Oracle EPM障害時リカバリのベスト・プラクティス

Slides:



Advertisements
Similar presentations
WINDOWS AZURE上での ACTIVE DIRECTORY構築入門 Windows Azure ハンズオン トレーニング.
Advertisements

Internet Explorer 障害解析 最初の一歩 - IE のトラブルを理解する -. 概要 Internet Explorer を使用中に発生するトラブルの 種類と、調査のための切り分け方法を紹介します! (以降は IE と略称で表記します) よくあるお問い合わせ Web ページの表示が白画面のまま完了しない.
Oracle Application Express アーキテクチャ. © 2009 Oracle Corporation アーキテクチャ概要 データベース 9iR2 、 10g 、 11g 、 XE 内に統合 メタデータ駆動型 APEX リスナー、組込みゲートウェイ、または ModPLSQL を使用.
Windows Azure ハンズオン トレーニング Windows Azure Web サイト入門.
ExpressMail Ver6.1 ご紹介資料 NEC 第二システムソフトウェア事業部.
EMCのソリューションによるSAPのデータ保護
ASP入門 - Windows 2000 Server 活用 -.
IIS 4.0で開発をするコツ Webアプリケーション構築.
ファイル共有 情報システム管理 第12回 ファイル共有 水野嘉明 情報システム管理
Virtual Editionのご紹介 2012年12月12日.
IBM i データをクラウドバックアップ IBM i 搭載 PowerSystems対応 低コスト・安心・手軽なD2D2Cバックアップ
SQL Server Always On Technologies の概要
最新ファイルの提供を保証する代理FTPサーバの開発
仮想テープライブラリ クラウド環境で利用できるテープバックアップの代替サービス 簡単な図 (網羅性より象徴性)
株式会社 ネットジャパン 法人営業部 2015年9月25日 第1版.
SSHのセキュリティ技術 SSH2 IPSec PKI TLS/ SSL
スキルチェック Unix編.
Docker.
Virtual Editionのご紹介 (株)ネットジャパン 法人営業部 2012年7月18日 1.
Windows Azure 仮想マシン 入門.
仮想化システムを用いて 複数のOSを動かす
TIES v8.5 TIES V8のインストール方法 TIES機能モジュールの利用方法 目次
Mavenによる プロジェクト管理 近畿大学理工学部 情報学科3年  小野実.
Microsoft Office Project 2007
複数のコンピュータ(ノード)を一群にまとめて、信頼性や処理性能の向上を実現するシステム
Microsoft Office Web Apps の基礎と活用
DBバックアップあーんどリカバリ HN おいろん.
DBバックアップあーんどリカバリ HN おいろん.
別紙2:利用料金(税別) 今回リリースする機能 利用料金 備考 初期料金 月額上限料金 分課金(概算) ライセンス データベース
「コンピュータと情報システム」 07章 インターネットとセキュリティ
Windows Server 2008 フェールオーバー クラスタ におけるディスク障害の対処方法
Web – 02 IIS の動作を 見てみよう Web-00 では Web サイトを構築する大前提となる Web サーバーの基礎知識とその土台になっているインターネットについて学べます。
インターネット メールサーバ DNSサーバ WWWサーバ ファイアウォール/プロキシサーバ クライアント.
演習問題 下記のネットワークで接続可能な端末の数をあげよ。 /28, /20
mySAP CRM を支える Microsoft テクノロジー概説
iStorage NSシリーズ ウィルスチェック運用の手引き
第2章 第1節 情報通信の仕組み 1 ネットワークの仕組み 2 通信プロトコル 3 認証と情報の保護
Windows Azure 仮想ネットワーク
Oracle APEX Forms変換の概要
Virtual Editionのご紹介 2012年7月26日.
建設・建築現場のデータもクラウドへ自動バックアップ!
FreeBSDインストール 2002年4月10日.
第11章 UDPユーザ・データグラム・プロトコル
CTrader: インフラストラクチャ 2013年2月14日、ロンドン.
vCenter Server Appliance PowerAct VHA Appliance
DNS 特論 今回はアプリケーションプロトコルの中で特にDNSを扱います
4社共同技術検証プロジェクト成果とその応用
新しいリソース グループまたはサブスクリプションへのリソースの移動 microsoft
.NET Framework 3.0 概要 (旧称 : WinFX)
ユーザ毎にカスタマイズ可能な Webアプリケーションの 効率の良い実装方法
Cisco Umbrella のご紹介 2018 年 1 月.
RD セッション ホストにおける RDC クライアントの シングル サインオン (SSO) について
Web - 01 IIS を インストールしよう.
Cisco Configuration Professional Express 3.3 アップデート
クラウドにおけるVM内コンテナを用いた 自動障害復旧システムの開発
データベース設計 第7回 実用データベースの運用例 クライアント=サーバシステム(1)
CTrader: インフラストラクチャ 2013年2月14日、ロンドン.
P2P型アプリケーション用ライブラリ SUNET
セカンダリ データベースを Linux に移行して 9 か月未満で投資を回収
4社共同技術検証プロジェクト成果とその応用
SQL Server ベースの SAP システム における高可用性ソリューション
使用する CSS・JavaScrpitも指定
サーバーの初期設定について.
フェールオーバーとリカバリの人的資源を75%削減
マルウェアへの対策.
Microsoft Office Project Server 2007
特定ユーザーのみが利用可能な仮想プライベート・ネットワーク
アプリケーションゲートウェイ実験 2001.10.5 鬼塚 優.
P2P & JXTA Memo For Beginners
災害対策や計画停止でも止まらないサーバーを可能にします。
Presentation transcript:

Oracle EPM障害時リカバリのベスト・プラクティス リリース11.1.1.3対応

アジェンダ 障害時リカバリのアプローチ 非対称型の配置 データベースの推奨事項 アプリケーション構成とフェイルオーバー 既存のドキュメント

障害時リカバリのアプローチ アクティブ/スタンバイのソリューション プライマリ・サイト DNS switch/Geo LBR スタンバイ・サイト アプリケーション アプリケーション WAN NAS/SANのマウント NAS/SANのマウント ディスク・レプリケーション バイナリ バイナリ 構成 構成 Oracle Data Guard メタデータ ストレージ メタデータ ストレージ アプリケーション データ・ストレージ アプリケーション データ・ストレージ LDAPデータ ストレージ セキュリティ情報 ストレージ LDAPデータ ストレージ セキュリティ情報 ストレージ

非対称型の配置 スタンバイ・サイト 本番サイト Web 層 Web 層 平均待機時間および帯域幅WAN RAC RAC グローバル・ルーター ファイアウォール ファイアウォール Web 層 Web 層 ファイアウォール ディスク・レプリケーション ファイアウォール 平均待機時間および帯域幅WAN Planning Foundation Essbase Planning Foundation Essbase Financial Management Financial Management ファイアウォール ファイアウォール RAC Oracle Data Guard RAC

ホスト名の要件 本番サイトおよびスタンバイ・サイトは完全に別個のネットワークにあり、完全修飾ホスト名が両サイトにおいて同一になり得ること または、本番サイトおよびスタンバイ・サイトは、ホスト名を解決してネットワークの正しいIPにする、異なるDNSを持つこと スタンバイ・サイトは、障害時にアクティブ化されるスタンバイDNSを持つことが可能 または、スタンバイ・サイトにおいて/etc/hostsファイル経由で本番ホスト名が解決されてローカルIPアドレスになること

障害時リカバリ環境の設定 プライマリ・サイトをインストールおよび設定 バイナリおよびデータは、レプリケートされたパーティション上にあることが必要 クラスタ化されていないサーバー間にサービスを配布しないこと ホスト名がスタンバイ・サイトで異なる場合は、スタンバイ・サイトでホスト名のエイリアスを設定すること スタンバイ・サイトをインストールおよび設定 データベース・レプリケーションを設定 バックアップおよびリストアは問題なし ディスク・レプリケーションを設定 スタンバイ・サイトを有効化

スタンバイ・サイトのインストールと設定 本番サイトとスタンバイ・サイトでインストールおよび設定を行います 各サーバーのHyperionHomeは、個別のディレクトリにあります。これは、サーバーにおけるネットワーク共有ポイントまたはマウント・ポイントである必要があります。 注: BI+リポジトリおよびEssbase Appディレクトリは、under /dataなどマシン間で共通の共有ポイントにある必要があります。

ホスト名エイリアスの設定 2つのサイト間でホスト名が異なる必要があり、スタンバイ・サイトに個別のDNSがない場合、次の方法でスタンバイ・サイトで本番サイト・サーバーのエイリアスを設定します。 スタンバイ・サイトの/etc/hostsエントリでは、サーバー・エントリの順序が重要です 10.2.1.111 server1 drserver1 10.2.1.112 server2 drserver2 10.2.1.113 server3 drserver3 10.2.1.114 dbserver drdbserver ...

データベースの推奨事項 スタンバイ・サイトではデータベース・ホスト名のエイリアスを使用 データ・リポジトリのOracle Data Guard構成 計画済みの構成変更では、Oracle Data Guardによってデータベースの同期を強制的に実行 バックアップおよびリストア・プロシージャも動作

ディスク・レプリケーションの設定 ディスク・レプリケーションを有効化 バックアップおよびリストア・プロシージャも動作

スタンバイ・サイトの有効化 プライマリとスタンバイ間のミラー化を分割 各アプリケーションのクラッシュ・リカバリ・プロシージャを実行 OpenLDAPのリカバリ Oracle Essbaseのリカバリ スタンバイ・ホストでサービスを表示

既存のドキュメント Oracle Fusion Middleware Disaster Recovery Guide http://download.oracle.com/docs/cd/E10291_01/core.1013/e12297/toc.htm Oracle Data Guard http://www.oracle.com/technology/deploy/availability/htdocs/DataGuardOverview.html Oracle Fusion Middleware DR Solution using NetApp Storage http://www.netapp.com/us/library/technical-reports/tr-3672.html