Web2.0解説 林晋.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
Wiki と Web サービス API. Wiki と Web サービス API ( 1 )  Web サービス API の流行 Blog が投稿用の Web サービス API を提供 Amazon 、 Google 、 Yahoo などが各種情報 取得のための Web サービス API を提供.
Advertisements

農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター 天敵・害虫関連情報の共有環境 「天敵 Wiki 」の構築 菅原幸治 * ・木浦卓治 * ・田中 寛 ** ・関塚知己 *** * 農研機構・中央農業総合研究センター ** 大阪府立食とみどりの総合技術センター *** 神奈川県西湘地域県政総合センター.
IBMユーザ研究会九州研T3 3.Web2.0を実際に使ってみた. Web2.0を実際に使ってみました 研究会をプロジェクトに見立 てて “ Google SpreadSheet ” で会議を開く “ SNS ” でコミュニケーションを補助する “ Wiki ” で成果物を共有する.
キー・コンピテンシーと生きる 力 キー・コンピテンシー – 社会・文化的,技術的道具を相互作用的に活用する力 – 自律的に行動する力 – 社会的に異質な集団で交流する力 生きる力 – 基礎・基本を確実に身に付け,いかに社会が変化しようと, 自ら課題を見つけ,自ら学び,自ら考え, 主体的に判断 し,行動し,よりよく問題を解決する資質や能力.
第1章 ネットワークとコミュニケーション 第2節 ネットワークのしくみ 2 ネットワークを支える技術 (教科書 p36 ~ p37) 今日の用語  モデム (modulator/demodulator:modem)  IP アドレス (internet protocol address)  ドメインネーム.
2.Web2.0 とは. 2-1. Web とは Web とは・・・インターネットなどのネットワークに接続されているコンピュータを利用して、 誰もが情報を閲覧することができるように公開する システム 1989 年に欧州核物理学研究所 (CERN) の Berners-Lee が学術論文や資料の管理を.
先端技術に見る アクセス向上テクノロジー ベスト5. (1)404 ページが見つかりませんの 技術 04/4042.htmlhttp:// 04/4042.html.
テクノロジードリブンな Web サイト構築 と そのパブリシティ向上のポイント Tatsuhiko Miyagawa Livedoor, Co.,Ltd. / Shibuya Perl Mongers
第1章第1章 本学の資料を検索し、 入手する. 本学ライブラリー OPAC 概要 アクセス方法 検索方法 請求記号 NDC (日本十進分類法) マイライブラリー.
わんくま同盟 東京勉強会 #21 SharePoint のすすめ ~コミュニティサイトを作ろう ~ By おりば~ず 2008/06/21.
C G M 集合知 メディアコミュニケーション論Ⅲ 第9回.
Participation の思想 Web2.0における Particiaption
W e b 2.0 メディアコミュニケーション論Ⅲ 第4回.
WWW のおはなし 神戸大学理学部地球惑星科学科 4 回生 佐伯 拓郎 (地球および惑星大気科学研究室) 藤田 哲也 (宇宙物理学研究室)
ハノイの塔 1年9組 馬部 由美絵.
検索エンジン最適化.
ひでき 平成17年4月12日 「日本教」モデルを ネットワーク分析する ひでき 平成17年4月12日.
第3回参考文献発表 PHP言語 岩永逸平.
EDUPUBワークショップ報告会 /30 IDPF, IMS GC, Pearson, W3C
WordPressの基礎.
Word2007でWeb作成方法紹介ページ ~Word初心者でもわかりやすく~
フォークソノミー(folksonomy)
Webアクセシビリティ ~新しいアクセシビリティの基準~
今年リリースされるスマホ完全対応CMS Drupal 8 の新機能
サービスサイエンスの動向 佐藤 浩 日立打ち合わせ資料
卒業論文のタイトルをここに (発表時間は5分です。 PPTスライドは10枚程度にまとめる事)
2017/3/14 「スポーツビジネス」ガイダンス スポーツビジネスとは 年間講義計画 受講に際して 評価方法 ©ATSUTO NISHIO.
ラーニング・ウェブ・プロジェクト(Learning Web Project) -自立・共愉的な学習ネットワークの形成に向けて-
研究基盤総合センター 応用加速器部門 木村博美
母集団平均値の区間推定 大標本の区間推定 小標本の区間推定.
“いじめ現象”の形式構造を探る ~人工学級のMulti-Agent Simulation~
論文名 海外で活動する日本人日本語教師に望まれる資質 -グラウンデッド・セォリーによる分析から- 著者 平畑 奈美 書誌情報
PageRankの仕組 林晋.
教育研究におけるWebの活用と事例 主宰する3つのドアー
Flashを使用した ミュージックビデオの作成
1DS04169K 太田睦美 1DS04185K 高田将平 1DS04206E 森根光春
“W e b 2.0”,次どこへ?  - バズワード メディアコミュニケーション論Ⅲ 第3回.
情報技術演習Ⅰ 人文学研究のための情報技術入門 2017/07/06
DNS に関する質問 授業の後に寄せられた質問に答えます
SAML 2.0解説 その2 sstc-saml-tech-overview-2.0-draft-09を元に
ネットショップデザイン入門Ⅰ・ⅡSEO 2013/12/18 Webデザイン入門 SEOの基本.
売れるためのWEBサイト構築.
- 新しいコンテンツ 作成の在り方 -.
このところの技術動向からみる開発あれこれの考察
情報技術演習Ⅰ 人文学研究のための情報技術入門 2017/06/08
★★★の ビジネスモデルと評価 チーム名: 氏名:.
1DS04169K 太田睦美 1DS04172Y 柏木勇太 1DS04194T 中島良平
レクチャー (2) 図書と雑誌の違い と 書誌事項・参考文献リストの 見方と書き方
このところの技術動向からみる開発あれこれの考察
質問-053 ( Hg社神奈川 品質保証評価部:Y.K 様 ) ゲストブック訪問者 様
『組織の限界』 第1章 個人的合理性と社会的合理性 前半
Peer-to-Peerシステムにおける動的な木構造の生成による検索の高速化
基礎技術ー3 : Webページの標準規格について
スケジュール ☆Schedule 授業: (52号館 303教室) 4/11, 4/18, 4/25, 5/9, 5/16, 5/23, 5/30, 6/6, 6/13, 6/20, 6/27, 7/4, 7/11, 7/18. 演習: 7/25, 8/1. ☆ Class: (Classroom.
スケジュール ☆Schedule 授業: 4/12, 4/19, 4/26, 5/10, 5/17, 5/24, 5/31, 6/7, 6/14, 6/21, 6/28, 7/5, 7/12, 7/19. (56号館 103教室)演習: 7/26, 8/2.
情報基礎演習I(プログラミング) 6月8日 水曜5限 江草由佳
スケジュール ☆Schedule 授業: (52号館 303教室) 4/10, 4/17, 4/24, 5/1, 5/15, 5/22, 5/29, 6/5, 6/12, 6/19, 6/26, 7/3, 7/10, 7/17. 演習: (授業は行わない) 7/24, 7/31. ☆ Class:
売れるためのWEBサイト構築.
人文、社会、自然、医療、理工等、総合分野を網羅した学術機関向けの 全文データベース (2014年4月1日より開始)
ソフトウェア工学 知能情報学部 新田直也.
ソフトウェア工学 理工学部 情報システム工学科 新田直也.
自由席にしています。 資料のある席へお座りください.
自由席にしています。 資料のある席へお座りください.
情報技術演習Ⅰ 人文学研究のための情報技術入門 2017/04/13
ソフトウェア工学 知能情報学部 新田直也.
The Personal Publication Reader: Illustrating Web Data Extraction, Personalization and Reasoning for the Semantic Web Robert Baumgartner*, Nicola Henze+,
スケジュール ☆Schedule 授業: 5/6, 5/13, 5/20, 5/27, 6/3, 6/10, 6/17, 6/24, 7/1, 7/8, 7/15. (56号館 103教室) 演習: 7/22, 7/29.
スケジュール ☆Schedule 授業: 4/6, 4/13, 4/20, 4/27, 5/11, 5/18, 5/25, 6/1, 6/8, 6/15, 6/22, 6/29, 7/6, 7/13.(56号館 103教室) 演習: 7/20, 7/27.
Webページタイプによるクラスタ リングを用いた検索支援システム
POST-CAPITALIST SOCIETY
Presentation transcript:

Web2.0解説 林晋

組織から自律的個の集団へ Web2.0 は、2004年に ティム・オライリーが提唱したWeb論、Web思想。 それは,「組織による情報の作成・管理 →個による情報の作成と自然発生的管理(神の手を信じる)」への移行でもある. 2/25/2019

Web 1.0 からWeb 2.0へ http://oreilly.com/web2/archive/what-is-web-20.htmlの移行表で説明 大組織(企業 etc.)からコンシューマ,ユーザへの一方的な情報・価値 DoubleClick → グーグル AdSense Ofoto → Flickr Akamai → BitTorrent mp3.com → Napster Britannica Online → Wikipedia personal websites → blogging evite → upcoming.org and EVDB 2/25/2019

publishing → participation Web 1.0 からWeb 2.0へ(2) domain name → search engine speculation  optimization page views → cost per click screen scraping → web services publishing → participation content management systems → wikis directories  → tagging     (taxonomy)    ("folksonomy") stickiness → syndication 2/25/2019

publishing → participation Britanicca から Wikipedia への変化は,      publishing → participation   とも関係する. authority による出版(publishing)ではなく,ユーザーの活動 (参加)による出版. 本を書く,著者になると,多くの場合,社会は著者に「権威」を付与する.「先生」と呼ばれることさえある つまり,「著作」「出版・公刊」(publishing)は,公であり,「一般大衆」より,一段高いもの,とみなされている. 2/25/2019

publishing → participation Authority → ユーザー 公 (ここでは国家等、共同体ではない)  → 個人 Taxonomy, 権威・中央による分類、整理 ・秩序   → 一般大衆による folksonomy  重 → 軽, 重い(ゆっくり)→ 速: wiki wiki! Stickiness 静・固定 → syndication 動(連携)・移動 2/25/2019