2006.10.11 CHN運営委員 集計担当 岡山大学 内藤 恵子 愛媛大学 村上 和恵 山口大学 森福 織江 AEDに関するアンケート調査結果 2006.10.11 CHN運営委員 集計担当 岡山大学 内藤 恵子 愛媛大学 村上 和恵 山口大学 森福 織江
●回答大学の背景(1) WEB上でのアンケートアクセス数は64件であった。 国立大学・・・・・29件 私立大学・・・・・29件 公立大学・・・・・ 6件 ☆同一大学でキャンパスが分散している場合はキャンパスごとに回答している
●回答大学の背景(2)
●回答大学の背景(3)
●AEDの導入状況(1) AEDの導入は49件で国公私立全体で76.6%であった。 1キャンパスあたりの平均保有台数は2.6台であった
●AEDの導入状況(2)
●リースの場合の機種 PHILIPS ハートスタート FR2 4 RHILLIPS 【機種不明】 1 日本光電 カルジオライフ AED-9200 2 メドトロニクス ライフパック CR Plus 3 メドトロニクス ライフパック 500B 計 12
●買取の場合の機種 PHILIPS ハートスタート HS1 2 PHILIPS ハートスタート FR2 20 複数回答 PHILIPS ハートスタート HS1 2 PHILIPS ハートスタート FR2 20 日本光電 カルジオライフ AED-9100 10 日本光電 カルジオライフ AED-9200 5 メドトロニクス ライフパック 500B 4 メドトロニクス ライフパック CR Plus 1 計 42
●AED機種選定理由(1) 〈PHILIPS ハートスタートFR2〉 最初は、保健管理室においていたので心電図の読み取りが出来る機種にしました 救急救命医師からの推薦 医学部附属病院が使用していたメーカーのものを購入 設置場所から使用者が、医療関係者と考え、心電図が読めるこの機種とした 労働安全衛生担当の選定 二相性であることと値段交渉の結果 医学部附属病院が使用していたメーカーのものを購入 普及率が高い、AED使用後に心電図の解析ができる 性能・値段・汎用性・アフターケア リース先の企業の推薦にて 医学部附属病院救急部の意見を参考 ①安価 ②フォロー体制(AED救命講習時にトレーニング機材を無料で貸与) ③消耗品がリース代金に含まれているため 価格と機能的使いやすい 救命救急講習現場での使用や業者の推薦 安価
●AED機種選定理由(2) 〈日本光電 カルジオライフ AED-9200〉 〈日本光電 カルジオライフ AED-9100〉 取引先であり、講習会で使用した機種でもある 設置場所から使用者が学生・職員になると考え、この機種とした 使用方法が簡便、金額 大学の理事が購入し、保健室に設置した 蓋を開けると電源がONになるので 医師が決定したもの 電極を接続する必要がないため、他のものより操作を省略できる 業者のすすめ 課外活動担当課が購入したので不明。多分紹介と金額的なことと思われます メーカーの担当者の多くが、救命救急の研修を受けているときいたので、信頼感がある。蓋を開けると自動的に電源が入るので使いやすい
●AED機種選定理由(3) 〈メドトロニクス ライフパック CR Plus〉 〈メドトロニクス ライフパック 500B〉 業者から薦められて 予算の関係 点検等はリース会社がするので維持管理しやすい セコムのリースを利用していて 他大学の意見も聞いて、一番使いやすそうだった 平成13年6月の附属池田小学校事件後、総務課総務係主導で学校安全対策の一環として、訓練用AEDを購入・講習が実施されている。その訓練用AEDと同じ操作方法であるほうがよいとして選択された。 リース契約会社でAED機器は決まっていたため 本部が購入し、各校舎に配布したため、不明
●AEDの設置場所 保健管理センターや保健室など 27 学部など 29 体育館や運動施設など 19 守衛室 14 病院や診療関係の部署 2 学務課 生協 1 建物内 59 建物の外あるいは外壁 17 判読可能な回答のみ集計 判読可能な回答のみ集計
●AED講習会について(1) AEDを導入している回答者の講習会参加状況(n=49) 5 AEDを導入しているが説明・実技なしの講習のみ 12 AEDを導入しており実技訓練も受けた 32 回答者の所属する大学内における講習会開催状況(n=49) すでに講習済み 37 講習計画あり 9 講習は未定 2 未回答 1 46
●AED講習会について(2) 講習会を企画する部署は?(n=46) 講習会の依頼先は?(n=46) 保健管理センターを含む部署 24 保健管理センターと労働安全衛生部署との共催 4 付属診療センター 1 学生部 2 医務室(学生部所属) 総務課総務係 学務部保健室と体育会執行部の共催 事務部 管理課 保健管理センターを含む部署 24 労働安全衛生の担当部署 11 その他 講習会の依頼先は?(n=46) 消防署 20 保健管理センター 4 大学の救急部あるいは麻酔科等 日赤 2 AED販売あるいは納入業者・リース会社など 14 未回答
●AED講習会について(3) 職員 学生 講習会対象者は? 共同開催=12 希望者=19 全員=8 その他=5 実施せず=2 希望者=10 学生その他とは・・・・ クラブ活動をしている学生やリーダー研修で 依頼をしてきた学生(体育会や教育学部) 希望者=19 全員=8 その他=5 実施せず=2 職員 共同開催=12 希望者=10 全員=0 その他=10 実施せず=14 学生 職員その他とは・・・・ 学内消防団(緊急時救護班) AED設置場所を中心に関連部署と必要と思われる部署を指定 希望者(教職員)と守衛 H17年度は職員と学生の希望者対象。H18年度は消防本部の人数の関係上、職員30名に限定予定 防災訓練時に 学生部職員全員と教員・職員の希望者
●AED講習会について(4) 職員について(n=33) 講習対象人数 講習年間実施回数 講習時期 講習会実施場所 〜20人 10 〜50人 18 〜80人 2 〜100人 1 〜200人 1回 17 2回 4 3回 4回 1 5回 10回 2 未回答 3 防災訓練等 17 年度末 4 不定期 その他 1 未回答 3 講習会実施場所 会議室 15 その他学内 6 体育館やトレーニングジム、グラウンド 3 設置場所 2 講義室や教室 1 大学会館 未回答
●AED講習会について(5) 学生について(n=20) 講習時期 講習対象人数 講習年間実施回数 講習会実施場所 〜20人 5 〜50人 9 〜80人 2 〜100人 1 〜300人 未回答 3 2年に1回 1 1回 8 2回 2 3回 4回 5回 3 15回 未回答 防災訓練等 年度末 2 不定期 7 その他 未回答 4 講習会実施場所 会議室 6 その他学内 5 体育館やトレーニングジム、グラウンド 3 講義室や教室 保健管理センター 1 未回答 2
●AED講習会について(6) 修了証書の使用(n=46) 修了証書を配布している=19(41.3%) 修了証書配布していない=23(50.0%) 未回答=4(8.7%) 再講習までの期間(n=46) 特に決めていない=30(65.2%) 2年未満=6(13.0%) 2〜3年=3(6.5%) その他=3(6.5%) 未回答=4(8.7%)
●アンケート集計サマリー(1) ・WEB上でのアンケートアクセス数は64件であった。 内訳は国立29件、私立29件、公立6件の計64件であった。 ・担当キャンパスの学生数は国立、私立ともに3000人~5000人のところが多く、 公立は、すべて3000人以下であった。 ・スタッフの数は、国公私立全体で約30%のキャンパスには医師がいなかったが、 看護職は、ほぼすべてのキャンパスで勤務していた。看護職の数で最も多いのは1 名で、次いで2名であった。看護職のいないキャンパスでは養護教諭が2名勤務して いた。 ・AED設置状況では、すでに導入しているキャンパスが国公私立全体で約76.6%あっ た。設置形態は国立では「買取り」が多かったが、私立で「買取り」「リース」の 割合が半々であった。 ・機種は「フクダ電子(PHILIPS)ハートスタート FR2」の設置率が高かったが、設 置時期を尋ねていなかったため、設置時期の偏りがあるかどうかは不明である。 ・機種選定理由は、「経済的である」「リースであるため選択の余地がない」「使い やすさ」、「他の担当部署の決定」「業者などのすすめ」「訓練用と同じもの」な ど様々であった。
●アンケート集計サマリー(2) ・設置場所については、判読可能な回答のみ集計した。 「建物別」では 1.学部等の建物 2.保健管理センター 3.体育館や運動施設 4.守衛室の順に多かった。 建物の「内外別」では、「建物内」の設置がかなり多かった。 ・AED導入に際しての講習については、65%の回答者がすでに受けているが、35%は未講習もしく は実技のない講習か説明のみ受けていた。学内での講習は約70%がすでに済ませていた。 ・講習を企画する部署は、保健管理センターを含む部署が最も多く、次が労働安全衛生の担当部 署であった。 ・講習依頼先は約50%が消防であったが、約30%はAED販売あるいは納入業者やリース会社で あった。保健管理センターという回答は8.7%であった。 ・講習対象者は、「職員学生一緒におこなう」「希望者」(職員・学生とも)という回答が多 かった。職員では「衛生管理者」「学内消防団」「守衛」「学生部の職員」という回答もあっ た。学生では「リーダー研修などを利用して行う」、という回答もみられた。 ・講習回数は年に1度という回答が、職員・学生ともに多かった。時期も「不定期」が多かった が、職員では「年度の変わり目」「防災の日の前後」などもあった。季節や月を決めて定期的 に年に数回行うところもみられた。 ・1回の講習対象人数は、職員、学生ともに50人までと言う回答が最も多く、講習場所は、双方と も「会議室」「その他学内」「体育館やトレーニングジム、グランド」の順に多かった。 ・修了証書については発行していないところが発行しているところよりも若干多かった。 ・再講習までの期間は65.2%が特に決めていなかった。