第1章 情報社会とコンピュータ わたしたちは,さまざまな手段や方法を用いて,身近にある問題を解決している。 第1章 情報社会とコンピュータ わたしたちは,さまざまな手段や方法を用いて,身近にある問題を解決している。 情報機器や情報通信ネットワークを適切に活用し,情報社会の扉を開いていこう。 7 - 22
第1章 情報社会とコンピュータ 第1節 わたしたちの生活とコンピュータ 1.わたしたちの生活と情報技術 2.コンピュータが扱う情報 第1章 情報社会とコンピュータ 第1節 わたしたちの生活とコンピュータ 1.わたしたちの生活と情報技術 2.コンピュータが扱う情報 3.情報社会をつくる人間の責任 7 - 13
第1章 情報社会とコンピュータ 第1節 わたしたちの生活とコンピュータ この節のめあて ●コンピュータが広く身のまわりで使われるように 第1章 情報社会とコンピュータ 第1節 わたしたちの生活とコンピュータ この節のめあて ●コンピュータが広く身のまわりで使われるように なったことで,わたしたちの生活は,どのように かわってきたのだろうか。 ●コンピュータで扱う情報には,どのような特徴が あるのだろうか。 7 - 13
1 わたしたちの生活と情報技術 1876年 ベルが電話を開発 … 遠く離れた人とリアルタイムで会話が可能 電話を持ち運んで使用したい 1 わたしたちの生活と情報技術 わたしたちが望んだ情報社会 1876年 ベルが電話を開発 … 遠く離れた人とリアルタイムで会話が可能 電話を持ち運んで使用したい ・ 文字や画像を送りたい ・ 写真を撮りたい ・ 音楽を聴きたい 8 - 9
1 わたしたちの生活と情報技術 わたしたちが望んだ情報社会 8 - 9
1 わたしたちの生活と情報技術 ほとんどの電化製品にコンピュータが搭載 その多くはネットワークで結ばれ,情報をやり取りしている。 1 わたしたちの生活と情報技術 情報社会を支えるコンピュータ ほとんどの電化製品にコンピュータが搭載 その多くはネットワークで結ばれ,情報をやり取りしている。 例 携帯電話 テレビの視聴 チケットレス サービス 電車に乗れる 8 - 9
1 わたしたちの生活と情報技術 生活 ビジネス 教育 エンタテイメント コンピュータ 金融 流通 交通 情報提供 コンピュータと 1 わたしたちの生活と情報技術 情報社会を支えるコンピュータ 生活 ビジネス 教育 エンタテイメント コンピュータ 金融 流通 交通 情報提供 コンピュータと ネットワーク技術の融合 計算することを目的として開発 8 - 9
教科書 P 8 - 9 用 語 【情報通信技術】IC T(アイシーティー): 教科書 P 8 - 9 用 語 【情報通信技術】IC T(アイシーティー): information and communication technology: 人間や機械などの相互間で情報やデータを伝達する技術。 ITとよばれることもある。 8 - 9
実 習 1 1 身のまわりで,コンピュータが使われているものを探し てみよう。 2 もしも,コンピュータやネットワークが使えなくなると, P R A C T I C E 1 身のまわりで,コンピュータが使われているものを探し てみよう。 2 もしも,コンピュータやネットワークが使えなくなると, あなたの一日の生活は,どのようにかわってしまうのか 考えてみよう。 8 - 9
2 コンピュータが扱う情報 ディジタル化された情報 連続的に変化する量 アナログ 小さい差異を無視した 数値量 ディジタル 10‐11
2 コンピュータが扱う情報 ディジタル化された情報 ● ディジタルデータの特徴 1.大量のデータを 簡単に持ち運ぶことができる。 10‐11
2 コンピュータが扱う情報 2.文字・音・画像など, さまざまな情報を統合できる。 ディジタル化された情報 ● ディジタルデータの特徴 2 コンピュータが扱う情報 ディジタル化された情報 ● ディジタルデータの特徴 2.文字・音・画像など, さまざまな情報を統合できる。 10‐11
2 コンピュータが扱う情報 ディジタル化された情報 ● ディジタルデータの特徴 3.検索がしやすい。 10‐11
2 コンピュータが扱う情報 ディジタル化された情報 ● ディジタルデータの特徴 4.品質の劣化が少ない。 10‐11
2 コンピュータが扱う情報 5.情報通信ネットワークで, データを効率的に伝送ができる。 ディジタル化された情報 ● ディジタルデータの特徴 2 コンピュータが扱う情報 ディジタル化された情報 ● ディジタルデータの特徴 5.情報通信ネットワークで, データを効率的に伝送ができる。 10‐11
2 コンピュータが扱う情報 ディジタル化された情報 ● 問題点 不法な複製が行われやすくなる 著作者の権利を保護しよう! 10‐11
2 コンピュータが扱う情報 ネットワーク上で データを盗まれる危険性がある。 ディジタル化された情報 セキュリティ対策は万全に! ● 問題点 2 コンピュータが扱う情報 ディジタル化された情報 ● 問題点 ネットワーク上で データを盗まれる危険性がある。 セキュリティ対策は万全に! 10‐11
2 コンピュータが扱う情報 教科書 P10- 11 用 語 【ディジタル】 digital: 教科書 P10- 11 2 コンピュータが扱う情報 用 語 【ディジタル】 digital: 情報の物理的な量や状態を「0」と「1」で組み合わせたり,スイッチのOFF,ONを「0」「1」のように信号化したりして表現する方式。 【ディジタルデータ】 digital data: コンピュータで処理されるディジタル化された情報のこと。 【USB(ユーエスビー)】 universal serial bus: コンピュータと周辺機器を接続する規格の一つで,プリンタ,ハードディスク,ディジタルカメラなどさまざまな機器をつなぐことができる。 10‐11
教科書 P10- 11 用 語 【CD(シーディー)】 compact disk 【ハードディスク】 hard disk 教科書 P10- 11 用 語 【CD(シーディー)】 compact disk 【ハードディスク】 hard disk 【DVD(ディーブイディー)】 digital versatile disk 【アナログデータ】 analog data: 連続して変化する量をあらわすデータのこと。 10‐11
実 習 2 P R A C T I C E |ディジタルテレビはアナログテレビと比較し, どのような違いがあるのか調べてみよう。 10‐11
3 情報社会をつくる人間の責任 情報通信技術の進歩 手紙・電話 電子メール・テレビ電話 チャット・ブログ 3 情報社会をつくる人間の責任 コミュニケーションスタイルの変化 手紙・電話 距離や時間を越えたコミュニケーション 情報通信技術の進歩 電子メール・テレビ電話 チャット・ブログ 12‐13
あ Webページ 3 情報社会をつくる人間の責任 コミュニケーションの中心に 情報を伝える コミュニケーションスタイルの変化 3 情報社会をつくる人間の責任 コミュニケーションスタイルの変化 あ Webページ ● 文字 ● 画像 ● 音声 ● 動画 ――など,さまざまな形態の 情報を伝える コミュニケーションの中心に 12‐13
3 情報社会をつくる人間の責任 情報技術により生活は便利に テクノストレス ・・・ テクノ不安症,テクノ依存症 3 情報社会をつくる人間の責任 情報技術がもたらす人間や社会への影響 「電波が届かない!」 情報技術により生活は便利に テクノストレス ・・・ テクノ不安症,テクノ依存症 情報格差(ディジタルデバイド) 12‐13
3 情報社会をつくる人間の責任 動作原理や構造を理解していなくても,使い方さえ知っていれば利用できる。 ブラックボックス化する社会 3 情報社会をつくる人間の責任 ブラックボックス化する社会 動作原理や構造を理解していなくても,使い方さえ知っていれば利用できる。 12‐13
3 情報社会をつくる人間の責任 最終的な判断は,人間が行う。 コンピュータ インターネット 便利で 生活を豊かに 3 情報社会をつくる人間の責任 情報社会における人間の責任 便利で 生活を豊かに 正しい使い方 コンピュータ インターネット あらたな問題や犯罪につながる 間違った使い方 最終的な判断は,人間が行う。 12‐13
教科書 P12- 13 用 語 【電子メール(Eメール)】 electronic mail(E- mail): 教科書 P12- 13 用 語 【電子メール(Eメール)】 electronic mail(E- mail): インターネットなどのネットワークを介して,文書,画像,音声などの情報を電子的なメッセージとしてやり取りするしくみ。 【チャット】 chat: ネットワークを通じ,リアルタイムで複数の人が,文字で会話を行うことができるしくみ。 【ブログ】 blog: Weblog(ウェブログ)の略。日々継続的に更新されるWebぺージの総称。高度な社会問題を扱ったものから個人的な日記までさまざまなものがある。 12‐13
教科書 P12- 13 用 語 【Webページ】(ウェブページ)web page: 教科書 P12- 13 用 語 【Webページ】(ウェブページ)web page: インターネットに公開されている文書。ブラウザというソフトウェアを用いて閲覧することができる。 【テクノストレス】 technostress: 情報機器の普及によって人々にあらわれる,さまざまなストレス。テクノ不安症や,テクノ依存症などがある。 【情報格差】(ディジタルデバイド) information gap(digital divide): ディジタルデバイドは,ディジタル技術を使える・使えないによって,生活の質に大きな差が生じてしまうという問題を指す。情報格差は,国家や地域,組織,個人の間など,さまざまな場面で生じる。 12‐13
実 習 3 1 情報社会が発展したことによって,身のまわりに起こった 変化について考えてみよう。 P R A C T I C E 1 情報社会が発展したことによって,身のまわりに起こった 変化について考えてみよう。 2 身近でよく利用しているが,しくみをよく知らないまま 使っているものを探してみよう。 12‐13