コンピュータの基本構成について 1E16M001-1 秋田梨紗 1E16M010-2 梅山桃香 1E16M013-3 大津智紗子

Slides:



Advertisements
Similar presentations
計算機リテラシーM 第 11 回 計算機・ネットワーク技術 伊藤 高廣
Advertisements

情報検索概説II 第8回 パソコン組み立てと記憶装置 1999/11/25.
CPU、記憶装置について 情報機器工学 2015年4月20日 Ⅳ限目.
  第4章 コンピュータのハードウェア  コンピュータは機械である.この機械は高速計算と大容量記憶という2つの特徴をもつ.この章では,コンピュータのハードウェアを解剖することによって,コンピュータがなぜ高速計算・大容量記憶できるかを理解する. コンピュータシステム = ハードウェア + ソフトウェア.
Ibaraki Univ. Dept of Electrical & Electronic Eng.
記 憶 管 理(1) オペレーティングシステム 第9回.
基本情報技術概論(第12回) 埼玉大学 理工学研究科 堀山 貴史
1.コンピュータと情報処理 p.20 第1章第1節 3.ソフトウェア ソフトウェア 基本ソフトウェア
序章 第2節 教育機器とコンピュータ 1 パーソナルコンピュータ
~補助記憶装置~  主記憶装置に記憶されるデータは,パソコンの電源を切ると記憶内容が消えてしまう。また,容量にも限界があるので,補助記憶装置にデータを記憶させる。補助記憶装置はパソコンの電源を切っても記憶内容は消えない。補助記憶装置の内容は主記憶装置上で利用することができる。 電源OFF 電源OFF.
計算機システムⅡ 主記憶装置とALU,レジスタの制御
情報塾( ) CPUとメモリがどんなふうに動くのだろう。 レジスタやI/O プログラムの実行、マシン語。
情 報 技 術 基 礎 処理装置の構成と動作 D17kog706pr101 始.
記 憶 管 理(2) オペレーティングシステム 第10回.
CADの概要2 電子制御設計製図Ⅰ 2009年4月14日 Ⅲ限目.
オリジナルなCPUの開発 指導教授:笠原 宏 05IE063 戸塚 雄太 05IE074 橋本 将平 05IE089 牧野 政道
計算機システム ハードウェア編(第3回) ~ ノイマン型コンピュータ ~.
Ibaraki Univ. Dept of Electrical & Electronic Eng.
第7章 データベース管理システム 7.1 データベース管理システムの概要 7.2 データベースの格納方式 7.3 問合せ処理.
プログラムはなぜ動くのか.
第5回 CPUの役割と仕組み3 割り込み、パイプライン、並列処理
Ibaraki Univ. Dept of Electrical & Electronic Eng.
人間とコンピュータの違い コンピュータ 人間
パソコンの歴史 ~1970年 1970年代 1980年代 1990年~ ▲1946 ENIAC(世界最初の計算機、1,900加算/秒, 18,000素子) ▲1947 UNIVACⅠ(最初の商用計算機) ▲1964 IBM System/360(5.1MHz, 1MB, 2億円) ▲1974 インテル8080(8.
専門演習Ⅰ 国際経済学部 国際産業情報学科 2年 石川 愛
計算機入門I ハードウェア(1) 計算機のハードウェア構成 ~計算機のハードウェアとは何か~
コンピュータの原理 1E17M053-9 奈良 皐佑 1E17M070-7 師尾 直希        1E17M078-6 渡邊 惇.
明星大学 情報学科 2010年度後期     コンピュータ設計論  
メモリとHDD.
序章 第2節 教育機器とコンピュータ 1 パーソナルコンピュータ
第6回 メモリの種類と特徴 主記憶装置、ROM、RAM
勉強会その1    2016/4/ 分35秒 コンピュータアーキテクチャとは? コンピュータの構成 命令の実行.
コンピュータを知る 1E16M009-1 梅津たくみ 1E16M017-8 小沢あきら 1E16M035-0 柴田かいと
序章 第2節 教育機器とコンピュータ 1 パーソナルコンピュータ
1.コンピュータと情報処理 p.18 第1章第1節 2.コンピュータの動作のしくみ CPUと論理回路
OSの仕組みとその機能 1E16M001-1 秋田 梨紗 1E16M010-2 梅山 桃香 1E16M013-3 大津 智紗子
情報リテラシー2014 part 5/5 (亀田担当分最終回)
プログラミング言語入門.
コンピュータの歴史 ~1945年からの実用過程~ メンバー:秋田梨紗 (1E16M001-1) 梅山桃香 (1E16M010-2)
Ibaraki Univ. Dept of Electrical & Electronic Eng.
オペレーティングシステムJ/K (仮想記憶管理)
第7回 授業計画の修正 中間テストの解説・復習 前回の補足(クロックアルゴリズム・PFF) 仮想記憶方式のまとめ 特別課題について
コンピュータの仕組み 1E16M048 圓谷 英一 1E16M050 徳弘 徹也 1E16M051 戸張 将義 1E16M052 飛田 優輝
1.情報機器について知ろう(p.8-9) 第1章 第1節
ディジタル回路の設計と CADによるシステム設計
情報とコンピュータ 静岡大学工学部 安藤和敏
先週の復習: CPU が働く仕組み コンピュータの構造 pp 制御装置+演算装置+レジスタ 制御装置がなければ電卓と同様
本時の目標 コンピュータが情報を処理するしくみを知る。
コンピュータの仕組み 〜ハードウェア〜 1E15M009-3 伊藤佳樹 1E15M035-2 柴田将馬 1E15M061-1 花岡沙紀
2010年度 情報科学序論 ~ 内部構造と動作の仕組み(2) ~.
第5回 メモリ管理(2) オーバレイ方式 論理アドレスとプログラムの再配置 静的再配置と動的再配置 仮想記憶とメモリ階層 セグメンテーション
明星大学 情報学科 2012年度前期     情報技術Ⅰ   第1回
コンピュータアーキテクチャ 第 9 回.
第4回 メモリ管理 主記憶(メインメモリ)の管理 固定区画方式と可変区画方式 空き領域の管理 スワッピング.
計算機アーキテクチャ1 (計算機構成論(再)) 第一回 計算機の歴史、基本構成、動作原理
2013年度 プログラミングⅠ ~ 内部構造と動作の仕組み(2) ~.
基本情報技術概論(第13回) 埼玉大学 理工学研究科 堀山 貴史
コンピュータアーキテクチャ 第 5 回.
計算機アーキテクチャ1 (計算機構成論(再)) 第二回 命令の種類と形式
アルゴリズムとデータ構造1 2009年6月15日
コンピュータアーキテクチャ 第 4 回.
第4回 CPUの役割と仕組み2 命令の解析と実行、クロック、レジスタ
コンピュータアーキテクチャ 第 9 回.
コンピュータアーキテクチャ 第 5 回.
「コンピュータと情報システム」 02章 ハードウェア
アルゴリズムとデータ構造 2010年6月17日
2008年度 情報科学序論 ~ 内部構造と動作の仕組み(2) ~.
コンピュータの機能 第2章.
明星大学 情報学科 2014年度前期     情報技術Ⅰ   第1回
Ibaraki Univ. Dept of Electrical & Electronic Eng.
Presentation transcript:

コンピュータの基本構成について 1E16M001-1 秋田梨紗 1E16M010-2 梅山桃香 1E16M013-3 大津智紗子

ハードウェアの基本構成の図 中央処理装置(CPU) 主記憶装置 入力装置 出力装置 外部記憶装置 演算装置 制御装置 (ALU) データの流れ 制御の流れ

CPUについて CPUとは、Central Processing Unitの略で 数十億の トランジスタ・半導体素子が集積している。 コンピューター内の各機器とつながっていて制御 し、またメモリー上のデータを読み書きしていま す。 CPUそのものは小さいが、コンピューターの中枢 を担うデバイスで、CPUの性能は、パソコンの性 能や値段に大きく関わってきます。

CPUの機能 CPUの機能 マウス、キーボード、ハードディスク、メモリー、周 辺機器などからデータを受け取り、コンピューターで は「制御・演算」を担当します。 制御部: 次に処理すべきデータが メモリー上のどのアドレス・ 番地にあるかプログラムカウンターに記憶する。そし てそれを順番に演算部に伝えていく。 演算部: 制御部から伝達されたメモリー上のアドレスを手がか りに 実際のデータを処理します。

主記憶装置とは 主記憶装置はメインメモリと呼ばれる。 現在は半導体メモリ。 主記憶装置は大きく分けてRAM(ラム)とROM(ロ ム)の2種類がある。このふたつはもっている性質 が違う。メインメモリはRAM。 単に「メモリ」というときはRAMを指す。 役割:起動するプログラムを一時的に保存

メモリ管理(主記憶装置の効率的利用) 多重プログラミング(マルチタスク) スワッピング CPU の利用効率を高めるために大型計算機では、主記憶装 置に2つ以上のプログラムを同時に記憶しておいて、一方の プログラムがデータの入力待ちをしている間にもう一方のプ ログラムを実行する。 スワッピング 多重プログラミング実行中は、主記憶装置内にすべてのプロ グラムとデータを常駐させておくことができない ➡主記憶装置と2次記憶装置の間でプログラムやデータを入 れ替える操作(スワッピング)を頻繁に行う必要がある。 ➡効率的にスワッピングを行うために主記憶装置内へプログ ラムやデータをどのように配置するかが重要である。

① ロケーションレジスタ(location register)方式 コンピュータのアーキテクチャのビット数を増やさずにア ドレス空間を広げる(例えば、16ビットマシンで232バイ ト=4GBの主記憶装置を使えるようにする)ためにも、主 記憶装置のアドレスをどう表現するかが重要である。 ① ロケーションレジスタ(location register)方式  ロケーションレジスタと呼ぶ特別のレジスタにプログラム の先頭アドレスを入れておき、機械語の各命令の格納されて いるアドレスにその先頭アドレスを加えて実効番地を計算す る。 ②ベースレジスタ(base register)方式  1つの機械語命令の長さが小さくて、そのアドレス部だけ で主記憶装置のすべてのアドレスを表現できないとき、ベー スレジスタと呼ばれるレジスタの値を加えたものを実効アド レスとする方式である。

③ セグメント(segment)方式 CPUが直接アクセスできるメモリ空間を1つのセグメントと して、セグメントを複数個用意しておき、アクセスするセグ メントを切り替える。 ③の方式では扱えるメモリ空間はセグメントレジスタの大きさ培に増える ①②の方式では扱えるメモリ空間がロケーション/ベースレジスタの大きさ分しか増えない Mビット セグメント Nビット アドレス セグメント セグメントレジスタ セグメント 拡張されたアドレス N+M ビット

④ 仮想記憶(virtual memory)方式  物理的な記憶装置とは別にプログラムごとに仮 想的なメモリ空間を考え、その上でプログラムを 組み、実行時に仮想的なアドレスを物理的記憶装 置上の物理アドレスに変換するためにアドレス変 換表を持つ。仮想記憶方式にはセグメント方式と ページ方式があり、ページ方式では主記憶装置も 2次記憶装置もページと呼ばれる固定長のサイズ の領域に分割し、ページ単位でスワッピングを行 う。

補助記憶装置 ハードディスク フロッピーディスク 光磁気ディスク USBメモリ SDメモリ DVD CD