クリティカル・エコシステム・パートナーシップ基金

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クリティカル・エコシステム・パートナーシップ基金 世界銀行コーヒーアワー クリティカル・エコシステム・パートナーシップ基金 ~生物多様性のための連携~ 2007年9月10日 コンサベーション・インターナショナル

CI’s Mission “地球が長い年月をかけて育んできた自然遺産としての生物多様性を保護し、人間社会と自然が調和して生きる道を具体的に示すこと。” “To conserve the Earth’s living natural heritage, our global biodiversity, and to demonstrate that human societies are able to live harmoniously with nature.”

Organization 名称:コンサベーション・インターナショナル(CI) 設立:1987年 ミッション:生物多様性の保全 理事長/CEO: Peter A. Seligmann 事務所:米国ワシントンDC(本部)、各地域事務   所(アフリカ、アジア太平洋、中央アメリカ、南アメリカ)、欧州事務所、日本事務所 スタッフ:約900名(生物学者、人類学者、経   済学者、マーケティング、IT専門家などを含む) ドナー:企業、個人、財団、政府、国際機関など 活動対象地:4大陸世界40カ国以上 活動パートナー:政府、企業、国際機関、大学、  NGOなど

クリティカル・エコシステム・パートナーシップ基金(CEPF) Protecting Nature’s Hotspots  for People and Prosperity

クリティカル・エコシステム・パートナーシップ基金 CEPFの沿革 ・グローバルなネットワーク ・各国政府とのネットワーク ・176の加盟国 ・プロジェクト財務に関する専門性 世界銀行 ・強固なODA政策 ・WSSD-Type-IIとして登録 GEF 日本政府 マッカーサー財団 仏開発庁 ・豊富なODA経験(特に特定地域において) CI ・豊富な補助金助成ノウハウ ・科学的知見 ・現場主義の保全活動実績 クリティカル・エコシステム・パートナーシップ基金 (CEPF) 途上国ホットスポットでの保全活動を 展開するCSO/NGOの支援

パートナーシップの目的 持続可能な開発・経済の基盤である生物多様性の保全 貧困削減への貢献 NGOや研究者などを含む市民社会の支援 生物多様性保全に向けた革新的な協力関係の構築 戦略的な保全投資: $2億 ウェブサイト(www.cepf.net)を活用した知識や情報の収集と共有

生物多様性保全のための市民社会支援を実現する CEPFの戦略とプロセス 戦略的な生物多様性保全: 生物多様性ホットスポット(他地域で代替が利かず、破壊の危機に瀕する)に投資 → 最も効率的かつ効果的な保全投資 エコシステム・プロファイル: 各ホットスポットの保全投資戦略を、現地ステークホルダー主導で策定(その過程で、KBA分析を実施) 保全ギャップ、支援ギャップを埋める NGOを中心とした市民社会への支援 生物多様性保全のための市民社会支援を実現する 革新的パートナーシップ

地表面積のわずか2.3%に、絶滅の危機に瀕する哺乳類・両類・両生類の3/4が生息 生物多様性ホットスポット 地表面積のわずか2.3%に、絶滅の危機に瀕する哺乳類・両類・両生類の3/4が生息

生物多様性とは?

生物多様性の意義 経済価値、生態系サービス、存在価値  → 経済、持続可能な開発の基盤

生物多様性への脅威 ・農地への土地利用転換、都市開発の進展に よる生息地の破壊 ・外来種(移入種) ・農地への土地利用転換、都市開発の進展に よる生息地の破壊 ・外来種(移入種) ・食料や薬、ペットなどへの利用を目的とした狩猟や採取 ・違法伐採・違法漁業など ・気候変動による生息環境    の破壊や分散化

Powerful Alliances Lasting Impact Partnerships Alliances

www.conservation.or.jp ご清聴ありがとうございました。 Happiness is sunlight, air, plants, water, soil, birds, microorganisms… Charles M. Schulz しあわせは,陽の光、空気、草木、水、土、小鳥、 微生物・・・ ご清聴ありがとうございました。 www.conservation.or.jp