DSpaceのeperon移行について 平成27年7月13日 国立情報学研究所
DSpaceのe-personデータ移行 機関リポジトリシステムDSPaceは、e-personという ユーザ情報をもち、このe-perosonのメールアカウン トに対して指定したアイテムの統計データを送ること ができます。 JAIRO Cloudでは、DSpaceからJAIRO Cloudへのシス テム移行に際し、このe-personのユーザーデータと 統計データの送信先情報をそのまま移行することが できます。
WEKOのフィードバックメール送信の条件 次の3つの条件を満たす必要があります。 フィードバックメールの送信先に登録されているメール アドレスがWEKOの著者名典拠にも登録されている 各アイテムの「フィードバックメール送信先」欄にフィード バックメール送信先メールアドレスが登録されている WEKOの管理画面でフィードバックメールが有効になっ ている
データコンバータによるe-person情報抽出 国立情報学研究所がDSpaceからJAIRO Cloudへの データ移行用に提供している「データコンバー ター」を使うと、DSpaceのe-person情報を抽出する ことができます。 「データコンバータ」が抽出したメタデータの” FEEDBACK_MAIL”列に、月次データ登録先のメー ルアドレスが記載されます。このデータはアイテム 編集画面の「フィードバックメール編集」欄に登録 されます。
e-personデータ移行の手順概要 データコンバータが抽出したe-person情報を WEKOのWEKO著者名典拠インポート機能にて取 り込む(編集不要) アイテムの全件登録(全件移行)を行う。 FEEDBACK_MAIL列に登録されているメールアド レスが「フィードバックメール送信先」として登録 される WEKO管理画面でフィードバックメールを有効に する。必要に応じ、WEKO管理画面でフィードバッ クを送信しないユーザーを登録する
1.データコンバータがeperson.tsv (タブ区切りテキスト)として抽出 firstname lastname email ダミー 担当 dummy@mail.com まえだ あきら maeda@nii.ac.jp ・
eperson.tsvの取り込み WEKO編集画面で「インポート」→「WEKO著者名典拠」
2.アイテムの全件登録 FEEDBACK_MAIL欄に統計データの送信先を指定して一括登録する DSpaceでe-person情報を登録している場合、FEEDBACK_MAIL欄に出力される
アイテム編集画面の「フィードバック送信先」に値が入る 送信先にセットされる
3.フィードバックメールの有効化 WEKO編集画面で「管理」→「運用設定」 「フィードバックメールを有効にする」にチェックする 月次処理のためクーロン設定を行う 必要に応じ送信除外対象者を追加する
注意! フィードバックメールは、登録者に対しメールを送 るものです。 間違って、登録・実行を行うと、迷惑メールになり かねませんので、十分にご注意ください。