11月、2月)の体細胞数 【牛群検定成績表】 牛群検定への参加 繁殖雌牛の購入・保留 【購入伝票、登記・登録証 等】 肉用牛繁殖雌牛の 導入 取組に応じた書類等 その他都府県知事が特別に認める取組の実施 農業環境規範を実践する必要があります 「農業環境規範」は環境と調和した農業生産活動を行っていく上でのポイントを整理したものです。酪農経営の場合、「家畜の飼養・生産編」と「作物の生産編」の両方の点検シートをチェックする必要があります。 「都府県酪農緊急経営強化対策事業」では、この点検の取組チェック欄をクリアすることが参加要件となりますので、忘れずに、取り組んでください。

問い合わせ先など 事業の目的 仕組みなど 事業の内容 など 事業参加の 手続きなど 家畜排せつ物法の文書による指導等、環境関連法令の罰則を受けたことのある酪農経営者は事業に参加できません。 (なお、本年度において改善が認められた場合には事業に参加できます) 「環境関連法令」とは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、水質汚濁防止法、湖沼水質保全特別措置法、悪臭防止法。 1.家畜排せつ物法の遵守 ○ 2.悪臭・害虫の発生を防止・低減する取組の励行 3.家畜排せつ物の利活用の 推進 4.環境関連法令への適切な対応 5.エネルギーの節減 6.新たな知見・情報の収集 チェック欄 家畜の飼養・生産 チェックシート 1.土づくりの励行 2.適切で効果的・効率的な施肥 3.効果的・効率的で適正な防除 4.廃棄物の適正な処理 7.生産情報の保存 作物の生産 チェックシート 問い合わせ先など 事業の目的 仕組みなど 農林水産省生産局畜産部 畜産企画課畜産環境・経営安定対策室 03-3502-8111(代表) (内線)4890 事業の内容 など (独)農畜産業振興機構 酪農乳業部酪農経営課 03-3583-2706(直通) 事業参加の 手続きなど (社)中央酪農会議生産振興課 03-3245-7621(直通) 全国農業協同組合連合会畜産総合対策部 03-3245-7191(直通) 全国酪農業協同組合連合会指導・企画部 03-5931-8002(直通)