紙カルテ診療支援システム マイクラーク MYCLERK 監査・個別指導対策 請求もれ・増収対策
Q.マイクラークとは何をするためのソフトなのか? A.紙カルテの記載不備を補い、個別指導に備えるための ソフトです。 Q.パソコンは苦手である。 A.操作は事務職が行いますので、パソコンに不慣れでも 心配ありません。 勿論、自分で操作することもできます。
Q.やはり、紙カルテがよい。電子カルテは使いたくない。 A.紙カルテは従来通り使えます。 診療の流れも変わりません。 マイクラークはあくまで記載不備を補うだけです。 Q.わざわざソフトをいれなくてもよいのではないか? A.紙カルテを使用していても、レセプトはレセコンで作成す るほうが効率的であるように、カルテ記載もマイクラーク を使用することで、より効率的、かつ、正確に行えます。
Q.特定疾患療養管理料の算定要件とは何か? A.(抜粋) ・治療計画に基づき、服薬、運動、栄養等の 療養上の管理を行った場合に、月2回に限り 算定する。 ・管理内容の要点を診療録に記載する。
Q.記載不備とは何をさすのか? A.医学管理料、特に算定回数の多い、特定疾患療養 管理料の算定要件である、カルテ記載の不備を さします。 Q.記載不備があるとどうなるのか? A.カルテに記載がなければ算定要件を満たさず、個別指導 の指摘事項となり、自主返還の対象となる場合があります。
Q.自主返還とは何か? A.個別指導の結果、カルテに不備が認められ、自主 返還を求められた場合、医療機関が自主的にカルテ を点検し、指摘事項の相当額を自主的に返還します。 対象は全てのカルテで、期間は通常過去1年間と なります。監査に移行すると、過去5年間となります。 特定疾患療養管理料の場合、額が大きいので、1年間で も数百万円から1千万円を超える場合があります。 参考)平成25年度 個別指導4,400件 返還金額 34億2千万円
Q.ゴム印ではダメなのか? A.道府県によって取扱いが異なりますが、単にゴム印を 押しただけではカルテ記載とは認められません。 ゴム印にボールペン等で管理内容の要点の加筆 があれば、立派にカルテ記載と認められます。 Q.カルテに記載がなくても、実際には指導しているのだから、 よいのではないか? A.個別指導では通用しません。
Q.紙カルテと電子カルテを併用してもよいのか? A.電子カルテの三原則(真正性、見読性、保存性)を 満たせば併用は認められます。 ただし、紙カルテと電子カルテが一体となって 運用されることが望ましいとされています。
代行入力
代行入力を認めた局長通知
医師が最終的に確認し署名することを条件に、事務職員が医師の補助者として記載を代行することも可能である。 電子署名をもって当該署名に代えることができる。
普通の紙カルテ
もしも、特定疾患療養管理料を算定していたら、
記載不備。
これなら合格。
これなら合格。 ただし、時間がかかる。
そこでマイクラーク まずゴム印。
ゴム印に 番号をいれる。
番号は定型文の 番号に対応。
事務はクラークモード でログイン。
ゴム印の番号を テンプレート入力します。
入力が終わったら、 「承認待ち」ボタンを クリックします。
「承認待ちリスト」に 追加されました。
ドクターモードで ログイン。
「承認待ちリスト」の 「承認」ボタンをクリック。
内容を確認してOKなら 「承認する」ボタンをクリック。 1人目
次の患者に移動するので、 確認して、同様にクリック。 2人目
次の患者に移動するので、 確認して、同様にクリック。 3人目
次の患者に移動するので、 確認して、同様にクリック。 4人目
次の患者に移動するので、 確認して、同様にクリック。 5人目
承認された患者は 「承認済み」リストへ移動。
iPadやスマホを使って 「承認」することも可能。
医師が 直接入力 カルテはそのまま紙カルテ 指導文章はマイクラーク
ドクターモードで ログイン。
受付リストの中から 入力する患者を選ぶ。
テンプレートに 指導内容をチェック。
入力内容を保存して 承認する。
承認された患者は 「承認済みリスト」に移動。
個別指導 <持参するもの> ・指定された患者の カルテ(電子カルテは印刷して持参)、レントゲン等 ・日計表等の帳票 ・院内掲示の写し 等
該当患者のカルテを印刷 レセプトから引用して参考表示 指導・管理内容 タイムスタンプ 電子署名
該当患者のカルテを印刷 修正箇所は 取消し線で明示し、 変更履歴を残す。
個別指導 <評価> ◎ 概ね妥当 ◎ 自主返還なし
増収シミュレーション
特定疾患療養管理料の請求もれ うちに限って・・・は禁物 なくて、もともと 一度シミュレーションを。
包括(生活習慣病管理料)で請求した場合を比較。 生活習慣病管理料シミュレーション 包括でプラスになる患者 出来高で請求した場合と 包括(生活習慣病管理料)で請求した場合を比較。 包括でマイナスになる患者
包括(生活習慣病管理料)で請求した場合がプラス 生活習慣病管理料シミュレーション 包括(生活習慣病管理料)で請求した場合がプラス の患者のリスト。
生活習慣病管理料シミュレーション 内容の詳細画面 過去6ヶ月の差額の リスト表示。
縦覧画面 縦覧画面で確認。
画面点検ソフト ビューアで電子レセプト の中身を表示。
監修:医学博士 本田孝也 発売:株式会社 宇宙電子