DR Monitorに必要なタイミング・ネットワークその他

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Presentation transcript:

DR Monitorに必要なタイミング・ネットワークその他 Ikeda, Koiso, Kobayashi, Sato, Tobiyama, Nakamura, Furukawa, Miyahara

DR Monitor Station: 各stationにnetwork(BM/EPICS)が必要

BPM に必要なtiming すべてTBTなので,周回しているバンチに同期したrevolution信号(ど のbucketにbunchが入っているのか),測定start 信号が必要(EVGか ら). 83ch,4station で測定. Start信号(1/station, 4 stationで半周以内) Bunch 同期信号 (できれば全チャンネルにstep 1ns以下の正しい信号,無 理ならstation毎に貰いケーブルで調整) (RF),通常のrevolution信号も必要.

Dispersion測定のためのタイミング BPMはbucketに同期したタイミングが必要. MRの場合 Dispersion測定時にLinacとlockしたままRFを動かした(~100Hz). BPMはRF信号を使ってタイミングを合わせているので問題なし. DRの場合 Dispersion測定時はLinacからのタイミングと切り離してRFを動かす(最大50kHz). BPMはタイミングシステムからの信号を使ってBPM測定をする予定. DRで使うイベントモジュールはMR or DRどちらの周波数を使うのか? ⇒DR独立のイベントシステムを作る.

DR Event System start timingはhard wireでLinac systemからinjection timingを入力. ClockはDR RFを入力. Dispersion 測定後はリセットをかけて,お互いのrevolution(0 bucket)を合わせる. Dispersion測定後,RF を元に戻すために位相シフターを入れることを 検討する. Test standを作って試験する. SINAP moduleにするかMRFにするかは今後決める.

その他のモニターに必要なタイミング FB SRM 位相ノイズの少ないRF信号, revolution信号が必要. ・ベータトロン振動励振のためにはBPMと同じ信号が必要. ・バンチ電流モニターのために 入射(出射) 信号が必要. ・CT信号のためにrevolution信号が必要. SRM RF,revolution, バンチ同期信号,入射(出射)信号が必要.

制御ネット 所内ネット RF revolution Bucket timing (DR EVG) Start timing (DR EVG) 入射/出射 (LINAC EVG) BPM 制御室 ○ △ FB SRM 所内ネットの線 配線済 BM/EPICS 光(Multi mode) NIM level Linac EVG からDR制御室へ配信

配線(モニター) Network (制御) RF, revolution(RF) 制御 station ⇒ BPM,FB,(SRM) station RF, revolution(RF) RF station ⇒ FB, SRM station Multi mode cableを敷設. Bucket timing, start timing (DR EVG) (入射器・制御) 制御 station ⇒ BPM, (FB), SRM station Multi mode(LC両端,5mm程度のシース付き)cable を敷設. イーサーネットも使用. 入射(出射)timing (LINAC EVG) (入射器・制御) 制御 station ⇒ FB, SRM station Coax or 光cable

LM 入射停止信号は制御室で,4chから出る(DR,LTR,RTL). 壁より入射器側の信号はクライストロンギャラリーに行くので,入射 停止信号には入らない. コリメータがあるので,ここでのロスは大きいと思われるが,ここでロ スしたならばDRに悪いビームは行かないはずなので,DR保護の意 味での入射停止は必要ない. LINACのロスモニターもモニターだけで,入射停止はリクエストしない.

DCCT 5ksps 非同期でデータ収集. Analog信号⇒RF,安全?