在宅医療・介護多職種連携協議会 多職種連携・情報共有システム部会

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受付番号 平成 23 年度 東北復興に向けた地域ヘルスケア構築推進事業 (被災地域における医療・介護周辺サービスの提供拠点整備の推進及び医療情報 等の共有システムの推進のための調査事業) 提案書 事業区分 イ-2:被災地における医療情報等の共有等を可能にするシステム の推進の調査事業 (被災地での地域医療提供体制の再構築のための情報通信技術の活用の在り方、
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研修記録シートは、研修受講前後を通して、各自の理解度を把握し、研修による学習効果の向上と学習後の ポイントを焦点化し、継続的な資質向上に役立てる目的として使用します。 このシートは3種類あり、それぞれ記入者が設定されています。 研修記録シート1(目標) 研修記録シート2(評価) 受講者 管理者等 受講者.
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2日目 15:45~15:55〔10分〕                     閉 会                           この時間は、都道府県で開催される強度行動障害支援者養成研修の実施に当たってのお願いをいくつか述べさせていただきます。
高齢者の救急搬送に係る意見交換会 資料7 1 意見交換会開催に至る経緯と今年度の取り組み  平成26年度    病院連絡会議にて,高齢者の救急搬送に関して,患者及び家族の延命治   療の希望確認ができているかの課題提起がなされた。  平成27年度   (1)介護サービス事業者協議会主催研修会および施設ごとの講演会の開催.
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在宅医療・介護多職種連携協議会 多職種連携・情報共有システム部会
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高齢者の救急搬送に係る意見交換会 資料7-1 1  意見交換会開催に至る経緯  平成26年度    病院連絡会議にて,高齢者の救急搬送に関して,患者及び家族の延命治療 に関する意向確認ができているかという課題提起がなされた。  平成27年度   (1) 介護サービス事業者協議会主催研修会・施設ごとの講演会(救急課)                  
Pay-easy&ネットバンク決済 審査追加必要資料 「サービス概要資料」
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在宅医療・介護多職種連携協議会 多職種連携・情報共有システム部会 資料2  在宅医療・介護多職種連携協議会 多職種連携・情報共有システム部会          ~報告~ 平成29年6月30日 情報共有システム部会の報告をさせて頂きます。 1 1

(試行WG,試行WG評価チームの発展形) ○症例を通じた多職種連携ルールの検討 ○好事例を元にした情報共有システムの活用方法の検討 目  的  在宅医療に係る多職種連携の推進及び情報共有システムの 効果的な活用について検討する。  (試行WG,試行WG評価チームの発展形)  ○症例を通じた多職種連携ルールの検討    ○好事例を元にした情報共有システムの活用方法の検討 情報共有システム部会では,「在宅医療に係る多職種連携の推進及び情報共有システムの効果的な活用について検討する。」ことを長期的な課題として, 「症例を通じた多職種連携ルールの検討」と「好事例を元にした情報共有システムの活用方法の検討」を進めております。 2 2

第1回 多職種連携・情報共有システム部会報告(平成29年5月23日実施) 第1回 多職種連携・情報共有システム部会報告(平成29年5月23日実施) <情報共有システム利用・登録促進の取組について> 1.利用促進について ○多職種間の連携強化⇒全登録者用の部屋作成 ○部屋の活性化⇒1)介護支援専門員の部屋:ショートステイ空床状況報告の充実             2)柏市の部屋:登録申請書様式類の格納 ○登録者へのサポート⇒書込み練習部屋の作成 ○お部屋開設の促進⇒お部屋作成のフローチャートの作成・格納 2.登録促進について ○好事例の蓄積・分析・発信 まず,第1回部会のうち,部会員からの意見をもとに調整した事項についてご報告申し上げます。 〈利用促進について〉 1点目,多職種間の連携強化をするため,情報共有システムに登録している全登録者を招待するお部屋を作成いたしました。 他職種間で質疑応答を活発に行っていただけることを目的としております。皆様にはお部屋への招待とともにご登録のアドレスに通知を送らせて頂きますので, ぜひご確認ください。 2点目,お部屋の活性化のため, 介護支援専門員の部屋に格納しております,「ショートステイ空所状況報告」につきまして, 報告内容と報告方法の見直しを行いました。6月15報告分より,各事業所の受け入れ体制についての項目を追加し,内容の拡充をはかりました。 介護支援専門員の方はご確認いただき,情報源としてぜひご活用ください。 つぎに,柏市HP内でのみ格納しておりました情報共有システム登録申請書や変更届け等の様式類を柏市の部屋に格納することにいたしました。 必要時はご活用ください。 3点目,登録者へのサポートとして,新規登録の事業所様へ操作説明に伺っておりますが, 説明の中で書込みの練習が出来る部屋を作りました。実際に書込みをしてみることで,情報共有システムへ少しでもなじんでもらえることを目的としております。 4点目,お部屋開設の促進のため,お部屋作成のフローチャートを作成し,格納いたしました。 医師からの承認と家族からの同意を得られれば,利用者のお部屋開設依頼はどの職種からでも可能です。 ぜひみなさまひとりひとりからのお部屋開設依頼を頂くことで,情報共有システムの利用者数が増えますので,ぜひ積極的なご協力のほどよろしくお願いいたします。 フローチャートは柏市の部屋に格納しており,お部屋開設依頼の流れ以外に,利用者の変更や削除依頼時の流れ,ID・PWを忘れた等の問い合わせ先の記載も兼ねております。 必要時,ご確認ください。 つぎに,<登録促進について> 情報共有システムが平成26年度より利用開始し4年が経つこともあり, 情報共有システムを利用しての好事例を蓄積し,分析,発信していくことを長期目標として取り組んでまいりたいと思います。 3      3

日時:平成29年7月下旬,19時~20時30分,2日開催予定 平成29年度活動内容(予定) <部会>  第2回 平成29年8月開催予定    第3回 平成30年2月開催予定   内容 1)情報共有システム利用促進を促すための方策      2)患者の部屋を増やすための方策 <情報共有システム個人情報研修会>  日時:平成29年7月下旬,19時~20時30分,2日開催予定  対象:情報共有システムID保有事業所より1名  内容:個人情報の取り扱い,情報共有システムを使った事例の紹介 等 <初級研修会>  日時:平成29年10月中旬,12月中旬 19時~20時30分開催予定  対象:情報共有システムID保有者で操作方法に不安のある方 10名  内容:情報共有システムの概要と説明と操作説明について つぎに,今年度の活動内容についてです。 第2回部会は8月上旬,第3回部会は2月に予定しております。 検討内容は,「情報共有システム利用促進を促すための方策」と「患者の部屋を増やす為の方策」です。 また,今年度も例年どおり研修会の開催を予定しております。 「情報共有システム個人情報研修会」につきましては,情報共有システムID保有事業所より1名ずつ選出してご出席頂きたいと思います。 別途ご連絡させて頂きますので,どうぞよろしくお願いいたします。 「初級者研修会」につきましては,情報共有システムID保有者で操作方法に不安がある方を対象として, 情報共有システムの概要と説明および操作説明としており,実際に端末を利用しながらの説明いたします。 奮ってご参加の程よろしくお願いいたします。 4 4

情報共有システム新規利用状況内訳 時期 76件 59件 74件 15件 21件 33件 48件 7件 14件 9件 1件 2件 12件 3件  情報共有システム新規利用状況内訳 時期 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年4月~ 5月 新規利用件数 76件 59件 74件 15件 システム利用 申出者別 内訳 医師 21件 33件 48件 7件 看護師 14件 9件 1件 ケアマネ 2件 MSW 12件 3件 5件 その他 8件 0件 疾患別内訳 がん 45件 39件 57件 がん以外 31件 20件 17件 6件 1件あたり 平均利用事業所数 5.63事業所 5.45事業所 4.98事業所 4.86事業所 では,情報共有システム新規利用状況内訳につきまして,ご報告いたします。 利用者のお部屋開設依頼件数は,70件台を推移しております。 システム利用申出者別では,医師,ケアマネ,看護師の順に多く,疾患別内訳では,平成26年度より,がん疾患が多い傾向にあります。 1件あたりの平均利用事業所数とは,1人あたりの利用事業所数のことを差しており,ひとりたり平均4~5事業所の利用となっております。 ※お部屋開設件数は横ばいである。職種別申請件数の比較では,経年的に医師,ケアマネの順に多い傾向が   継続している。 5 5

職種別ID・PW保有状況(ID登録者職種内訳) 利用件数        288 件 ID・PW保有数     1,056人 ID・PW保有事業所数 286ヶ所       ※平成29年5月末現在 平成29年5月現在での職種別ID・PW保有状況はご覧のとおりとなっております。 ID・PW保有数は1056人で,事業所数では286箇所となっており,お部屋開設数の累計は情報共有システム利用当初から288件となっております。 職種別では,介護支援専門員が238名で最も多く,次に看護師,介護職と続いております。 介護支援専門員については,市内320名中約7割が登録している状況がございます。 利用にいたる背景が整っていないことは察しておりますが,ぜひ利用者のお部屋を作っていただき, ひとりでも多くの職種の方がこの情報共有システムを活用して地域の多職種連携が促進されていきますことを願っております。 ぜひ,皆様からのお部屋開設の依頼を,どうぞよろしくお願いいたします。 ※職種別ID/PWの保有状況では,介護支援専門員が最も多く,市内の介護支援専門員320人中238人(約7割)が登録している。続いて,看護師,介護職の順に多い。 6 6