Step.7 ダイナミック(動的)ルーティング RIPを使う 受信する PC 3 RIPデーモン RIPを使う 192.168.0.2 RIPパケット RIPパケット 受信する ホスト RIPを使う PC 1 10.0.0.2 PC 2 Windowsは前回同様に デフォルトゲートウェイ設定を使う 10.0.0.1 192.168.0.1 ホスト ルータ ややこしい設定は不要! PC 4 192.168.0.3 ホスト ネットワーク1 ネットワーク2 ネットワーク: 192.168.0.0/24 ネットマスク: 255.255.255.0 ネットワーク: 10.0.0.0/16 ネットマスク: 255.255.0.0
比較: スタティック(静的)ルーティング PC 3 PC 1 PC 2 PC 4 ネットワーク1 ネットワーク2 全てのPCに個別の設定 を入れておく必要あり 宛先の分からないネットワーク宛 のパケットはPC2へ送れ! 192.168.0.0/24宛 のパケットはPC2へ送れ! PC 3 10.0.0.0/16宛も、192.168.0.0/24宛も どちらも知っている 192.168.0.2 ホスト PC 1 10.0.0.2 PC 2 宛先の分からないネットワーク宛 のパケットはPC2へ送れ! 10.0.0.1 192.168.0.1 ホスト ルータ PC 4 192.168.0.3 ホスト ネットワーク1 ネットワーク2 ネットワーク: 10.0.0.0/16 ネットマスク: 255.255.0.0 ネットワーク: 192.168.0.0/24 ネットマスク: 255.255.255.0
物理的なネットワーク構成 PC 1 PC 2 PC 3 PC 4 ネットワーク1 ネットワーク2 Step6と同じ構成を使う ルータ 10.0.0.2 10.0.0.1 192.168.0.2 192.168.0.3 192.168.0.1 Linux Linux Linux Windows (ノートPC) eth0 eth0 eth1 eth0 ローカルエリア接続 UTPケーブル ネットワーク1 ネットワーク2 ハブ1 ハブ2 ネットワーク: 10.0.0.0/16 ネットマスク: 255.255.0.0 ネットワーク: 192.168.0.0/24 ネットマスク: 255.255.255.0
ルーティングテーブルの例 route –n コマンド $ route -n カーネルIP経路テーブル 受信先サイト ゲートウェイ ネットマスク フラグ Metric Ref 使用数 インタフェース 192.168.0.0 0.0.0.0 255.255.255.0 U 0 0 0 eth0 10.0.0.0 192.168.0.1 255.255.0.0 UG 0 0 0 eth0 0.0.0.0 192.168.0.9 0.0.0.0 UG 0 0 0 eth0 127.0.0.0 0.0.0.0 255.0.0.0 U 0 0 0 lo Uのみは直接接続されているネットワークを表す(同一セグメント) 10.0.0.0/16 という宛先の送り先は 192.168.0.1 ループバック(自分自身) 宛先が 0.0.0.0/0 はデフォルトゲートウェイを表す