達成度判定分科会.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
パーソナライズドウェブページに よる 学生レポートシステムの開発 小濱隆司 斎藤博人 中村尚五 東京電機大学 情報環境学部 2004年電子情報通信学会総合大会.
Advertisements

「前提科目」のしくみ 経済法学科. 履修の前提となる科目があります 《前提科目》 ← 例えば … 民 法 I ← 経済数学 ← or 基礎経済学 〈後継科目〉 (履修したい科目) 民 法 II ミクロ経済学.
平成 27 年度「東日本大震災からの復興を担う専門人材育成支援事業」 事業計画概要 (様式1)(別紙 4)① 「事業名」(学校名) 実施体制イメージ図 参加・協力機関 ○ イメージ図や協力機関等を記載して、実施体制をわかりやすく記載する。 ※代表機関には下線を引くこと。 参加・協力機関: ○○ 機関.
守谷総合人生大学 (生涯学習の仕組み、学校教育法上の大学ではな い) の創設 グループ提案 会田榮光、片桐真奈美、古橋俊夫.
平成26年度大阪府通所支援事業者育成事業 事業所アンケート結果
研修のめあて 授業記録、授業評価等に役立てるためのICT活用について理解し、ディジタルカメラ又はビデオカメラのデータ整理の方法について研修します。 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム.
4,297 words 2016年1月 大学入試センター試験(英語) 筆記試験は引き続き長文易化傾向 大問 分野 word数 60wpm
日本の英語教育 c 奥田波奈.
総合学科における全員履修科目としての「情報」の取り組み -教科情報必修化にさきがけて-
定期的な生活習慣調査および 調査結果のフィードバックが 中学生の生活習慣改善に及ぼす影響
富山国際大学 現代社会学部 新2年生 2010年度前期 オリエンテーション
ブランド価値の評価.
H17年度授業評価アンケート報告 教務WG:山澤一誠.
金子研究会 学校評価 最終発表 7月14日 総合2年  鎌田 朋子 環境3年  中山 亜樹.
Ⅱ 訪問介護サービス提供プロセスの理解 Ⅱ 訪問介護サービス提供プロセスの理解.
JABEEの目的 JABEEは、従来の狭い技術者教育の考え方によるのではなく、これからの世界動向や社会のニーズへの洞察に立脚した新しい技術者教育のための透明性の高い審査認定を行うものである。 用語集に記載の通り、その技術者教育は、社会で活躍する広範な技術業に携わる専門職業人育成のための教育であり、工学、農学、理学を問わない。
ー大学院教育課程強化に関するプログラムについてー
経済学でかなえる夢 一橋大学経済学研究科長 田近 栄治.
芝浦工業大学工学部電気工学科 全体マップver
2004年11月22日 第2分科会 国際競争力のある人材育成.
AO選考とともにポートフォリオ型一般入試へ進化 ~脱個別学力試験/学力検査の工夫策~
4.「血液透析看護共通転院サマリーVer.2」 の説明
日本教育工学会 第22回大会報告 大学院での遠隔教育と 障害学生支援
e-learningを利用した看護大学大学院・継続教育システムの 構築と評価
このPowerPointファイルは、 情報処理演習用に作った フィクションです。
(別紙1)プロフェッショナルサービスの概要
Moodleを用いた実力試験と その後の展開について
これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要    これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要      参考資料1 ■ e-Japan戦略(平成13年1月IT戦略本部決定)   「2003年までに、国が提供する実質的にすべての行政手続きをインターネット経由で可能とする」とした。 ● オンライン利用拡大行動計画(旧計画)(平成20年9月IT戦略本部決定)
これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要    これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要      参考資料1 ■ e-Japan戦略(平成13年1月 IT戦略本部決定)   「2003年までに、国が提供する実質的にすべての行政手続きをインターネット経由で可能とする」。  ● オンライン利用拡大行動計画(平成20年9月.
PPM手法を適用した 訓練評価手法構築の試み 第2報 - 平成13年度から平成16年度までの 指導員研修改善の経過 -
<研究開発項目〇> ●●●●●●● ● ● <提案題目> △△ △ △△研究開発
平成27年度ポートフォリオ説明会 専攻科長より キーワード: ①総合システム工学 専攻科長 高野明夫 ②学習・教育目標
「大阪府南部と和歌山市の中学校・高等学校の地学(天文分野)に関する意識調査、 およびその考察」
Q&A10項目 早分かり (学部教務委員会作成2009年)
卒業研究A 岩手県立大学における 授業評価及び履修計画提案 システムの構築と運営
日本語教育グローバルネットワーク(GN) J-GAPシンポジウム 2014 (香港-日本プロジェクト)
平成28年度 編入生ガイダンス (14235編入生用).
これからの司書養成カリキュラム 帝塚山大学  柴田正美.
前回から今回までの活動 ・国際競争力ある人材に関するアンケート実施 ・セミナーの実施準備
「地域総活躍社会のための慢性疼痛医療者育成」コース
いば旅プラン作成シート(企画提案書) チーム名 学校名 学部名 学科名 タイトル テーマ
2004年6月3日 第2分科会 国際競争力のある人材育成.
ブランドの評価と測定.
「沖縄におけるスポーツサイエンスの拠点化に向けた
ITIL V3 ファンデーション 紹介 2012/6/27  担当 藤生.
編入学受験報告会 物質科学工学科 5年 大西朝登 5C大西が発表させていただきます 2018/1/22 受験報告会 大西.
大阪府高等学校社会科(地歴・公民)研究会
構造材料学の開講にあたって コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
第4章 GISと社会 4.GISと教育・人材育成
Kinjo Gakuin Univ. © 2007 Motohiro HASEGAWA
学生の学力低下と化学教育における工夫 日本大学理工学部の教育事例紹介 私化連シンポジウム 日本大学 理工学部 物質応用化学科
AO入試合格者に対する入学前学習課題としての 大学入試センター試験受験の試み (大学教育学会 第32回大会 愛媛大学 2010/6/5)
はじめに 2年生 4年生 新入生 学部 1年生 編入生 3年生 院生 院生 留学生.
ルーブリック・チャート(評価) の活用と課題
課題研究ルーブリック評価の 活用マニュアル 平成30年1月10日 愛媛大学高大接続推進委員会 「課題研究」評価ワーキンググループ
「総合的な学習」の評価 ~授業デザインの作り方~
計 画 支 援 要 請 支 援 平成21年度の研修支援 「『大阪の教育力』向上プラン」に基づく府内全公立小中学校への訪問
デジタルアーカイブ専攻 コア・カリキュラム構成の設定と学習内容・行動目標 デジタル・アーキビスト の養成 育成する人物像 入学前課題
宝塚市における成人の スポーツ参加率とその状況
第3分科会要旨 テーマ: 新市場創造型商品の事例研究 発表者: 古橋 雅彦
DATA METI構想を進めていくためのロードマップ(工程表)(案)
第2(国際競争力)分科会 国際競争力のある人材育成の キーワード
福井県立大学 菊沢 正裕 大教室授業における グループ学習の効用 福井県立大学 菊沢 正裕
これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要
あいち健康プラザ 健康度評価システムのコンセプト
2004年9月9日 第2分科会 国際競争力のある人材育成.
派遣先企業の皆様へ ご協力のお願い 聴くチカラ 伝えるチカラ 遂げるチカラ 律するチカラ
これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要
(現在困っていること、現在やりたいこと、将来やりたいこと・・など)
Itパスポート自慢 今から、法学部1回生の秋田が、高校二年生でITパスポートを取得したことについて自慢します。​  A3班 
Presentation transcript:

達成度判定分科会

メンバーの背景 JABEE審査委員等の経験 JABEE対応のための委員会メンバー 教育委員会メンバー 企業内で教育効果の評価を検討・実施 工学部戦略担当(教育) 等々

問題意識1 JABEEの達成度はシステムとして評価だが個人の評価も必要 学部教育において履修範囲が広くなっているので評価に工夫が必要 学科間の温度差が激しい アンケートだけでは達成度評価は難しい. テストはもちろん発表などでも評価が必要. 行動変容があったかどうかが重要 評価の継続性が重要.

問題意識2 現状の達成度評価は不完全 創成科目のフィードバックが重要 アウトカムズ評価といわれながらインプット評価になってしまう 大学院に入るのに足腰の鍛えられた学生を送り出すための評価 三年生の後期に基礎力判定テスト 工学教育のニーズに応える評価が提供できているか 自由な学風でこれまで済んできたが、これからは評価も重要 JABEEに興味を持つのは主として私立大学・高専になっている.八大学でも考える必要がある。

検討課題 学生一人一人の能力の評価は何のために行うのか? 総合的に判断することが要請されている スキルアップの助けにする アウトカムズの保証を実現する 企業では当たり前 個人を積み上げないと全体の評価はできない 費用対効果が問われる場合,個々の能力の計測必要

検討課題2 厳密に個人の評価をすることが何の役に立つのか 個人評価の狙いを明らかにする必要がある 個別に成績をつけているからアウトカムズ評価にはあまり意味がない イベント的/エンカレッジ的には意味がある 個人評価の狙いを明らかにする必要がある 平均点の評価ではわからない側面で個人を総合的に評価することにいぎがある 将来にわたる評価も必要なのではないか

検討課題3 評価の際にどこに重きを置くかということを考えるべき アウトカムズとアウトプットは違うということを考慮 アウトカムズ評価は次のカリキュラムにフィードバックするのが大学としては本道 評価をする対象と年次 タイムスパン アウトカムズのテストが可能か?

アンケート 八大学共通のアンケートによる現状把握を行う. 実施するにIT活用が必要 分野別での能力評価アンケートに意味があるか 建築の場合,分野別質問には意味がない 分野別は作ってみないとわからない. 同じ問題を出すと大学間の評価が可能になることは問題になりやすい 難易度を評価させるなどの工夫である程度対応可能 データをなんのために使うかを考慮する 企業でセンター試験相当をやらせているが相当できが悪い 卒業時にみるだけではなく,4年間で3回程度必要ではないか

ポートフォリオの試み 東北大学 毎年目標を学生に書かせる + 前年度の達成度自己評価 アドバイザーはアサインされている 毎年目標を学生に書かせる + 前年度の達成度自己評価  アドバイザーはアサインされている ポートフォリオは考慮すべき提案

セミナー 今年度中なら 他分科会と一緒に方針を示す 過去の取り組みに関する情報交換

宿題 各大学の事例を集める。特に、達成度評価や学生アンケート アンケートの項目を詰める