URL 日本人のくらし・食習慣と東南アジアの環境

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2016/7/21 情報経済システム論 情報経済システム論:第1回 担当教員 黒田敏史 1. 教員の紹介 黒田 敏史(くろだ としふみ) – 略歴 1978年2月10日生まれ 1996年 神奈川県立藤沢西高校卒業 1997年 東京理科大学理学部物理学科中退 1999年 京都大学経済学部入学 2005年.
なぜ貧しい国はなくならないのか 第4章 飢餓は是が非でも避けた い 堀佑太. 第1節 経済発展と農業問題 第一の農業問題 食糧不足 人口増加により未開の耕地が減少、また畑の休閑 期間が短くなり、土地の肥沃度が減少する にもかかわらず、生産性を上げる技術が開発され ないと食糧不足が起こる.
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URL http://kgk2.txt-nifty.com/ 日本人のくらし・食習慣と東南アジアの環境 くらし学際研究所 2010年10月月例会・公開講演会 URL http://kgk2.txt-nifty.com/ 電話 090-4566-8745(落合) fax 078-856-6821 日本人のくらし・食習慣と東南アジアの環境 -グーロバル化の中での変貌- JR三宮駅東南徒歩5分 神戸市勤労会館406号室 10月20日(水)  午後6時から (078(232)1881 インドネシアのスーパーに並ぶ食用油 アブラヤシ農園内の風景 林 田 秀 樹 氏 同志社大学人文科学研究所・准教授 くらし学際研究所所員 ■経歴 1994年3月 神戸商科大学大学院経済学研究科博士後期課程 中退 1994年4月 同志社大学人文科学研究所助手、専任講師を経て 2008年4月 同上 准教授。 ■専門分野 インドネシアの地方経済開発 ■主な論文 1.「インドネシアの金融政策と農園事業振興策―通貨危機時の展開について―」同志社大学人文科学研究所編『金融システム改革と現在経済』晃洋書房所収 2010年。 2.「インドネシア地方部における産業・需要構造の変化と対中央部所得格差の変動―リアウ・東カリマンタン・パプアの事例から―」『社会科学』(同志社大学人文科学研究所)所収 2009年。 3.「インドネシアにおける中央-地方間所得格差の変動―農・鉱業部門生産の動向に焦点を当てて―」『社会科学』所収2009年。 4.「インドネシアにおけるアブラヤシ農園開発と労働力受容―1990年代半ば以降の全国的動向と北スマトラ・東カリマンタンの事例から―」『社会科学』所収 2007年。  講演者からのメッセージ  私が専門とするインドネシアの地方経済は、製造業が成長を牽引している同国都市部に比べて発展が遅れがちなのですが、近年、農園作物農業の生産が急速に伸びて、経済成長と雇用増が促進されています。成長と雇用を牽引するその農園作物の代表例が、アブラヤシです。  このアブラヤシ生産の伸びは、農園面積の拡大に支えられて可能となりました。それゆえ、当地の熱帯林を破壊しているので環境面では望ましくないとの批判も招いています。  ところで、アブラヤシから搾油されるパーム油は、精製工程を経て主に食用油・加工食品材料として用いられます。それらパーム油製品の生産増には、日本を含む外国からの需要増が大きく寄与しています。グローバル化のなかで私たちのくらしや食習慣がどのように変化しパーム油製品の需要増へとつながっているのか、そのくらし・食習慣の変化は何を意味するか、環境への負荷を減ずる方法はないかについて、現地での見聞を基にお話ししたいと思います。 ○どなたも参加できます。  参加費500円。 ○参加ご希望の方は電話・ファックス、ブログコメントでお申し込みください。