ワーク1 気づき・仮説をことばにする 気づき・仮説 現状把握の方法や内容 相談や「つぶやき」の蓄積から 気付いたことを整理してみましょう。 ワーク1 気づき・仮説をことばにする 気づき・仮説 現状把握の方法や内容 どんな情報 だれから(どこから) どうやって 相談や「つぶやき」の蓄積から 気付いたことを整理してみましょう。 (感覚的・主観的な表現で構いません。)
ワーク1 気づき・仮説をことばにする 気づき・仮説 現状把握の方法や内容 どんな情報 だれから(どこから) どうやって ワーク1 気づき・仮説をことばにする 気づき・仮説 現状把握の方法や内容 どんな情報 だれから(どこから) どうやって 〇 インフォーマルサポートが位置付けられているケアプランは多くないのではないか 〇 市内に住む介護支援専門員は少なく、多くは遠方から通勤してきているため、地域状況に疎いのではないか 〇 民生委員との連携が不十分な状況では、インフォーマルサポートを含めたケアマネジメントに十分に取り組むのは難しいのではないか 〇 民生委員と介護支援専門員の連携が進めば、互助活動や地域との交流も促進され、地域包括ケアをより推進できるのではないか 〇 今はうまく連携できていなくても、より良い連携関係になりたいと前向きに考えている民生委員や介護支援専門員も少なくないのではないか 〇 民生委員と介護支援専門員の連携問題は全市的な問題かもしれない
ワーク2 現状把握の方法や内容を考える 気づき・仮説 現状把握の方法や内容 どんな情報 だれから(どこから) どうやって ワーク2 現状把握の方法や内容を考える 気づき・仮説 現状把握の方法や内容 どんな情報 だれから(どこから) どうやって 〇 インフォーマルサポートが位置付けられているケアプランは多くないのではないか 〇 市内に住む介護支援専門員は少なく、多くは遠方から通勤してきているため、地域状況に疎いのではないか 〇 民生委員との連携が不十分な状況では、インフォーマルサポートを含めたケアマネジメントに十分に取り組むのは難しいのではないか 〇 民生委員と介護支援専門員の連携が進めば、互助活動や地域との交流も促進され、地域包括ケアをより推進できるのではないか 〇 いまはうまく連携できていなくても、より良い連携関係になりたいと前向きに考えている民生委員や介護支援専門員も少なくないのではないか 〇 民生委員と介護支援専門員の連携問題は全市的な問題かもしれない 気づき・仮説を、具体的な現状把握にどうつなげるか考えてみましょう。
ワーク2 現状把握の方法や内容を考える 気づき・仮説 現状把握の方法や内容 どんな情報 だれから(どこから) どうやって ワーク2 現状把握の方法や内容を考える 気づき・仮説 現状把握の方法や内容 どんな情報 だれから(どこから) どうやって 〇 インフォーマルサポートが位置付けられているケアプランは多くないのではないか 〇 市内に住む介護支援専門員は少なく、多くは遠方から通勤してきているため、地域状況に疎いのではないか 〇 民生委員との連携が不十分な状況では、インフォーマルサポートを含めたケアマネジメントに十分に取り組むのは難しいのではないか 〇 民生委員と介護支援専門員の連携が進めば、互助活動や地域との交流も促進され、地域包括ケアをより推進できるのではないか 〇 いまはうまく連携できていなくても、より良い連携関係になりたいと前向きに考えている民生委員や介護支援専門員も少なくないのではないか 〇 民生委員と介護支援専門員の連携問題は全市的な問題かもしれない ・ケアマネジメントをすすめていくうえでの課題やニーズのうち、インフォーマルサポート(特に民生委員)との連携に特化したもの ・圏域内で主に活動をおこなっている居宅介護支援センターの介護支援専門員 ・地域包括支援センターがアンケート調査を行う。(介護支援専門員連絡会の会長には、事前に相談し協力を依頼する。) ・民生委員が実感している、介護支援専門員との連携をするうえでの課題やニーズ ・圏域内の地区を担当している民生委員 ・民生委員児童委員協議会の会議の場で聴き取り調査を行う。(アンケートは民生委員にとって負担感があるため、聴き取りのみとする。協議会の会長には、事前に相談し協力を依頼する。) ・行政が感じている認識、統計等のデータ(全市的な傾向や、その中でのA包括センターの担当圏域の状況) ・市役所の地域包括支援センター担当部署 ・日常的なやり取りの中で、行政としての問題意識を聞くとともに、他センターから市へ提出される相談等の統計情報の提供を依頼する。
ワーク3 環境的要因の抽出 問題を発生させている要因 抽出された「環境的要因」 左記の要因の中から、 「環境的要因」を抽出してみましょう。 ワーク3 環境的要因の抽出 問題を発生させている要因 抽出された「環境的要因」 a) 介護支援専門員がインフォーマルサポートを含めたケアマネジメントの手法を学ぶ機会がない(少ない) a) 介護支援専門員の経験や知識に格差がある b) インフォーマルサポートや民生委員は画一的でないため、介護支援専門員にとって個々の民生委員の認識や考え方がわからない b)d)民生委員に対して介護支援専門員が苦手意識をもっている c)d) 介護支援専門員に土地勘がなく地域に人脈がない c)介護支援専門員は民生委員のエリア、氏名、連絡先を知らない c)介護支援専門員の活動は広範囲であることから、エリアを持つ特定の民生委員との関係だけでは対応できない e)h)双方とも個人情報の扱いに不安 f) 介護支援専門員が民生委員に対してフォーマルサービス同様に定期的な見守り等の依頼をしてしまい、民生委員が困惑している f)g)h)民生委員が、過去の事例から、介護支援専門員との連携に対して不安をもっている(民生委員は本来業務以外にも多くの仕事を抱えており、これ以上地域の役割を期待されることを恐れている) b)f)上記のような不安について、民生委員と介護支援専門員がうまく理解を共有できていない e)h)介護支援専門員と民生委員それぞれの役割について、お互いに理解不足の面がある i) 民生委員の経験や知識に格差がある 左記の要因の中から、 「環境的要因」を抽出してみましょう。 5
ワーク3 環境的要因の抽出 問題を発生させている要因 抽出された「環境的要因」 ワーク3 環境的要因の抽出 問題を発生させている要因 抽出された「環境的要因」 a) 介護支援専門員がインフォーマルサポートを含めたケアマネジメントの手法を学ぶ機会がない(少ない) a) 介護支援専門員の経験や知識に格差がある b) インフォーマルサポートや民生委員は画一的でないため、介護支援専門員にとって個々の民生委員の認識や考え方がわからない b)d)民生委員に対して介護支援専門員が苦手意識をもっている c)d) 介護支援専門員に土地勘がなく地域に人脈がない c)介護支援専門員は民生委員のエリア、氏名、連絡先を知らない c)介護支援専門員の活動は広範囲であることから、エリアを持つ特定の民生委員との関係だけでは対応できない e)h)双方とも個人情報の扱いに不安 f) 介護支援専門員が民生委員に対してフォーマルサービス同様に定期的な見守り等の依頼をしてしまい、民生委員が困惑している f)g)h)民生委員が、過去の事例から、介護支援専門員との連携に対して不安をもっている(民生委員は本来業務以外にも多くの仕事を抱えており、これ以上地域の役割を期待されることを恐れている) b)f)上記のような不安について、民生委員と介護支援専門員がうまく理解を共有できていない e)h)介護支援専門員と民生委員それぞれの役割について、お互いに理解不足の面がある i) 民生委員の経験や知識に格差がある (1)介護支援専門員の学習機会の不足 介護支援専門員の、民生委員や互助の特性についての理解不足、介護支援専門員のインフォーマルサポートマネジメントの学習機会不足 (2)個人情報保護の壁 介護支援専門員は民生委員名簿を見られない、双方とも不安があり利用者情報を渡すことに抵抗がある (3)活動エリアの相違の壁 エリアを持つ民生委員に対して、介護支援専門員の活動範囲は広い (4)負の体験の壁 過去の事例から介護支援専門員との連携に不安が生じている。連携成功体験の不足と共有不足 (5)連携に関する、周囲の問題意識の欠如 行政、包括センターが当事者任せにし、今までこれらの問題に取り組んでこなかった
ワーク4 目的・目標の設定 ● 本事例について、下記のような目的を設定したとき、どのような目標が設定できるでしょうか。また、その目標について、どのように合意形成を進めることが考えられますか? 目 的 (案) 介護支援専門員と民生委員が個別事例場面で連携できる関係を構築することで、インフォーマルサポートを含めた包括的・継続的ケアマネジメントを推進する。(利用者から見て一体的・統合的なケアの提供を実現する) 目 標 (案) 合意形成の方法
ワーク4 目的・目標の設定 ● 本事例について、下記のような目的を設定したとき、どのような目標が設定できるでしょうか。また、その目標について、どのように合意形成を進めることが考えられますか? 目 的 (案) 介護支援専門員と民生委員が個別事例場面で連携できる関係を構築することで、インフォーマルサポートを含めた包括的・継続的ケアマネジメントを推進する。(利用者から見て一体的・統合的なケアの提供を実現する) 目 標 (案) 《第1目標》 ・連携促進に取り組む共通理解: “あるべき論”的な理解ではなく、連携の必要性を実感できるように、具体的な事例をとおして介護支援専門員と民生委員の相互理解、連携促進を図る。行政等の関係者とも共通認識をつくる(今後の取組みへの動機づけ) 《第2目標》 ・連携の平準化:経験が少ない者同士でも連携が進められるよう、できる限りの連携ルールの平準化を目指す ・連携のための知識・技術習得:連携の知識や技術、価値を学ぶ機会を作る 《第3目標》 ・取組みの広域化:取組みへの参加の有無にかかわらず、地域全体の連携を促進する ・全市的取組みへ:最終的には包括センター担当圏域を越えた全市的取組みへ昇華させる 合意形成の方法 〇A包括センターで作成したスモールステップ計画を当事者である介護支援専門員連絡会・民生委員児童委員協議会の会長や行政職員へ説明し、進行負担も包括がになうことで合意を得る 〇次の取組みにつながるような企画内容で合意する
ワーク5 取組みの企画立案 ●取組みの5W2Hについて案を出し合ってみてください。また、そうすべき理由を整理するとともに、取組みの評価方法についても検討してください。 内容・説明 理由 なぜ 取組みのテーマの趣旨 互いの役割を知るため 何を 取組み手法(テーマ) 意見交換会 誰が メンバー(参加者の範囲) いつ 時期・期間 どこで 範囲・場所 どのように 具体的な内容 いくらで 必要な予算・備品等 評価 いつ・どのように
ワーク5 取組みの企画立案 ●取組みの5W2Hについて案を出し合ってみてください。また、そうすべき理由を整理するとともに、取組みの評価方法についても検討してください。 内容・説明 理由 なぜ 取組みのテーマの趣旨 互いの役割を知るため 何を 取組み手法(テーマ) 意見交換会 誰が メンバー(参加者の範囲) 民生委員、介護支援専門員、他の包括センター職員、行政職員 全市的取組への展開を見据えて、行政や他の包括センターにも声をかける いつ 時期・期間 民生委員の定例会の後 民生委員が集まりやすい状況を活用 どこで 範囲・場所 コミュニティセンター 定例会が実施されている場所 どのように 具体的な内容 ワールドカフェ方式 親密・対等な雰囲気で話をするため いくらで 必要な予算・備品等 模造紙・マジック・付箋・名札・茶菓子等 出てきた意見を可視化して整理・共有するため 評価 いつ・どのように 実施後のアンケート 取組の効果を確認する