この10年にみる 年間賃金の動向と賃金評価 労働調査協議会.

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2015年12月10日 (公財)連合総合生活開発研究所主任研究員 河越正明
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この10年にみる 年間賃金の動向と賃金評価 労働調査協議会.
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3,賃金体系 ▼賃金原資・・・人にかかる費用のうち、賃金にあてる部分の合計
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この10年にみる 年間賃金の動向と賃金評価 労働調査協議会

3つの仮説 ①賃金カーブが崩れてきている ②そのため賃金への満足度は減少 ③賃金満足度の水準、及び推移は  年齢によって異なる

使用データについて 連合:「生活アンケート」 1992年 配布:33,450枚 回収:22,453枚 ⇒回収率 67.1% 1992年 配布:33,450枚 回収:22,453枚                  ⇒回収率 67.1% 2002年 配布:43,860枚 回収:23,260枚                  ⇒回収率 53.0%

雇用関係指標からみるこの10年の変化

賃金でみるこの10年の変化

使用データの年齢構成

使用データの学歴構成

使用データの職種構成

使用データの世帯構成

使用データの世帯の収入源

賃金カーブ・この10年

賃金満足度の年次変化

年齢別の賃金満足度

30代の収入別賃金満足度

50代の収入別賃金満足度

年収満足度の背景

仮説の検証 ①賃金カーブはそれなりに維持されている 実質賃金は変化なし ②賃金が増えない中で、満足度は上昇  実質賃金は変化なし ②賃金が増えない中で、満足度は上昇 ③賃金満足度は中高年層では横ばい、  20~30代では増加  30代では10年前と同額でも満足度UP

調査結果から考えられること ①賃金に加え、仕事のやりがいや 自己実現を重視する傾向 ②生活における消費のあり方の変化  自己実現を重視する傾向 ②生活における消費のあり方の変化 ③もともとベアがそれほどなかった  中堅層での賃上げに対する意識の薄さ