脳死は人の死? 志津川教室 高1 M.M 志津川教室、高校1年生、M.Mです。 これから脳死について調べたことの発表を始めます。 私が脳死について調べた理由は、脳死はどのようなものなのかというのと、ニュースでも流れていたA案可決について詳しく知りたいと思ったからです。 志津川教室 高1 M.M
移植法A案可決 A案が可決される前の法案 B案 C案 D案 A案 三兆候を人の死の原則として、脳死も人の死と含める。 脳死を人の死とするが、本人や家族が臓器提供に関わる法的脳死判定については拒否できる。 年齢制限がない。 A案が可決される前の法案 三兆候(心臓停止、呼吸停止、瞳孔対光反射の消失) を基準とし、本人の意思表示カード等の書面で、脳死の判定に従い提供の意思を表示し、家族が同意した場合に限定して人の【死】にする。15歳以上の本人の生前の書面による脳死判定に従い臓器を提供する意思表示があった場合、家族が同意したときに認める。 B案 臓器提供の場合のみ、脳死を人の死と判断。15歳以上を12歳以上に引き下げる。 移植法A案可決 C案 当人の同意書面と家族の同意が必要。臓器提供の場合のみ脳死を人の死と判断。 (脳死判定がさらに厳格化) 先日、A案が可決されましたが、A案が可決される前の法案は三兆候(心臓停止、呼吸停止、瞳孔対光反射の消失) を基準としていて、本人の意思表示カード等の書面で、脳死の判定に従い提供の意思を表示し、家族が同意した場合に限定して人の死にしていました。15歳以上の本人の生前の書面による脳死判定に従い臓器を提供する意思表示があった場合は、家族が同意したときに認められていました。 A案は三兆候を人の死の原則としていて、脳死も人の死と含められます。脳死を人の死としますが、本人や家族が臓器提供に関わる法的脳死判定については拒否できます。年齢制限がありません。 可決されたA案の他のB,C,D案は B案は臓器提供の場合のみ、脳死を人の死と判断されます。15歳以上を12歳以上に引き下げます。 C案は当人の同意書面と家族の同意が必要です。臓器提供の場合のみ脳死を人の死と判断されます。脳死判定がさらに厳格化されます。 D案は15歳以上は当人の同意書面と家族の同意が必要です。14歳以下は当人の意思に関係なく家族の同意により可能です。臓器提供の場合のみ脳死を人の死と認定され、年齢制限がありません。 というものでした。 会議の結果移植法A案が可決されました。 D案 15歳以上は当人の同意書面と家族の同意が必要。14歳以下は当人の意思に関係なく家族の 同意により可能。臓器提供の場合のみ脳死を人の死と認定。 年齢制限がない。 脳死は人の死?
脳死判定 脳死判定 移植を前提をした場合 脳死は人の死? 事故や脳卒中 などで脳死の 疑いがある 家族も脳死判定 と臓器提供の 承諾をする 脳死の判定に 従う意思と、臓器を 提供する意思を 示したカードや 遺書が見つかる 事故や脳卒中 などで脳死の 疑いがある 家族も脳死判定 と臓器提供の 承諾をする 脳死判定 そもそも、脳死の判定基準は、事故や脳卒中などで脳死の疑いがある。そのあと、脳死の診断がされます。その次に家族も脳死判定と臓器提供の承諾をします。その次に、脳死判定に従う意思と、臓器を提供する意思を示したカードが遺書から見つかれば脳死判定がされます。 脳死の診断 脳死は人の死?
判定する方法 脳死は人の死? 脳死は竹内基準に基づいて6つの項目で判定します。 ① 深昏睡状態である(意識障害の中で最も重い状態) ① 深昏睡状態である(意識障害の中で最も重い状態) 呼びかけ、痛み刺激などに対して全く無反応のことを確かめる。 ② 自発呼吸の停止 人工呼吸器を止めて自発呼吸があるか確かめる。 ③ 瞳孔の散大・固定 瞳孔に光を当てて反応しないことを確かめる。 ④ 脳幹反射の消失 のど、角膜の刺激・耳の中に水を入れる・瞳孔に光を当てる・顔を左右に振る・痛みを与える。 ⑤ 平坦な脳波 無呼吸テスト。 ⑥ 6時間経過してもう一度①~⑤まで行う。 その脳死の判定する方法は、1に呼びかけなどに対して全く無反応のことを確かめます。 脳死は人の死?
脳死と植物状態は、 根本的に全く違うものである 私の疑問 Q 脳死と植物状態って違うの? 脳死は人の死? 大脳 小脳 脳幹 Q 脳死と植物状態って違うの? 脳死と植物状態は、 根本的に全く違うものである 私の疑問 心 大脳 小脳 脳幹 知覚、記憶、判断、運動の命令などの高度な の動き 運動や姿勢の調整 呼吸・循環機能の調整や意識の伝達など生きていくために必要な動き 脳幹を含めた脳全体の機能が失われ、二度と元に戻らない。 脳幹の機能が残っていて、自ら呼吸ができ、回復することもある。 世界のほとんどの国で『脳死は人の死』とされている。脳死下での心臓、肝臓、肺、腎臓などの移植が日常の医療として確立されている。しかし、日本の移植法では、臓器を提供する意思がある場合に限って『脳死は人の死』とされている。人の脳は、大脳、小脳、脳幹からなり、このうちどの部分が障害を受け、機能を失っているのかで【全脳死】【脳幹死】【植物状態】とに分けられる。 脳死は人の死?
まとめと考え 完 私は今まで脳死や、移植について全くというほど考えたことがありませんでした。しかし、今回を機会に臓器移植提供の大変さや、脳死になるつらさ、家族の人の考えなどたくさん考え悩むことがありました。 今、世界にはたくさん移植を待っている人がいる中で、臓器提供をしている人は少ないと感じます。 今回、脳死について決まったA案の可決について、私はどうかと思いました。 私の意見は、A、B、C、D案でもなく脳死を人の死を判定するということに反対でした。 「まだ、生きているんじゃないの?」という私の意見です。 A案が可決したものの世間でも私と同じ意見の人はたくさんいると思います。 政府は国民の意見をもっと聞くべきということもこの機会で感じることができました。 脳死は人の死?