質問-054 ( 040702 Hg社神奈川 品質保証評価部:Y.K 様 ) ゲストブック訪問者 様 シリーズ:著者の回答 050314版 質問-054 ( 040702 Hg社神奈川 品質保証評価部:Y.K 様 ) ゲストブック訪問者 様 理想的な 機能展開表 (≒品確リスト)とは、どんなものでしょうか? 見本となるべきリスト (表)があればそれを元に、開発設計者に対する説明と不具合点の指摘がしやすくなると考えています。 見本となるべき「機能展開表(≒品質確立リスト)」をお持ちであれば送っていただけないでしょうか? 回答-054 前述しましたように、「理想的な 機能展開」とは、フロント・ローディングタイプの機能展開表です。これは、「MDR構想」の中で準備されてます。MDR(Mini Design Review)構想において、機能展開表は骨格を成すもので最重要視されています。 しかし、Y様の企業で呼ぶ「品確リスト」とは大きく異なります。 御社の「品確リスト」は、Y様自身も言われているように、「結果系の品質特性」に重点を置いた「品質管理リスト」と思います。 次ページに続く
MDRなどの設計審査では、結果系を問う(審査)のではなく、あくまでも、プロセス、つまり、設計の過程を審査します。 シリーズ:著者の回答 050314版 前回も述べましたが、 MDRなどの設計審査では、結果系を問う(審査)のではなく、あくまでも、プロセス、つまり、設計の過程を審査します。 これを、世間では「設計審査(≒DR、Design Review)と呼ぶのです。 結果系の設計資料で、設計審査はできません! 次のページも見てください! 次ページに続く
複雑化は是非、避けてください。 設計者が必ず逃げていきます。 シリーズ:著者の回答 050314版 下表は、MDR用機能展開表です。早速、Y様に提供いたします。日本の企業の方々は、FMEA表でも、機能展開表でもどんどん 複雑化 していきます。 複雑化は是非、避けてください。 設計者が必ず逃げていきます。 以上