International Service ロータリー研修シリーズ 奉仕活動実践の花 国 際 奉 仕 International Service 製作 RJW委員長 PDG 田中 毅
ロータリーの綱領 ロータリーの綱領は、有益な事業の基礎として奉仕の理想を鼓吹し、これを育成し、特に次の各項を鼓吹育成することにある 3.奉仕の理想に結ばれた、事業と専門職種 に携わる人の世界的親交によって国際間 の理解と親善と平和を推進すること。
ロータリーの創立 1905年2月23日 シカゴ市ディアボーン街127 N. ユニティビル 711号室
初期の国際奉仕活動 1914年 第一次世界大戦 アメリカからヨーロッパに出兵したロータリアンの子弟のホスト、ヨーロッパ各地の避難民への物資補給、傷病兵の慰問、終戦で復員してくる軍人に対するボランティア活動 1917年 アーチ・クランフ基金の創設アーチ・クランフの提唱による、国際理解と親善を目的とした基金
アーチ・クランフ基金創立 1917年 アーチ・クランフの提唱によって、国際理解と親善のための基金創立 ロータリー財団の前身となる
ルーズベルト大統領書簡 私は政治上の堅い約束や同盟よりも、RIのような団体が持っている理念の方を信じる。国と国との利害があい反し、意見が食い違った時には、いかなる同盟や条約があっても、友好的な関係を保つことはできない。お互いの国民が理解と共感を持ってさえいれば、両国政府間の同盟など不必要である。RIを組織するような人々の交流は、確実に相互理解を深めるに違いない 。 1917年
国際奉仕理念の導入 1921年 エジンバラ大会で、国際奉仕理念の提唱 1922年 ロスアンゼルス大会で、綱領第6項として正式採択 1921年 エジンバラ大会で、国際奉仕理念の提唱 1922年 ロスアンゼルス大会で、綱領第6項として正式採択 奉仕の理想に結ばれた、事業と専門職種 に携わる人の世界的親交によって国際間 の理解と親善と平和を推進すること。
国際奉仕の二つの流れ 親睦 ロータノアンの友情による国際理解と親睦 人道的援助 飢餓・貧困・疾病・教育等に対する国際的援助 恒久の世界平和
国連憲章の制定 国務省からの要請を受けて、国連憲章の原案作成に、RIから11名の顧問団が参画 1945年 国際連合設立準備会 1945年 国際連合設立準備会 世界各國代表団のうち、7名の委員長と20名の代表がロータリアン 代議員を含めて49名のロータリアンが参画
国際紛争に対する原則 他国の法律や習慣を批判してはならない 他国の法律や習慣に干渉してはならない RIが特定の国の政策を支持したり援助することは好ましくない 有事の際は、ロータリアンは国家に忠誠を誓うべきである
世界社会奉仕概念の発生 1962年 ニッティシ・ラハリーによって提唱 1966年 財政援助に関する制限条項の解除 1968年 具体的活動開始
杞憂論争 ロータリーの友1967年7月号-10月号 WCSは国際問題の解決には役立つが、ロータリー本来の国際奉仕ではない 直木太一郎 PGD
杞憂論争 ロータリーの友1967年7月号-10月号 地域社会の問題を他の地域のクラブが援助することは社会奉仕の原則にかなったものである 運営面で配慮をすれば、WCSやインターアクトがロータリーの発展を阻害することはない 松本兼二郎 PDG
世界社会奉仕 WCS とは 地域社会のニーズに基づくプロジェクト その地域の クラブによる 社会奉仕活動 人的資金的制約 その地域の クラブによる 社会奉仕活動 地域社会のニーズに基づくプロジェクト 外国のクラブ 地区による 世界社会奉仕活動
WCSプロジェクト交換 WCSプロジェクト交換表 年2回送付 WCSプロジェクトの支援要請リスト 地区・クラブの独自の調査
WCS 資金調達 提唱クラブ・地区からの募金 視察旅行・関連経費 カール・ミラー助成金 $3,000 DDFによるWCS助成金 $5,000
WCS 資金調達 マッチング・グラント マッチング・グラントの活用の一例 要請クラブ $ 1,000 提唱クラブ $ 3,000 恒久的な建物建設、労賃は不適用 2002年7月15日~3月31日 2003年度より、新しい形のマッチング・グラント実施予定 マッチング・グラントの活用の一例 要請クラブ $ 1,000 提唱クラブ $ 3,000 地区DDF $ 5,000 マッチング・グラント $ 7,000 合計 $16,000
WCS 実施上の留意点 プロジェクトの事前調査 援助要請クラブの現況調査 送金方法の選択と確認 プロジェクト進行状況確認 プロジェクト完了の確認 財務処理の確認 運営状況の定期的確認
現物拠出情報ネットワーク Donation-in-Kind Information Network (DIN) 必要とする物資・技術 登録 有効利用 WCSに関連 提供する物資・技術 登録 DIN一覧表 年4回発行 労務提供、物資収集、輸送、通訳も含まれる
管理、地域社会開発、保健、教育等の 専門技術を提供する海外ボランティア活動 ロータリー・ボランティアーズ 管理、地域社会開発、保健、教育等の 専門技術を提供する海外ボランティア活動 要請リストと登録リストの活用 期間2~4週間 ロータリー・ボランティア補助金 旅費実費 1日50$
ロータリー友情交換 クラブ対クラブ ロータリアンおよび家族による数日間の訪問プログラム クラブ対クラブ ロータリアンおよび家族による数日間の訪問プログラム 地区対地区 四~六組のロータリアン夫妻による一ケ月以内の訪問プログラム
ロータリー親睦活動 RF 趣味職業別親睦活動 RRVF ロータリー親睦活動 RF 国際職業連絡グループ IVCG 専門職業グループ 世界親睦活動 WFA 共通趣味グループ Rotary Recreational & Vocational Fellowship 趣味職業別親睦活動 RRVF Rotary Fellowship ロータリー親睦活動 RF
RFの役割 ロータリアンの世界的友情・親睦を通じた国際理解と世界平和の促進 国際大会における友情の広場の主役 趣味、職業、ボランティア・グループを通じた活動
日本でポピュラーなグループ アマチュア無線 切手蒐集 囲碁同好会 飛行機 歴史と伝統の会 スキー ヨット アマチュア無線 切手蒐集 囲碁同好会 飛行機 歴史と伝統の会 スキー ヨット 日本人ロータリアンの加入は極めて少ない
国際青少年交換 地区・クラブレベルの教育・文化的交流活動 対象 高校生・大学生 長期交換 1年間 短期交換 夏休み等のショートステイ 対象 高校生・大学生 長期交換 1年間 短期交換 夏休み等のショートステイ ホスト・ファミリーによる相互のホームステイが原則
未来に向って 国際奉仕 社会奉仕 ロータリー究極の目標 世界平和 地域社会・国際社会のニーズへの対応 ロータリー究極の目標 世界平和 社会奉仕 国際奉仕 地域社会・国際社会のニーズへの対応 貧困・饑餓・識字率向上・身障者就労・エイズ・失明回避・暴力追放 国際理解・親睦による世界平和
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