Step.6 スタティック(静的)ルーティング 宛先の分からないネットワーク宛 のパケットはPC2へ送れ! 192.168.0.0/24宛 のパケットはPC2へ送れ! PC 3 10.0.0.0/16宛も、192.168.0.0/24宛も どちらも知っている 192.168.0.2 ホスト PC 1 10.0.0.2 PC 2 宛先の分からないネットワーク宛 のパケットはPC2へ送れ! 10.0.0.1 192.168.0.1 ホスト ルータ PC 4 192.168.0.3 ホスト ネットワーク1 ネットワーク2 ネットワーク: 10.0.0.0/16 ネットマスク: 255.255.0.0 ネットワーク: 192.168.0.0/24 ネットマスク: 255.255.255.0
目的地への行き方のたとえ バケツリレー式に転送 C駅 A港 B駅 バスネットワーク 電車ネットワーク JR C駅 JR B駅 Bバス停
物理的なネットワーク構成 PC 1 PC 2 PC 3 PC 4 ネットワーク1 ネットワーク2 ルータ 10.0.0.2 10.0.0.1 192.168.0.2 192.168.0.3 192.168.0.1 Linux Linux Linux Windows (ノートPC) eth0 eth0 eth1 eth0 ローカルエリア接続 LANケーブル ネットワーク1 ネットワーク2 ハブ1 ハブ2 ネットワーク: 10.0.0.0/16 ネットマスク: 255.255.0.0 ネットワーク: 192.168.0.0/24 ネットマスク: 255.255.255.0
ルーティングテーブルの例 route –n コマンド $ route -n カーネルIP経路テーブル 受信先サイト ゲートウェイ ネットマスク フラグ Metric Ref 使用数 インタフェース 192.168.0.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 0 0 0 eth0 10.0.0.0 192.168.0.1 255.255.0.0 UG 0 0 0 eth0 0.0.0.0 192.168.0.9 0.0.0.0 UG 0 0 0 eth0 127.0.0.0 0.0.0.0 255.0.0.0 U 0 0 0 lo Uのみは直接接続されているネットワークを表す(同一セグメント) 10.0.0.0/16 という宛先の送り先は 192.168.0.1 ループバック(自分自身) 宛先が 0.0.0.0/0 はデフォルトゲートウェイを表す
3つのネットワークセグメントからなる例 PC4 PC1 PC2 PC3 PC5 PC 4の経路表 PC 1の経路表 PC 2の経路表 宛先ネットワーク ゲートウェイ 192.168.0.0/24 direct 10.0.0.0/16 192.168.0.1 192.168.7.0/24 192.168.0.2 PC 1の経路表 宛先ネットワーク ゲートウェイ 10.0.0.0/16 direct 192.168.0.0/24 10.0.0.1 192.168.7.0/24 PC 2の経路表 宛先ネットワーク ゲートウェイ 10.0.0.0/16 direct 192.168.0.0/24 192.168.7.0/24 192.168.0.2 PC4 PC 3の経路表 宛先ネットワーク ゲートウェイ 192.168.0.0/24 direct 192.168.7.0/24 10.0.0.0/16 192.168.0.1 PC1 192.168.0.3 ホスト 10.0.0.2 PC2 ホスト PC3 10.0.0.1 192.168.0.1 PC5 ルータ 192.168.0.2 192.168.7.1 ルータ 192.168.7.2 ホスト ネットワーク1 10.0.0.0/16 ネットワーク2 192.168.0.0/24 ネットワーク3 192.168.7.0/24