イネ 大野 翔 佐藤 博一 佐野 太郎.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
オオムギ縞萎縮病抵抗性ビールオオム ギ品種の育成と栽培法に関する研究 および RFLP 解析を用いたビールオオムギの主 要農業形質の QTL マップ(遺伝子座地 図)の作成に関する研究 五月女 敏範.
Advertisements

2.一極集中と多極分散. 連携の在り方 都市の発生 分業の発生規模の経済 ・地域特化の経済 ・都市化の経済 集積 大都市の形成.
なぜ貧しい国はなくならないのか 第4章 飢餓は是が非でも避けた い 堀佑太. 第1節 経済発展と農業問題 第一の農業問題 食糧不足 人口増加により未開の耕地が減少、また畑の休閑 期間が短くなり、土地の肥沃度が減少する にもかかわらず、生産性を上げる技術が開発され ないと食糧不足が起こる.
プレゼンテーション ソフト(Power Point 2002 )で 作成していますので、 授業の内容にあわせ て作り直すことがで きます。 ノートには参考資料とし て、発問や指導のポイン トを 示しています。
  調査概要 ■調査目的 生鮮食品に関連したブランド想起(純粋想起)について、消費者のブランド意識を明らかにし、消費者の記憶に残っているブランドを探る。 ■調査ブランドカテゴリー お米、牛肉、鶏肉、豚肉、魚介類、野菜、果物(いちご・りんご・みかん) ■調査項目 「おいしいお米(牛肉、鶏肉、豚肉、魚介類、野菜、果物)」として思い浮かぶ、産地や銘柄などのブランドは何ですか?思いつく順にご記入下さい。
北日本における4月と8月気温の強い相関関係とその時間変動(2)
育種とは 人間生活の都合にあわせた生物の遺伝的改良、 すなわち品種改良である。 植物育種学研究室では
穀物はなぜいつも店先にあるのか? ~主要穀物の生産、流通、管理~ 第6班.
いもち病感染危険度予測へ向けた 観測・モデル研究
 ご利用のご案内 株式会社あぐりーん TEL: FAX:
ニワトリの飼育と利用.
第2回プレゼン大会   11期 宣.
久米地区の農業を米作りから見直し 将来を考える
2週目の気温予測を用いた東北地方の稲作への影響予測
4.意思決定の問題 タイ東北部、コンケーン県パーカム村の大豆栽培
ラオス・ビエンチャン平野における稲作の環境対応事例
第6回ヤマセ研究会 2012年9月24~25日 2011年と2012年のヤマセが 水稲に及ぼした影響 宮城県古川農業試験場 菅野博英.
FOODS eBASE Cloudプラットフォームで構築
安全な農作物生産管理技術と トレーサビリティシステムの開発
東北地方の 二重ローン問題         10bd020p 小瀬村 愛子.
教育実習オリエンテーション 学校現場を知る-生徒の実態・生徒指導 平成26年9月23日
⑦ 農事組合法人 中園営農組合 法人の概要 法人設立の経緯 リーダーの確保 合意形成のポイント
日本の農業の問題点 1126599c 野喜崇裕.
平成23年度 弘前大学科学者発見プロジェクト 「お米は研がないとおいしく食べることは できないのか」 ◎青森県立青森南高等学校「チーム鈴川」
家庭教育論 親はだめになったのか.
Company Profile 株式会社サンプルネーム 事業内容 〒 □□県□□市□□区□□ 1-2-3サンプルビル○F
アグリチャレンジ・LABOクラブを開催します
塩竈市子ども・子育て支援事業計画 塩竈市子ども・子育て支援事業計画(案) のびのび塩竈っ子プラン ・・・削除 ・・・追加 資料 2
気温の予想を用いた 栽培管理指導に向けた水稲の生育量予測
新ふくい人相談、受入体制 福井県定住サポートセンター(平成19年9月26日設置) 都市圏等に居住する福井県への定住希望者 県庁 各課
(農林水産省新ガイドラインによる取組ほ場) (かごしまの農林水産物認証制度(K-GAP)認証申請ほ場)
GEOSSデータ統合・解析システム」第1回フォーラム
3 みやぎの農業普及現場 ダイジェスト版 JAみどりの直播栽培技術研修会を開催
第8回ヤマセ研究会 宮城県古川農業試験場 日平均気温を用いた小麦の開花期予測.
食糧自給率低下によって 日本が抱える危機とその対策
復習:雑種第一代(F1) w W Ww Ww Ww Ww すべて『Ww』 優性形質が現れる すべて『ウエット』 遺伝子型 表現型 優性ホモ
第48回日本神経学会 PZZ-301 神経学資源の国内分布 池田正行1) 2) mail adresss goo
「収入保険」 収入保険は様々なリスクから 農業経営を守ります!! 農業を経営する皆様へ が始まります!
      飼料用米について 九州大学農学部 生物資源環境学科 農政経済学分野 農政学研究室 案浦 拓也 Takuya Annoura 2011年4月27日.
<教科> 社会科 <学年> 5学年 <単元名>1 米づくりのさかんな庄内平野   <時間配当> 3/12 教科書 p10~11 学習のめあて  
有機JAS米と特別栽培米に対する消費者評価
有機JAS米と特別栽培米に対する消費者評価
アジアモンスーン地域における気候変動とその農業への影響評価 PI:松本 淳 CI:荻野慎也・森 修一・遠藤伸彦・久保田尚之・徐 健青
環境省補助事業/「環境首都」水俣・芦北地域創造事業
eネットにし探検隊 ボランティア団体 レポート 【当日の様子】 活動紹介 ■ボランティア団体探検ツアーではこんなことをしました。
(新)ふくしまアグリイノベーション実証事業【水田メガファームモデル事業】
世界の食糧問題 ~国際社会という視点から慢性的飢餓に どう立ち向かうか~
2010年の夏期の高温による 水田土壌窒素発現への影響
競争的研究資金等支援制度説明会・個別相談会 in 福岡
競争的研究資金等支援制度説明会・個別相談会 in 宮崎
堆肥を使用する際にはご留意ください! 〇 耕種農家・育苗業者の皆様へ 〇 輸入飼料を給与した牛に由来する 被害を未然に防止するために
堆肥を販売・譲渡・施用する際にはご留意ください!
堆肥を使用する際にはご留意ください! 〇 耕種農家・育苗業者の皆様へ 〇 輸入飼料を給与した家畜に由来する 被害を未然に防止するために
農林水産省  府省等就職希望 障害者向け業務説明会.
植生熱収支モデルによる いもち病感染危険度予測を目指して
大雪に対する国土交通省緊急発表 平成29年1月12日 緊急発表
全国6,000以上の図書館からリアルタイムの貸出状況を確認できる
ジャストインタイム農業システム (JITAS; Just In Time Agriculture System)
気候シナリオモデルを用いた将来のヤマセ発生可能性について
平成21年度北海道地域マッチングフォーラム 「ジャガイモシストセンチュウ拡大防止に 向けた新しい検診法と防除技術」 参加費無料
2011年度以降の関西広域機構のあり方について 関西広域機構の取り組み領域 観光 文化 環境 防災 地域づくり 情報発信
紫黒米新品種「兵系紫86号」の育成 兵庫県立農林水産技術総合センター 農業技術センター
書評報告 “トウモロコシ”から読む世界経済 光文社新書  江藤隆司著 06A2100H 谷澤 佑介.
水田立地とコメ品質の関係 東京大学 山路永司 2019/5/1.
主要穀物の価格動向.
主要穀物の 需要と生産状況 7班 07A024 奥藤智代 07A043 小西郁里 07A052 坂田秋沙 07A053 坂本典子
「泌乳持続性の活用による新しい酪農生産」 ~病気予防や繁殖性を改善する牛群改良と飼養技術をめざして~
今の農業って? ~農業人材プロジェクト~ 桜美林大学  石田ゼミ Bグループ 鈴木・加藤・小林・山田.
地域再興会議における 地域産業活性に導く未来投資プロジェクト
(いすみ市役所 企画政策課 地域プロモーション室内)
Presentation transcript:

イネ 大野 翔 佐藤 博一 佐野 太郎

米の生産量の変化 全体として、70年代以降は生産量は減少している 減反政策や食生活の欧米化などの影響

2004年の作付面積

コシヒカリ 1948年に福井県農業試験場で育成された「越南17号」が、1956年には「農林100号」として品種登録され、「コシヒカリ」となった。 母親:「農林22号」×父親:「農林1号」

コシヒカリの作付面積の変化 作付面積は、1979年から2004年現在まで 1位でありつづけている。

コシヒカリの性質 イモチ病になりやすく、倒伏しやすい。 もとは、イモチ病に強い品種を作ることが目的だった。 味はよい。 稲の品種の寿命は10年程であるが、誕生以来すでに40年が経ち今なお作付面積1位。

ひとめぼれ 宮城県古川農業試験場において、食味が極良で耐冷性が極強の品種の育成を目標として、コシヒカリを母親、初星を父親として1982年7月に交配を行い、その後代から育成した系統 ササニシキへの生産集中や冷害の被害を軽減するために育成

ひとめぼれの性質 ササニシキと比べて 食味がよい 耐冷性が極めて強い(ササニシキは東北地方太平洋側の主力品種だったが冷害に弱かった) 玄米の外観品質がよい

ひとめぼれの作付面積の変化

ヒノヒカリ 旧系統名が「南海102号」で、 1989年に宮城県総合農業試験場水稲指定試験地で育成された中生のうるち種 母親:愛知40号(黄金晴)×父親:「コシヒカリ」  (「黄金晴」の交配組合せ:    母親:「日本晴」×父親:40-11「喜峰」)

ヒノヒカリの作付面積の変化 1989年に育成されてから、徐々に作付面積を増加させていることがわかる。99年にあきたこまちを抜いてからは、2004年まで作付面積は3位になっている。

ヒノヒカリの性質 西日本、九州の代表的な品種になりつつある。 イモチ病抵抗性遺伝子型。 黄金晴と同じで、抵抗性もやや弱。   黄金晴と同じで、抵抗性もやや弱。 食味はコシヒカリと同じで、極良好である。 収量性は日本晴よりやや多い。 炊飯米の光沢が良く、粘りが強い。

参考ホームページ 農林水産省・統計表検索http://www.tdb.maff.go.jp/toukei/a02smenu1?TokID=H001&TokKbn=C#TOP イネ品種・特性データベース http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/ http://www.komeichi.com/ http://www.h6.dion.ne.jp/~tanaka42/hinshu.html