<6月14日開催> シスコ アカデミックフォーラム2016 東京 次世代ハイパー コンバージド Cisco HyperFlex シスコシステムズ合同会社 2016年7月
高成長が見込まれるハイパー コンバージド インフラ市場 全世界のストレージ売上推移 全世界で 2020 年までに、 平均年間成長率 60%、 次の12年間で $38B までの 成長を予測 ハイパー コンバージド インフラストラクチャ ほとんどが従来型の ネットワーク ストレージからの マイグレーションによって成長 従来型ストレージ 日本市場は 2014年から 2015年にかけて、 220% の急激な成長 (2015年 $34M*) Source: Wikibon Server SAN Research 2014 ~$1B ~$15B * 2015 IDC WW Converged System Tracker
SERVER VIRTUALIZATION ハイパー コンバージドとは 従来はサーバとストレージは別々 ハイパー コンバージドでは サーバとストレージが一体化 1-3yr Planned Large Footprint Inefficient Complex SERVER VIRTUALIZATION APP On-Demand Agile Efficient Simple Vendor E Vendor N Vendor P •••••••••••• ••••••••••••••• + – Traditional NAS CPU MEM Hybrid Storage All Flash Storage ストレージの専門知識は不要 CPU MEM CPU MEM ハイパー コンバージド On-Demand Agile Efficient Simple Scalable Enterprise Ready Cost Effective + ストレージ APP ••••••• APP HYPERCONVERGENCE ••••••• CPU MEM 専用のストレージ無しで構成
Cisco Unified Computing System (UCS) を 進化させた製品群 New ハイパー コンバージド インフラ Cisco HyperFlex システム コンバージド インフラ (UCS + ストレージ パートナー製品) Cisco UCS Manager 一貫したポリシー ベースの サーバ リソース一元管理 ハードウェア情報の抽象化 プログラマブルな API 提供 通常の UCS 構成 スケール アウト構成 UCS C3000 シリーズ 大容量ストレージ サーバ UCS Mini (UCS Manager 内蔵) UCS B シリーズ(ブレード) UCS C シリーズ(ラック マウント)
ハイパー コンバージド インフラストラクチャの違い コンバージド インフラストラクチャと ハイパー コンバージド インフラストラクチャの違い コンバージド インフラ ハイパー コンバージド インフラ シンプルさ 構築の早さ 拡張性 リスクを最小限に 検証済デザイン ワークロード ミッション クリティカル アプリケーション フレキシビリティ 仮想化とベアメタル 拡張性 容易な拡張性 即時構築 分単位の構築 管理性とオペレーションの シンプルさ わかりやすいユーザ インター フェース シンプル拡張 モジュラ単位の拡張 コスト削減効果 必要単位の拡張性 要件に応じて選択
Cisco HyperFlex Systems + = Cisco UCS Servers HyperFlex Software Portfolio Cisco Data Center New ファミリ Product Family Cisco Unified Computing System Cisco HyperFlex Systems B-Series Blade Servers C-Series Rack Servers M-Series Modular Servers Cisco HX Series Cisco HX Data Engine HX220c HX240c HX200b Product Series Products UCS B200 M4 UCS C240 M4 UCS M2814
Cisco HyperFlex システムの特徴 その上で、ホストクラスタ上に 次世代 HX Data Platform を搭載し、ダイナミックなデータの ディストリビューションを実現 サーバとストレージを一体化しただけでなく ネットワーク も含めて統合 真のハイパー コンバージドの姿を追求 全てのハードウェアを 統合管理 ネットワーク 統合管理 ツール ハイパー バイザ ストレージ コントローラ VM HX Data Platform ストレージ コンピュート ハイパー バイザ
Cisco HyperFlex の特徴 ノード 3台構成 からスタート 構築は短時間 で完了 ノードの追加(1台、複数台)が容易 CONTROLLER VM HYPERVISOR CONTROLLER VM HYPERVISOR CONTROLLER VM HYPERVISOR CONTROLLER VM HYPERVISOR CONTROLLER VM HYPERVISOR HYPERCONVERGED DATA PLATFORM HYPERCONVERGED DATA PLATFORM HYPERCONVERGED DATA PLATFORM HYPERCONVERGED DATA PLATFORM ノード 3台構成 からスタート 構築は短時間 で完了 ノードの追加(1台、複数台)が容易 コンピュート、 ストレージ、 パフォーマンス、 容量をリニアに 追加可能 ノード間での自動的なデータ分散と リバランス サーバの 撤去も容易
ダイナミック データ ディストリビューション 従来の方式ではパフォーマンスのボトルネックが発生 IOVisor IOVisor IOVisor IOVisor VM HYPERVISOR Controller VM VM Controller VM HYPERVISOR VM Controller VM HYPERVISOR VM Controller VM HYPERVISOR Controller VM DATASTORE Hyper Flexはデータをストライプすると同時にすべてのノードに分散配置 コントローラのホットスポットが起こりにくい仕組み
継続的なデータの最適化 インライン重複排除 インライン圧縮 特別な ハードウェアは不要 性能への インパクトは少ない 20–30% のスペース削減 30–50% のスペース削減 Log-structured file system による効率的なデータの最適化を実現
Cisco HyperFlex 容易なインストレーション Step 0 ・Pre-install ESX 6.0 U1 on SD cards ・Pre-install Hyperflex software on 120GB SSD. Step 1 ・サーバを設置し、電源オン ・UCS Manager でのハードウェア設定、その後 vCenter へ追加 ・インストーラーの実行 ・クラスタの構成とデータ ストアの作成 60 Minutes or less ・仮想マシンのプロビジョニングを開始
Cisco HyperFlex シングル ポイント管理 vCenter -HyperFlex Admin Plug-in -UCS Manager Plug-in
Cisco HyperFlex 構成パターン HX240c + B200M4 ハイブリッド構成 HX220c 構成 HX240c 構成 小規模構成 3~8ノードのクラスタ ◆ 2 FlexFlash SD cards; ブート ドライブ ◆ 1 x 120-GB SSD; データ ログ ◆ 1 x 480-GB SSD; データ キャッシング ◆ Up to 6 x 1.2-TB 10Krpm SAS; データ ストア ◆ 1 Cisco UCS Virtual Interface Card (VIC) 1227 ◆ VMware vSphere ESXi 6.0 プリインストール (お客様による ESXi 5.5 への入れ替え可能) ◆ UCS Fabric Interconnect 必須 - サービス プロファイル テンプレート (容易にクラスタ構成の設定が可能) 容量重視構成 3~8ノードのクラスタ ◆ 2 FlexFlash SD cards; ブート ドライブ ◆ 1 x 120-GB SSD; データ ログ ◆ 1 x 1.6-TB SSD; データ キャッシング ◆ Up to 23 x 1.2-TB 10Krpm SAS; データ ストア ◆ 1 Cisco UCS Virtual Interface Card (VIC) 1227 ◆ VMware vSphere ESXi 6.0 プリインストール (お客様による ESXi 5.5 への入れ替え可能) ◆ UCS Fabric Interconnect 必須 - サービス プロファイル テンプレート (容易にクラスタ構成の設定が可能) コンピュート リソース重視 3~8ノードのクラスタ + Up to 4ブレード (コンピュート専用) SD Card or SAN (Boot)
Cisco HyperFlex 接続構成 UCS FI UCS FI HX220c/240c ← 1クラスタ ※ UCS FI には最大 構成要素: 2 x 6248UP Fabric Interconnect および Up to 8 x Cisco HX220c [or] Up to 8 x Cisco HX240c Up to 8 x Cisco Hx 240c [AND] 4 x Cisco B200 M4 オプション: 2 x Nexus 9000 シリーズ スイッチ vPC peer link UCS FI UCS FI HX220c/240c ← 1クラスタ ※ UCS FI には最大 4クラスタを構成可能
Cisco HyperFlex システム の適用例 VDI サーバ仮想化 テスト/開発 リモート拠点 低コスト 一貫した性能 予測可能な拡張性 複雑性の排除 拡張への適用力 常時稼動による 最適化 迅速な プロビジョニング 頻繁な反復への対応 即時のスローンや スナップショット 容易な展開 管理の一元化 円滑な運用
まとめ; Cisco HyperFlex システムのメリット ハードウェアとインフラ ソフトウェアの統合で 物理ネットワークや仮想サーバ環境も含めて 60分以内に設定可能 スピード 効率性 最大80%データ容量の削減と パフォーマンスの向上を両立し TCO の削減を実現 更なる拡張性や性能の向上、 将来のコンテナなど、様々な ワークロードに対応 将来性