第4章 第1節 社会で利用されている情報システム 情報Cプレゼン用資料(座学41) 担当 早苗雅史

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第4章 第1節 社会で利用されている情報システム 情報Cプレゼン用資料(座学41) 担当 早苗雅史 第4章 第1節 社会で利用されている情報システム 第4章 第1節  社会で利用されている情報システム   1 さまざまな情報システム   2 企業活動と情報システム   3 公共分野の情報システム   4 情報システムの信頼性   5 情報システムの安全性 情報Cプレゼン用資料(座学41) 担当 早苗雅史 C41

1 情報システム ①情報社会 ②情報システム 多種大量の情報を効率よく迅速に流通,処理 ③ネットワークを用いる 1 さまざまな情報システム 1 さまざまな情報システム 1 情報システム ①情報社会 ②情報システム 多種大量の情報を効率よく迅速に流通,処理 ③ネットワークを用いる アナログ情報を デジタル化する 動画 情報を伝送 音楽 情報を伝送 画像 情報を伝送 雑誌 瞬時に情報を入手 新聞

2 情報システムの種類 (問1) 計算を中心とするシステム 給与計算,銀行の預金引き出しシステム 1 さまざまな情報システム 2 情報システムの種類 (問1) 計算を中心とするシステム 給与計算,銀行の預金引き出しシステム 通信を中心とするシステム インターネット,携帯電話,道路交通情報システム データ管理を中心とするシステム 図書館書籍検索,座席予約,電話番号案内 制御を中心とするシステム 航空管制,列車運行管理,ビデオデッキの録画予約

1 企業と情報 情報社会における企業と情報 様々な情報をいかに早く集め,整理・分析し判断するかが重要 企業内のあらゆる分野で重要 2 企業活動と情報システム 1 企業と情報 情報社会における企業と情報 様々な情報をいかに早く集め,整理・分析し判断するかが重要 企業内のあらゆる分野で重要

2 企業内の情報システム ①OA(オフィス・オートメーション)化 様々な情報機器の活用によって,企業内の事務処理の合理化と自動化が進んだ状態 2 企業活動と情報システム 2 企業内の情報システム ①OA(オフィス・オートメーション)化 様々な情報機器の活用によって,企業内の事務処理の合理化と自動化が進んだ状態 OA化の変化 ②メインフレーム ③ダウンサイジング現象(分散処理) パーソナル コンピュータ 処理の分散 大型 コンピュータ

3 変わってゆく勤務形態 ④IT化 インターネットの普及にともなう様々な変化 2 企業活動と情報システム 3 変わってゆく勤務形態 ④IT化 インターネットの普及にともなう様々な変化 在宅勤務 (⑤テレワーク) ネットワークを利用した新しい勤務形態 勤務時間を自由に設定 コスト削減

4 企業の統合された情報システム 企業の情報社会への対応 より新しい情報システムの構築が必要 2 企業活動と情報システム 4 企業の統合された情報システム 企業の情報社会への対応 より新しい情報システムの構築が必要 ⑥POS(販売辞典管理)システム ⑦バーコード バーコードリーダ 各店での売り上げ情報をネットワークで集約 現在はより高度な統合的システムを構築

バーコードの種類 JANコード(Japanese Article Number) CODE39(JIS-X0503) 2 企業活動と情報システム バーコードの種類 JANコード(Japanese Article Number) CODE39(JIS-X0503) NW-7(JIS-X0503) QRコード

2 企業活動と情報システム JANコード (問2) 国番号 メーカーコード 商品アイ テムコード チェック デジット

1 行政の情報システム 行政の情報化 個人の立場に立つ効率的・効果的な行政の実現 ①情報公開法 各省庁のOA化 省庁間電子文書交換システム 3 公共分野の情報システム 1 行政の情報システム 行政の情報化 個人の立場に立つ効率的・効果的な行政の実現 各省庁のOA化 省庁間電子文書交換システム 発表資料の電子化,HPでの公開 行政手続きのオンライン化 ①情報公開法

3 公共分野の情報システム 情報公開法 第1条 (問3) 第1条【目的】 この法律は,国民主権の理念にのっとり,行政文書の開示を請求する国民の権利につき定めることにより,行政運営の公開性の向上を図り,もって政府の諸活動を国民に説明する責務が全うされるようにするとともに,国民による行政の監視・参加の充実に資することを目的とするものとすること。

3 公共分野の情報システム 情報公開法 第3条 (問3) 第3条【開示請求権】 何人も,この法律に定めるところにより,行政機関の長に対し,行政文書の開示を請求することができるものとすること。

2 教育・研究・ 学術文化の情報システム(問4) 3 公共分野の情報システム 2 教育・研究・    学術文化の情報システム(問4) 学校への情報機器・ネットワークの導入 図書館や博物館の電子化

3 保健・医療・福祉の 情報システム (問4) 病院内の診療情報電子化 断層撮影システム(CTスキャン) 遠隔医療システム 3 公共分野の情報システム 3 保健・医療・福祉の    情報システム (問4) 病院内の診療情報電子化 断層撮影システム(CTスキャン) 遠隔医療システム

4 道路・交通の 情報システム (問4) 高度道路交通情報システム(ITS) 道路交通情報通信システム(VICS) 3 公共分野の情報システム 4 道路・交通の    情報システム (問4) 高度道路交通情報システム(ITS) 道路交通情報通信システム(VICS) 自動料金徴収システム(ETC)

5 気象・防災の 情報システム (問4) 地球気象観測システム(AMeDAS) 気象資料統合処理システム(COSMETS) 3 公共分野の情報システム 5 気象・防災の    情報システム (問4) 地球気象観測システム(AMeDAS) 気象資料統合処理システム(COSMETS) アメダスの観測データ(気象庁) アメダス

1 情報システムの信頼性 情報システムの信頼性 ①ハードウエアと②ソフトウエア両方の信頼性 ハードウエア 必要な期間,故障しない 4 情報システムの信頼性 1 情報システムの信頼性 情報システムの信頼性 ①ハードウエアと②ソフトウエア両方の信頼性 ハードウエア 必要な期間,故障しない ソフトウエア システムの目的にあった正確な結果

4 情報システムの信頼性 2 システムの信頼性を高める方法 ③フォールトトランス技術 故障をしても,システムが全面的に停止することなく,処理を続けながら修理を可能にする技術 ④フェイルセーフ 仮にエラーを起こしても,事故につながらないように,安全に働くシステム 人間が操作を誤る危険性⇒十分な教育

1 情報システムの安全性 通信システムに問題発生 ⇒生活に重大な影響 5 情報システムの安全性 1 情報システムの安全性 通信システムに問題発生 ⇒生活に重大な影響 インターネットの利点 システムが分散して管理 災害の影響を受けにくい=信頼性が高い インターネットの欠点 個人情報の漏洩 情報システムの安全対策,個人情報の保護

5 情報システムの安全性 2 安全性に対する脅威 偶発的なもの 災害や故障・誤操作によるもの 意図的なもの 悪意によるもの

安全性に対する脅威の具体例 地震による電力供給・データ通信網の寸断 クレジット会社からの個人情報の漏洩 5 情報システムの安全性 安全性に対する脅威の具体例 地震による電力供給・データ通信網の寸断 クレジット会社からの個人情報の漏洩 ①コンピュータウイルス システム破壊,データ消去 スパイウエア ②クラッカー データの盗み見,改ざん・破壊

5 コンピュータとネットワークの管理 サイバーテロ 2003年1月26,27日 北海道新聞

3 安全性確保の条件 (問5) 機密性 情報を適切な人間以外には与えない 安全性 情報が常に完全な形に保たれる 5 情報システムの安全性 3 安全性確保の条件 (問5) 機密性 情報を適切な人間以外には与えない 安全性 情報が常に完全な形に保たれる 可能性 情報や機器が必要に応じて利用できる

4 安全性確保の方法 システム管理者による利用者の管理 パスワード管理による不正アクセス排除 コンピュータウイルスに対するワクチン 5 情報システムの安全性 4 安全性確保の方法 システム管理者による利用者の管理 パスワード管理による不正アクセス排除 コンピュータウイルスに対するワクチン ③ファイアウオール 外部のネットワーク システム内部 ファイアウオール